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改めて、本定例会を振り返りました

こんにちは。杉並区議会議員の前山なおこです。

5月31日から始まった令和5年度第2回定例会が6月19日に閉会しました。閉会後すぐにnoteを公開したかったのですが、遅くなってしまいました🙇‍♀️

5月1日から任期が始まり1ヶ月後には一般質問、委員会が続き、会派メンバーも新人5人、2期目の現職が1人と初めての定例会は大変なことが多くまさに全員野球でした。メンバーと協力しあい無事に閉会😮‍💨

区民生活委員会では反対多数で否決された、議案の第37号「杉並区立コミュニティふらっと条例の一部を改正する条例」ですが、本会議の議決では反対しました。

住民や利用者の声を聞かずに進め、決まったことを住民説明会で知らせて参加者から意見が出てももう決まったからと言われてしまう…コミュふら方南でも同様のことがあり区民の声を聞き、一から計画し直していってほしいという立場です。

一方で、この第37号議案の予算が含まれる補正予算には賛成しました。補正予算には、物価高騰対策として子ども食堂への支援で半年間、月1万円の補助や学童クラブにおける重度重複障害児を受け入れるための整備費、妊婦健診の超音波検査の公費負担がこれまでは1回でしたが4回になるなど、それぞれの予算ごとに審議ではなく一括審議のため賛成しました。

議案に反対しながらそれが含まれる補正予算に賛成したことについて、さまざまな方から疑問の声をいただいていますが、そういった理由です。

「区議選で区長と政策協定結んでいて、区長の仲間だから補正予算に反対できない」とかわたしが議案37号に反対し、区民の意見を聞かず行政だけで決めてきたから…という理由に「コミュニティふらっとの件でも区民の声を聞いていないのは区長なのに何をいってるんだ」とお叱りをうけますが、区議会は二元代表制なので議員と区長は仲間でもないし、議員は区長を監視する立場です。

勘違いされてる方が多いのでこれははっきり言いますが、わたしは区長と政策協定を結んでいません。(本会議でも区長自ら政策協定を結んだ議員は立憲5人と答弁しています。)

各委員会でのやりとりを聞き、資料をじっくり見て考えた結果、自分の意思で補正予算に反対しました。それなのに「区長派だからね」のひとことで自分の意思がないかのように言われることがすごく悲しかったです。

区長選で立憲民主党は、岸本区長を応援しましたが、ひとりの区議会議員という立場ではなんでも賛成ではありません。区長の提案に賛成なら支えるし時に間違ったことしようとしていれば指摘する。それが、区議会だと思います。区長を支えることが仕事ではなく、わたしを議会に送ってくださった方々、当選後も支えてくださるみなさま、そして区民のため、区民の代表として議会で発言し、区民一人ひとりの声を届けることが議員の仕事です。これからもこの姿勢は変わらず、区民のために働いてまいります。

定例会が終わったので、街宣や地域活動に力を入れていきます。また、そろそろお祭りの時期でイベントなどにも参加予定です。見かけましたら区への要望や生活のお困りごとなど、お気軽にお声掛けください!