見出し画像

子連れでも安心して利用できる!区内初の複合施設を紹介します

こんにちは。杉並区議会議員の前山なおこです。

きょうは、28日の文教委員会の報告聴取で取り上げた「コミュニティふらっと永福」を紹介します。コミュニティふらっと永福は、図書館と集会室が入る複合施設で、区内初の一体型の施設です。

この施設の特徴は、16~21時の放課後の時間をティーンズタイムと名付け、ラウンジ内の一部の席を中高生の優先席とする「ティーンズシート」や多目的室と楽器練習室を中高生に開放する「ティーンズルーム」を設定。また、中高生向けの書籍を集めたヤングアダルトコーナー(YAコーナー)を設け中高生の新たな居場所となっています。

1階の総合受付カウンターでは、コミュニティふらっと永福の施設予約や当日の使用受付、図書館は2階にありますが1階で資料の貸出・返却・予約本の受取や利用登録を行うことができ、効率化と利用者への利便性を高めています。

そして、子育て中のわたしのおすすめは、図書館のキッズスペースです✨

以前、子どもと区内の別の図書館を利用した際に子どもがおしゃべりをしてしまい注意された経験があり静かな図書館は子連れで利用しづらいなと思っていました。ここは、ガラスで覆われた子どもの本、おはなしのへやがありおしゃべりをしてしまっても外に声が響かず安心して利用できます。はじめて利用したときは、とても感動しました。

この点を昨日の委員会で質疑しましたが、区からは「これまでの図書館は静かに本を読む場所だったが、時代とともに図書館の在り方も変化していく。これからは読むだけではなく図書館で交流をしていく場にもなっていく。静かにするところ、しべっていいところのゾーニングをどうしていくかがとても難しい部分ではあるが、時代背景を考えながら工夫をしている。」旨の答弁がありました。

また、ティーンズタイムについては、議員の新人研修でこちらの施設を見学した際もティーンズシートを利用している生徒たちがいました。小学生までは児童館があるが中高生は放課後の居場所がないという声をよく聞くので、中高生の新たな居場所として機能しているなと感じました。

令和7年3月には、旧杉並第八小学校跡地に、高円寺図書館、(仮称)コミュニティふらっと高円寺南、(仮称)杉並第八小学校跡地公園を指定管理者が一体的な運営管理を行う施設が開設予定です。利用者が利用しやすい、したい施設になるよう施設の在り方について区民のみなさんと一緒に考えていきたいと思います!