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【新NISA】楽天証券→SBI証券への移行プロセスと注意点

現在楽天証券でつみたてNISAを運用しているのですが、新NISAで一般NISA枠とつみたてNISA枠が1つの口座で運用できて色々いいことあるらしい!と聞きつけました。
楽天経済圏は改悪と改善を繰り返していて不安定なのでSBI証券に移行してみるか?!と思ったので、その検討経緯を記録しておこうと思います。

新NISAとは?

まず、基礎知識は大手証券会社などの記事を見て勉強しましょう。

特に分かりにくかった部分を以下にまとめました。

  • 「新NISA」とは2024年1月からはじまる新ルールの俗称

  • 2023年までは「一般NISA」と「つみたてNISA」は併用できなかった

  • 2024年からは1つの口座のなかで成長投資枠(一般NISA)とつみたて投資枠(つみたてNISA)が管理できるようになる

2024年新NISA口座開設のタイミングで楽天証券からSBI証券に移行する方法

SBI証券のコールセンターのお姉さんがとっても分かりやすく説明してくださいました。音声のみであんなにも分かりやすく回答していただけて本当に勉強になります。

全体の移行プロセス(5ステップ)

[!] 前提として、新NISAに係る細かな運用ルールなどがまだアナウンスされていないらしく、手続き方法や書類フォーマットが変わる可能性があります

  1. 楽天証券に金融機関変更の申し出をする

  2. 楽天証券から「廃止通知書」を受領

  3. SBI証券に必要書類を請求(その際に「つみたてNISA」口座を開設するか「一般NISA」口座を開設するか聞かれる※1)

  4. SBI証券から郵送された必要書類に色々記入し、その他書類をそろえてSBI証券に提出

  5. SBI証券に提出後、税務署での審査(通常は1~2週間程度で変更完了※2)

補足1)「廃止通知書」とは、翌年のつみたてNISA/一般NISAを管理する金融機関を変更しますよ、という書類。口座は廃止されたり、売却する必要があったりはしない。そのまま残しておける。

注意点① 早めの対策があだとなる?!

例年であれば、前述のプロセス5で10~12月の間に税務署へ提出すれば翌年のつみたてNISA/一般NISAを別の証券会社に移行できる。
ただし、来年は新NISAが始まることもあり書類請求等に時間がかかる可能性大。そのため、プロセス1~4は早めに済ませたいところ。

が!、新NISAの運用ルールがまだ曖昧な部分もあるため、「今(現在2023年6月初)のうちに書類だけ集めておいて、10月ごろにゆっくり提出すればいいや~」というのは危険!!!
そもそもの手続き方法が変更される可能性も大いにあるため、都度状況を確認したほうがよい。

注意点② 申請時に最新の書類のフォーマットをゲットすべし 

※1のとおり、現在はSBI証券に問合せすると「つみたてNISA」口座を開設するか「一般NISA」口座を開設するか聞かれますが、こちらも新NISAの運用ルールが具体化されたら変更になる可能性もあり。注意点①と同様に書類のフォーマットなども最新の状況をチェックしたい

注意点③ 申請が殺到しリードタイムが長くなる可能性がある

※2は、あくまで通常時の傾向。新NISAへの移行にともない、申請が殺到することが予測されることからより長期間のリードタイムが発生する可能性がある。

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