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今注目の京都のルーフトップバー『K36』

続々と新しいホテルがつくられている京都に、昨年できた「ザ•ホテル青龍 京都清水」。
その最上階にあるルーフトップバー『K36』が、旅行者にも地元の人からも今注目を集めています。八坂の塔を間近に望む京都一望の景色が自慢です!
CMのロケ地にもなっているのでテレビや写真で見たことがある方も多いのではないでしょうか。
私も去年からずっと気になっていて、「京都で今一番行ってみたい場所」だったので9月の帰省で念願の初訪問してきました。

2020年3月オープン!小学校をコンバージョンした「ザ•ホテル青龍 京都清水」

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平成23年まで使用されていた旧清水小学校の校舎を改修しホテルとして生まれ変わったのが「ザ•ホテル青龍 京都清水」です。
清水寺や高台寺など有名なお寺が集まるエリアにあり、宿泊したら祇園観光するのに便利なこと間違いなし!
こんな敷居の高い場所にある学校に、いったいどんな子供たちが通っていたんだろうと考えてしまいます。
ところどころに小学校の面影が残っており、かつて子供たちでにぎわっていた校舎の様子がふと目に浮かんできます。

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ホテル内に入れるのは宿泊者のみですが、4階のルーフトップ階に行く途中にホテルの中を通り抜けるので少しだけ内部を見ることができます。

入り口は素敵な和の雰囲気。

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緑がいっぱいで庭を散歩しているような感覚になる渡り廊下。

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一角には可愛い洋空間が。
和と洋がうまく調和されていて、京都らしいですね。

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通路を通り抜け、エレベーターで4階へ上がります。

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京都らしい眺めが自慢のルーフトップバー『K36』

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ルーフトップバー『K36』は宿泊していなくても利用可能です。
4階にはルーフトップバー『K36』と室内のオーセンティックバー「The bar」があります。
ルーフトップに出ると、見晴らしの良い景色と間近に見える法観寺の八坂の塔におもわずテンションが上がります。

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階数は低めですが山の高い位置にあるので、京都の街を一望できますよ。すぐ近くには清水寺や高台寺、霊山観音、遠くには京都タワーが見えます。お寺を近くに眺められるルーフトップバーは京都ならではですね。

白黒を基調とした洗練された空間

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ルーフトップバーは、白と黒を基調としたシンプルかつスタイリッシュな空間です。
真ん中に円型のバーカウンター、それを取り囲むように2〜3名用のテーブル席があります。大人数用のソファー席もあるのでグループでの利用にも♪
スタンディングテーブルもありましたが、訪問時は使用されていませんでした。

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『K36』の種類豊富なドリンクとフードメニュー

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『K36』はドリンクもフードもメニューが豊富です。
最初に、マドレーヌかパンナコッタどちらか希望のものをいただけます。こちらは料金内です。パンナコッタは冷たいうちに食べないと溶けてしまうので、気をつけてくださいね。

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数あるドリンクメニューのなかでも、「K36ジントニック」と「セックス オン ザ ルーフトップ」が特に人気なようです。
写真映えする見た目に惹かれて「セックス オン ザ ルーフトップ」(¥1320)と、梨好きな友人は「季節を食べるフルーツカクテル」の「京丹後産 梨」(¥1650)をオーダーしました。

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見た目だけでなく、味も満足です。
せっかくなので、フードもオーダーしてみました。

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「トリュフ風味のフライドポテト」(¥1320)とタパス3種(¥2750)です。10種類あるタパスのなかから選んだのは、「カンパチのカルパッチョとエリンギの金ゴマ焼き」「自家製牛タンのパストラミ」「ローストビーフと焼き茄子サマーレモンのソース」です。どれもすごく美味しかったです。

飲食代以外に1人1100円のシートチャージと10%のサービス料がかかります。
ドリンクもフードも美味しくて、さすがラグジュアリーホテルのバーですね。味、雰囲気ともに間違いないので特別な日にもおすすめです。

人気の八坂の塔側の席に座りたい!混雑は…?

新しくできた話題の場所なので、混雑状況や待ち時間が気になるところです。入店までに長時間待ったとの話も聞いていましたが、コロナ禍で状況が読めず…
当日は開店時間前に到着しました。
緊急事態宣言下の2021年9月下旬の休日。『K36』の営業は15時〜20時でアルコール提供はありませんでした。開店40分前くらいに到着するとまだ開店待ちの列はありませんでしたが、いったんホテルを離れ開店25分前に戻るとすでに3組並んでいました。
開店前や混雑時などは、1階のホテルエントランスで入店の順番を待ちます。

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15時の開店時間になると、エレベーターの混雑などを避けるためか順番に1〜2組ずつ4階に案内されました。
360度景色が良いのでどこの席もハズレはありませんが、やはり人気は八坂の塔側です。
八坂の塔側には3〜4名席が4つあり予約優先なので、予約なしの少人数利用だとかなりハードルが高そうです…
予約できるのは、ホテル宿泊者と特別なコースを予約の方のみです。特別なコースとは、同ホテル内の指定レストランとの同時予約プランや、ルーフトップバー利用時の最低料金が設定されたプランです。

1時間半ほど滞在し、その間ルーフトップバー内で席待ちの方は常時数組いましたが1階には入店待ちの列はできていませんでした。
訪問時はアルコール提供がなく1組の滞在時間が短めだったので、開店時間以降も30分以内の待ち時間で入店できていたように思います。現在は通常営業になっているので、さらに混雑していることが予想されます。
年間通して営業しているので、利用者の少なそうな冬の時期は穴場かもしれませんね。

祇園の町をのんびりお散歩しながら『K36』へ

公共交通機関の最寄駅は京都市バス「清水道」下車徒歩5分、または「五条坂」下車徒歩10分です。
電車だと京阪の「清水五条駅」から徒歩20分です。
タクシー利用の場合、東大路通から山側は道が細いため一方通行が多く遠回りになるので、東大路通で降りて歩くのが近道ですよ。
ホテル周辺には、ねねの道や二年坂など祇園の風情ある通りや名だたる観光地がたくさんあるので、観光の前後で立ち寄るのがおすすめです。
観光の予定がなければ、周辺をのんびりお散歩するのもおすすめです。

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歴史ある古いものを残しつつ新しいものを取り入れ、それがまた独特の良さを生み出す。京都にはそういった場所がたくさんあります。

ぜひ、『K36』で京都ならではのルーフトップバーを楽しんでみてくださいね♪

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