風車まわれ。
風よもっと吹け。
俺のはやる想いを掻き乱すように
強く颯爽と
そして時に優しく撫でるように

何もない部屋で
何も遮るものもなく
気持ち良さげに横たわる君の
その薄衣の裾をあと少しだけ
まくりあげてくれればいい

細い首筋に浮かび上がる
遠慮がちな汗も
膨らみを探すように
流れては立ち止まり
俺の先走る指は躊躇する

君の中でまわせ。
深く、もっと深くと君が望むなら
君の腰をまわせ。
早く、もっと早くと君がイキたがるなら

細い足首から緩やかなふくらはぎ
内股へ廻ってもっと奥へ手を伸ばせば
赤い肉芯と欲棒は絡み合い
愛欲は露となって溢れ出す

風車まわれ。
風量は最大に。
去年からの埃も落とした
アツい季節のそのすぐ前に

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今回はこちらの企画に参加しております。

初めての〈オトナのポエム〉です。
アツいんです。いつでもオトナの女はね。

あはん♥