逆流性食道炎

私、食べてすぐに横になっているわけではありませんが、胃内容物がすぐに戻ってきてしまい、胸やけしたみたいになってしまいます。

皆さんはそんなことはありませんか?

最近ではテレビCMでも取り上げられている逆流性食道炎についてとても簡単に説明してみたいと思います。


逆流性食道炎とは

胃酸を含む胃内容物が胃から食道に逆流することで、食道の粘膜に炎症が起きた状態をいいます。

食道には、胃酸に対する防御機能がないため、酸に繰り返しさらされることで炎症を起こし、粘膜のただれや潰瘍が生じたり、胸やけや呑酸(どんさん)などの不快な症状の原因になります。

※呑酸とは、のどの辺りや口の中が酸っぱい、胃の中身が逆流する感じがすること


治療

胃酸の分泌を抑える薬を飲みます
・PPI(プロトンポンプ阻害薬)
・H2ブロッカー(ヒスタミン受容体拮抗薬)

食道の粘膜を保護する薬を飲みます
・アルギン酸塩

治療は継続することが大切。自覚症状がなくなっても、食道の炎症が残っている場合があります。


生活の改善点

・眠る時は腹部から上を高くする
・前かがみの姿勢を避け、背筋を伸ばす
・お腹を締め付けないようにする
・過度のアルコールや炭酸をとらない
・食事は腹八分目にする
・よく噛んで食べる


よくCMで観るキャベジンはキャベツが成分のようです。

脂っこいものや揚げ物にキャベツが添えてあるのはこういう理由なのかしら。







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