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家出と誘拐

最近、時々、女子中高生が成人男子に「誘拐」されて、男子が逮捕されたって報道が有ります。でも、話を読むと家出した少女が構ってくれる男子の元に入り込んだ様な感じです。勿論、家出少女の母親は、誘拐と騒いで男子を責めるし、警察は母親の味方です。

日本国憲法では「すべて国民は、個人として尊重される。」と謳ってますが、年齢で区別するのは、家庭の平和と子供の教育を重視する「公共の福祉」で正当化されるのかと。

第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

日本国憲法

因みに、未成年者誘拐は有罪になれば、三月以上の懲役です。多分、警察止りで検察まで書類を送ら無いでしょうが、人騒がせな話です。元々は、母娘の不仲が原因で、母親が親としての責任を果せて無い。ちゃんとした家の娘は世間を騒がせる様な家出はしません。世間が母に甘いから、娘が言う事を聞か無いのにムカついた母親が「出てけ!」と怒鳴り付ける。

第二百二十四条 未成年者を略取し、又は誘拐した者は、三月以上七年以下の懲役に処する。

で、何が言いたいかというと、この手の「事件」を無くすには、世間が母親の子育てにも少し関心の目を向けて、必要に応じて「母親教室」に招待するような公的系統を考えても良いのではって事です。児童虐待となれば福祉事務所等が登場しますが、別の意味で世間に波風を立ててしまいます。世間が見守っていると感じれれば、女性達もより安心して子育てできるのでは?

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