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気象庁に風が吹いてる?

気象庁のwebサイトを見ると、気象庁は「気象」「気候」「海洋」「地殻」の4部門に分れてる様です (各種データ・資料)。それで、風と言うのは、気候の部門下から「コリオリ力」が消えた様です。此は大した変化で、現実を見る勇気を持った官僚が組織の方向性を動かし始めてる兆候かと。

天気図や気象衛星画像を見た人なら、日本の天気は西から東へ移ってるのは常識と思います。この動きを作り出してるのが偏西風 (含、ジェット気流)ですが、何が西から東への空気移動の動力源かは不明です。天気の基本的な性質が不明な事に切れた科学者が、言訳に創造したのが「コリオリ力」です。興味の有る人は自分で調べると面白いかと。今でも大学のwebサイトでは普通に説明してくれてます。

何故、此なペテンに優秀な科学者が引っ掛たかというと、説明不能な自然現象が重要だと、一般社会から圧力が掛かる。押されると、弱い処に逃げるのが人間性で、一人逃げ始めると雪崩の様に皆がついてく。アインシュタインの相対論も同じです。光速が一定な説明が出来無かった。所謂、集団心理です。相対論後の物理学の進化を見れば、如何に集団心理が人間社会を取り仕切ってるか分るでしょう。

集団心理の痕跡は、2024年3月22日に発表になった「気候変動監視レポート 2023」にも見られます。温室効果ガスを温暖化の悪者にする事で思考が回路付けされてるので、太陽から赤外線放射の存在が頭から抜け落ちてる。誰のお陰で地球上に生物が住めると思ってるんでしょう?意図的なら公文書偽造です。

「温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化のシグナルは、地上気温の上昇より も下向き赤外放射量の増加に明瞭に表れるため、下向き赤外放射量は地球温暖化の検出に有効な観 測要素である。」

2) 下向き赤外放射量 (P. 48) 気候変動監視レポート 2023

以下に、当該データを引用します(下向き赤外放射量の経年変化, 全天日射量と下向き赤外放射量の経年変化)。

下向き赤外放射量の経年変化
つくばにおける下向き赤外放射量の年平均値(黒線)及び5年移動平均値(赤線)。

何れにせよ、気象庁が下向き赤外線放射の増加に気付いたのは重要です。温室効果ガスが増加すれば、大気を通り抜けて地表に屆く太陽からの熱放射は減少するハズです。それが、増加しているという観察所見は、大気中の温暖効果ガス、それも水蒸気が減少してると認識したって事です。其事実を咀嚼するには時間が必要でしょうが、取り敢えずは第一歩かと。因みに、紫外線量も増加してます (下図, 紫外線の経年変化, 気象庁)。シグナルは皆同じ方向を指してます。

つくばの紅斑紫外線量年積算値の経年変化
つくばにおける紅斑紫外線量年積算値の観測開始からの経年変化を示す。 ●印:紅斑紫外線量の年積算値を示す。 〇印:年積算の計算に用いる月平均値の中に1か月の日別観測数が20日未満の月が含まれることを示す。 直線:期間全体の変化傾向を示す回帰直線を示す。


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