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Jupier-12 35mm F2.8 (旧Contax・Kiev & L39) × ストリート

先に「旧Contax・Kievマウント」からお話しを。

重量:119.5g(手持ちレンズを測定)
最短撮影距離:0.9m

すでにL39マウントのJupiter-12を持っていましたが、Nikon S・旧Contax(SCマウント)外爪用のマウントアダプター(フォクトレンダー SC→Sony E)を手に入れるときにレンズもセットだったため両方を所有することに。

マウントアダプターを介してデジタルカメラに装着した時の見た目はSCマウントの方がカッコ良いです。

ただ、SCマウントのレンズの個体差なのか?マウントアダプターとの相性が悪いのか?カメラとの相性が悪いのか?中心部以外の描写が広範囲でめちゃくちゃ乱れます。

さらに、周辺減光ではなく四隅がケラレてるような?

中央はしっかりと写っているし、無限遠も問題ありませんがL39のレンズと比べると違いは明らかです。(L39のレンズも周辺部は乱れますが)


次に「L39マウント」のお話しを。

重量:100.5g(同上)
最短撮影距離:1m

入手のきっかけはPancolar 50mm F1.8とセットで売られていてPancolar目当てで購入しました。

初めてのL39マウントのレンズだったのでその後マウントアダプターも購入しました。

しかし、これまた個体差なのか?マントアダプターとの相性なのか?無限遠が出ませんでした。
その時はまだオールドレンズの知識が浅く、なぜ無限遠が出ないのかがわかりませんでした。

その後いろいろ調べた結果、マウントアダプターのレンズ装着側面を紙ヤスリで削って確認を何度も繰り返してなんとか無限遠を出すことができました。


どちらかといえば、デジタルカメラと組み合わせて使うならマウントアダプターの汎用性が高いL39マウントの方がおすすめです。
逆に汎用性の低い旧Contax・Kievマウントの方が安く手に入れることができます。

多少コントラストの低さは感じますが、色ノリも良くクセのない写りをしてくれます。

最近は何本も標準レンズF1.4を使っていたので、久しぶりの広角F2.8は被写界深度が広く扱いやすいなーと感じました。


あくまで私の考えですが、
デジタルとの組み合わせ、さらにポートレート以外に限っては、広角になればなるほどオールドレンズで撮影する必要は無いなと感じています。使って35mmまで。

オールドレンズの個性を感じるなら開放。しかし、超広角の開放はただただ甘い写りになるだけ。それなら絞って撮るか?

絞って撮るくらいなら現行のレンズでいいじゃん。

オールドレンズでの撮影はほぼ開放。絞っている時は別途記載。
ホワイトバランスはオート。現像は露光量を変えただけ。

オールドレンズ × ストリート。
今回もたっぷり写真を掲載しているので是非ご覧ください。
作例は「旧Contax・Kievマウント」で撮影したものです。

最後までご覧いただき有難うございました!
それでは、また。

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