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CPA-2 自己紹介【公認会計士試験(短期合格&5月8月)】

 おはようございます、パジャマです。

 自己紹介として、私の特徴を箇条書きします。

 私がブログで情報収集するにあたって、重要視していたのは 筆者と自分との共通点 です。
 私の発信する情報が、ご自身に当てはまるかどうかの参考にしてください。


1.公認会計士試験学習経験者ではない

 公認会計士試験を意識して勉強をしたのは、今回が初めてということです。

 しかし、簿記を全く知らないわけではありませんでした。

 学習開始以前において、商業簿記2~3級レベルの講義を履修しました。

 学習開始時点では『貸借対照表と損益計算書があることは知っているが、違いは分からない』くらいのレベルでした。

個人的には学習経験なしと言っていいレベルだと思うのですが、これによって学習期間を1週間くらいは短縮できた気はします。

 商業簿記以外については学習経験はありませんが、経済および法律については学部レベルでの学習経験があります。
 経営学や企業法をダイレクトに学習したわけではありませんが、経済・経営や法律の知識は、理解を助ける効果があったと思います。


2.予備校は東京CPA会計学院【通信】である

 別記事で述べたのですが、私はお金に余裕がありませんでしたので、当初は予備校ナシで勉強する予定でありました。
 しかしながら、テキストだけは買った方がいいだろうということで、テキストをバラ売りしてくれるCPAに目を付けた次第です。

 結果的には、短答式受験コースセット(テキスト+講座)を購入することとなりました。
 論文式も付いてくるものにしてもよかったのですが、短答式を突破する自信がなかったため短答式のみのコースとしました。
 このリスクヘッジのデメリットは下記のとおりです。

①学習経験者向けだったため、教材の一部が使えなかった
②短答+論文セットを購入するより10万ほど高くついた
③短答後に論文コースを購入するため、教材が届くまでブランクが生じる

 以上です。
 短答式を突破できたため結果的には負担になってしまいました。

 なお、CPAのよしあしといった概括的な論評は差し控えます。
 通信制の私では教材の話しかできませんし、CPAしか知らないため予備校間比較もできないからです。


3.学習形態は通信である

 主に予備校までの交通費学習効率を考慮して通信としました。

 また、通学のメリットを考えたときに、私にとっては費用対効果が薄いと感じたことも理由にあります。

 通信にない、通学のメリットと言えば⋯⋯

①自習室で学習できる
②受験仲間ができる
③講師に会って質問できる

 以上が代表的でしょうか。
 ただし、通信でも①のような学習環境は簡単に整えることができますし
②についてもSNSでつながっている人達は少なくないようです。③については通信生でも電話によって質問をすることはできます。

 特に私は、人と行動することが苦手ですので、一人で勉強できる環境にあったことが最も大きなハード要因と考えています。

4.国公立大学を受験している。

 大学受験によって、勉強方法は固まっていたと思います。

①試験直前期の復習範囲のしぼり込み
②解答箇所の取捨選択
③択一試験の解き方

 などは、ペーパーテストなら共通するものだと思いますので、その点は私の強みだったでしょう。

 ①~③のような試験テクニックに自信のない方が、トレーニングをするステージが答案練習です。
 本番に弱いと自覚している方こそ、目先の成績に一喜一憂せず、想定どおりの試合運びができるように注力してください。
 また、国公立大学受験者であるため、国数英理理社の6科目に対応した学習経験があるという点でも有利だったと考えています。


5.無職ないし休学状態で1日中勉強ができる環境である

 最初の3ヶ月は勉強時間をストップウォッチで計測していましたが、記録を伸ばすために夜更かししがちになったため計測を止めました。
 そのため、3月下旬以降は体感によるものとなります。

 シーズンによって勉強時間にムラがあります。

12月18日から3月下旬 9~13時間【平均:10時間】
3月下旬から4月中旬 8~12時間【平均:9時間】
(ここで短答式が実施未定になります)
4月中旬から5月下旬 6~8時間【平均:7時間】
(ここで短答式試験が8月延期になります)
5月下旬から8月短答式 9~11時間【平均:10時間】
(ここで短答に疲れて勉強時間が減ります)
8月短答式から9月上旬 4~5時間【平均:4時間】
9月上旬から論文式 7~9時間【平均:8時間】

 ここでいう勉強時間は、教材に向き合っていた時間のみを指します。
 移動中や睡眠前、勉強方法や論点について考えるような時間は別にあると言うことです。

 また、起きてから寝るまで勉強できた日でも2時間半のロスがあります。
 意外と、食事や風呂に時間を使っているということが分かりました。

 そのため、直前期になると「一日に18時間勉強している」というアカウントが現れますが、扇動と考えて気にしないようにしていました。

 ここで言いたいことは、「机に座っている時間」よりは、「答練・模試の成績」の方が学習管理のパロメータとして適切だということです。
 課題を解決するために時間が必要なのであって、やみくもに時間を積み上げれば成果が出るとは思っていません。

 ちなみに、勉強を一切しなかった日は①コロナ延期発表日②短答式試験後の3日間の計4日です。
 勉強のストレスはさほど大きくなかったので、定休日は設けていませんでした。


6.睡眠時間は平均7~8時間である

 ショートスリーパーを目指して色々と工夫をしましたが、ダメでした。
 勉強時間を増やすにしても、動画視聴など、睡眠より優先して削るべき時間はありました。

 ショートスリーパーを諦めてからは、なるべく22時~6時で寝るようにしました。
 本試験開始の9時30分には完全に目を覚ましておきたかったので、早起きを心がけていました。
 もちろん、「あまり寝付けない日」や「昼頃まで寝ている日」もありました。

特に本試験2週間前からは、前日寝られないということがないように上記の睡眠時間を徹底しました。
 寝られない日には甘酒を飲んだり、ランニングをしたり。
 ブルーライトは厳禁です。


7.法律に関する択一式&論述試験を対策したことがある

 具体的には憲法、民法です。
 会社法および商法ではないため影響は間接的です。
 ただし⋯⋯

①会社法は民法の特別法であるため、会社法の背景にある考え方はイメージできる
②論文式の論述の仕方が何となく分かる

 といったアドバンテージは自覚していました。


8.経済学部である

 公認会計士試験に直接関係することはほとんどありませんでしたが、

①割引計算を見たことがある
②無差別曲線に関する問題を解いたことがある
③モラルハザードなどの経済用語を知っている

 上記のようなアドバンテージは自覚していました

 ちなみに選択科目において経営学ではなく経済学を受験することも考えましたが、

(A)経済学の問題を解くことはあまり得意ではなかったこと
(B)経営学に興味があったこと

 という上記の理由で経済学を選択しませんでした。


まとめ

 以上、私に関する情報になります。

 なお、短期合格&ゴッパチ向けとして記事を書いていきますが、私はそれらが最善だとは考えていません。
 友人関係も大切にしたい方、働きながら合格を目指す方、さらなる短期合格を目指す方⋯⋯事情は人それぞれだと思います。

 そういった方々も、ブログ筆者の学習環境や考え方などの前提条件を加味すれば、あらゆる情報は利用できるのではないかと思います。

 頑張る皆さんの、参考になれば幸いです。
 それでは、おやすみなさい!

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