Sorry We Missed You

こんばんは。久しぶりの更新でアイムソーリーヒゲソーリーなエリツィンです。

去年見たいと言っていた映画が立て続けに公開となり、どの映画について書こうかしら〜と思っていたら、ズ〜ルズルと3月になっておりました。

そうそう、ジョジョラビット上映開始直後に号泣したって話をまだ誰にも理解して貰えないんだけども、わたしの涙腺ポイントってひょっとして他の人とズレてるのかしら…

妄想の友達ヒトラー出るたびに「うわ~!ヒトラーがいるってことはいま逃げだしたいんだよね!でも必死に自分を奮い立たせているんだね…!なんて健気なの!ぐすんぐすん!」をやってたんだけど、隣に人座ってなくて本当によかったよ…もしいたら隣に泣き女がいてすごく迷惑だっただろう…そんなこんなで、鼻水じゅるじゅる映画を紹介するよ!(ちなみにエリツィンは花粉症です)


【家族を想うとき】

原題は『Sorry We Missed You』。日本語に訳すと、ごめんなさい、会えなかったです。ぴえん。的な。イギリスの不在通知に書いてある文言らしいです。

なんでそんなタイトルかと言うと、奥さんと子供2人を持つ主人公リッキーが、夢のマイホームのために配達ドライバーになる話だからなのであります。

早速だけど、あらすじを紹介するよ!

Uber Eatsみたいに個人事業主としての契約な上に、会社指定の車を借金して購入しろと言われたリッキーは奥さんが仕事で使う車を売っ払って元手にするよ! 

膨大な配達ノルマをこなす為にトイレに行く暇もなく、ペットボトルで用を足しながらあくせく働くリッキー!奥さんは車がなくなったおかげで本数の少ないバスを乗り継いで介護の仕事を続けるよ!両親が遅くまで帰ってこない日々が続くと、なんとなんと、家にいる子どもはどんどんグレていくよ〜

息子が警察に厄介になったりすると親が引き取りに行かないとってなるけど、仕事を休むと罰金払わせられるよ〜!配送中にトラック強盗に遭って暴行受けて病院に行っても罰金追加になるよ!想定外の罰金がドンドン増えていくよ〜!娘の精神面も不安だよ~

果たして夢のマイホームは買えるのかな!?乞うご期待☆






明るく言ってたけど…ぐすん…もうダメだわ…

あの、ダニエルブレイクの監督ですよ?そんなご機嫌に終われるわけないじゃないですか…

友達にサラッと映画のあらすじを説明したら、計画性なく赤帽になった父親の自業自得話だって言われたけども、今こういう風に会社員として雇わずに個人事業主として契約して、なにか問題があっても会社は一切責任負いません!みたいな働かせ方が流行っているみたいだし、

社会制度が整っていれば…労働者を守る法律があったなら…そう思わずにはいられなかったよ。それはわたしが計画性のない労働者だからだろうなあ、としみじみ思ったり…

あと、なんでその映画見に行ったの?と聞かれたので、『ケン・ローチの映画が好きだからってのもあるけど、微力ながらわたしがその映画に支払ったお金が巡り巡ってケン・ローチの資金源となり、また社会に訴えかける映画が作られればその映画を見た人たちの力で制度が変わるかもしれない』的なことを言ったら、ふーん、イギリスの制度を変えたいのと言われて、そう言うことじゃないんだよ〜!と思ったけども、その場でうまく言葉にできなかったよ。今もできないけどさ。


とにかく、イギリスに限らずとも世界中の人が幸せになって欲しいなあと。って言うか、ケン・ローチの映画見るといつもそう思うよ。


なんだかおセンチになっちまったぜ!そしてこの後に見た映画がミッドサマーだったもんだから、幸せって…人それぞれだよね(白目)(はあと)となったよ!チャンチャン!

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