みやもと

宮本から君へを宮本武蔵の映画だと思っていたわたしが舞台挨拶付きで観た話

こんばんは、エリツィンです。

まさか2人がわたしの過去のHP、刑事BANG!について触れてくれるとは思わずに驚いていたよ。でもきっと、2人も交換日記じゃなくても何かしら作った時に似たようなネーミングセンスを発揮した経験が過去にあるからこそ反応してくれたんじゃないかと思っているよ(話してくれてもいいのよ)


さて、タイトルまんまなんだけどさ、先週話してた宮本から君へを観ることになった経緯をまず語らせておくれよ。

ワンハリ観る前に時間が4時間空いたから、ちょうどいい上映時間の映画を探していたら宮本から君へがあったんだ。

タイトルのイメージで勝手に宮本武蔵の映画だと思ってたから、館内で流れてた予告編を見て、『スーツ着てる…これ時代劇じゃなかったんだ…』って言うのと、とにかく主演の2人が叫んでる映像が続く印象しかなくて、結局どんなストーリーなのか全く分からない予告だったから、全然食指が動かなかったんだよね。

【舞台挨拶】という文字を見るまでは…


登壇者に池松壮亮、蒼井優、一ノ瀬ワタル、真利子哲也監督、原作者の新井英樹先生…一ノ瀬ワタルさんだけ知らなかったけど、後の人全員知ってる…なんなら人生で初めて自分用に買った写真集は蒼井優ちゃんなわたし…(プレゼント用なら小倉ゆうこりんです…)

しかも、あと5分後に上映するにも関わらず、チケットの販売状況が◎になっていて、入場料も2100円だったし、割と後ろの方は席が空いてたから、もしかして5体のパネルと記念撮影じゃないよね…?とビクビクしながら購入したんだけども、時間になったら本当に皆さん出てきて、『記念すべき初日の日を一緒に迎えて頂きありがとうございます!』なんて言っててさあ、『え!?今日が初日なの???』とそこで初めて知ったりして…ここに宮本武蔵の映画だと思っていたやつがいてすみません…みたいな…蒼井優ちゃん豆粒みたいに顔小さかったよ!(めっちゃ褒めてる)

舞台挨拶はマルバツクイズ形式で、司会者の人が登壇者に質問して札を挙げてもらうシステムだったんだけど、質問内容が『〜だと思わなかった人はマル、思った人はバツをあげて下さい!』みたいな、え、どっちあげるんだっけ?みたいなグダグダっぷりだったよね。
見かねた池松くんが『このクイズ失敗でしたね…次に活かしましょう…』って言って、それがまた笑いになったりして、そのグダグダな空気含めて真利子組の仲の良さが滲み出できていて微笑ましかったよ。皆が撮影中に一ノ瀬さんの恋愛相談したお陰で無事彼女ができた、とかね。

先にドラマ版をやってたという話もそこで初めて耳にして、漫画原作のドラマの映画化なんて、ますます置いてけぼりもいいとこじゃん!って思っていたんだけども、原作者の新井先生が、『この映画は観た後に絶対に何かしら得られる映画だと思うんで』と仰っていて、確かに漫画の作者がわざわざ舞台挨拶に来るってことは、相当な熱の入れようだなと、それでちょっと期待度が上がったよ。んで、舞台挨拶が終わって、館内が真っ暗になって、いざ上映!となったらさあ、

バーーーーーッと後方の客席から人が消えて行ったんだ。

後で調べたら、午前中から舞台挨拶やってたみたいだから(宮本浩次さん見たかった!)、午前中に映画を観た登壇者のファンが午後の舞台挨拶だけ見て、本編はもう観たからいいやってなったり、もしくは席があんまり空いてるとアレだからと関係者が座っていたのかもしれないけども、なんかビックリしたよね…


そして本編は、いやあ、物ッ凄い熱量のある映画で、観た後どっと疲れちゃったよ…上映中に身体めっちゃ強張ってたみたいで、節々が痛くなってた。舞台挨拶のときまではあんなに微笑ましかった一ノ瀬さんも、最低なクズ野郎の役がハマってて、改めて役者さんって凄いなと思ったよ…正直、おすすめするかと言われたらおすすめは出来かねるんだけど、わたしは観てよかったな。主演の2人の感情が爆発した演技はもちろんのこと、ピエール瀧の静かな演技がまた良くてさ…いい意味でだけど、映画というより舞台を見たって感じがしたね。得るものっていうか、ものすごいエネルギーを受けてしまった…そんな映画でした。

あと、新井先生がナチュラルにお父さん役で出演されててビビったよ。ちなみに、前知識なくても余裕でいけました。でも呑気な気持ちで行くと節々が痛くなってるかもしれないよ。


また長々と自分のことばかり書いてしまった…交換日記の醍醐味を薄れさせてしまってごめんよ!そしてやっぱり2人ともワンハリ観てたね〜。いぼちゃんの三本立て羨ましいよ。レンタル出たら是非マネしてやってみたい!

マヤ・レイ・サーマン・ホーク、絶対ヒッピー集団の中にいる子のうちの1人だろうなと思って調べたら、襲撃前にビビって逃げた子か!知ってたらもっと注目してたのにー!おぼろげにしか覚えてなくて悔しい…ッ

『嗤う分身』もまだ見てないんだよね…くぅっ!見たい映画と時間が追いつかない…!わたしも見たら報告するね。ミステリアスな女…自分には一生縁のないフレーズだな…


待ち望んでいる映画

ポン・ジュノの『パラサイト 半地下の家族』がやっと2020年1月に公開決定したよー!パフパフ!

日本版のポスターが改悪されたことで話題になってたけど(オリジナル版では幸せそうな家族の風景の左端に真っ白な生足が横たわっていて、その感じがものすごく不気味な空気を醸し出しているんだけど、日本版ではその足が修正で消されていてとっても残念なことになっている)、本編に問題なければもうそれでいいや!とにかく観たい!待ちきれない〜!


気になっている上に音楽も絶対にいいアニメーション

映画じゃないけど、気になっているアニメーションを…伊藤潤二のうずまきが2020年にアメリカでテレビアニメ化するんだけど、音楽が『へレディタリー/継承』のコリン・ステットソンなんだよね!不穏な空気感がうずまきの世界観とぴったりとハマっていて、今からワクワクしているよ。


追伸:映画の最新情報はSNSで流れてきた情報か、Yahoo!ニュースの映画の記事読んで興味ありそうだったら予告編見るって流れが多いかな〜。ふたりの情報元も気になる…!

この記事が参加している募集

イベントレポ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?