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OculusQuest2を買って使ってみた。

 Oculus Quest2を買って、何回か使ってみた感想をつらつらと書いていこうと思う。

先代OculusQuestとの違い

 先代のOculusQuestも買って使ったことがある。
 進化していることを期待して買った。間違いなく進化している。先代との違いを書いてみる。

リモコンが一つから二つに増えた

 リモコンが2つになって間違いなくできることが増えたと思う。
 立体パズルゲームをプレイした時、両手でパズルのピースを操作する感じはとても良かった。感動した。

カメラが付いた。

 初めて起動したときに色々設定するのだが、その際に周囲に危険がないか、カメラで確認できる。
 その時、少しAR的な体験ができる。

 振り返ってみると、この時が一番感動したかもしれない。
 白黒ではあるが、VR機器を身につけた状態で外部の映像をリアルタイムでみることができ、さらに安全のためにOculus Quest2が追加した視覚情報を重ねてみることができる。
 文章で説明するのは限界がある。体験しないとわからない。

 元々Oculus Quest2はVR機器として開発されているので、AR機能はそんなにない。
 初期設定後は、基本的にAR機能は使わなかった。僕は体験していないが、もしかしたらAR機能を利用したアプリやゲームが探せばあるのかもしれない。

Oculus Quest2自体の感想

 VR動画をいくつか見てみたが先代との大きな違いは感じなかった。
 進化していないわけではない。

 僕は少し近眼なのだが、先代は眼鏡をつけないとうまく焦点を合わせられなかった。だが2の方は眼鏡がなくても問題なく見れる。眼鏡をしてもそれほどの違いは感じない。
 理由はよくわからないが、デバイスが進化した結果なんだろうと思う。レンズの位置を細かく設定できるようになったので、そのせいかもしれない。

 悪くはないのだが、驚きはなかったし、2週間くらいで飽きて使わなくなってしまった。
 これはOculus Quest2の問題というより、VR機器というデバイス全体の問題であるように思う。

VR機器について思うこと

 確かに、使ってみると感動する。「すげー!」と思う。最初は。
 でも2週間で飽きる。

 動画の画質がさらに向上したらまた変わってくるのかもしれない。
 それはわからない。

 iPhoneが出る前のPDAのようなもので、一つ一つの機能をチューンナップして磨き上げると、VR機器版のiPhoneのような素晴らしいものが出来上がるのかもしれない。

 僕が個人的にボトルネックだと思うのは、その場から移動できないことだ。
 その場から動かず、首を回すだけ。一応手も使えるけれど。
 その場から移動できないせいで、いまいち没入感が得られないのではないだろうか。

 あと、VRだから当たり前なのだが、周囲の情報から遮断されるのが意外とネックかもしれない。
 周囲の情報から遮断されるのを否定したら、VR自体を否定することになってしまうのだが、どうしてもネックに感じてしまう。
 正直危険だ。
 モニターを見てヘッドホンをつけるのとは次元が違う。

VRの今後

 今後どうなるかなんて、専門家でもなんでもないのでわかるわけないが、かつての3Dテレビみたいに、気がついたら消えてた、なんてことになりかねない気がする。

 アップルがVR機器を開発しているらしいが、どうなるのだろうか。
 ちょっと難しい気がする。

 Oculus Quest2を使ってみて、VR業界の未来とメタ(フェイスブック)の未来には不安を感じたが、代わりにARには興味が出てきた。
 気が向いたら、AR機器を何か買ってみようと思う。

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