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手帳で振り返る1年~フルタイム勤務と休職のハーフアンドハーフ~

文具好き・ノート好きのわたしは、もちろん手帳も大好き。でも、今年は6月から休職して生活ががらりと変わったこともあって、もれなく手帳の使い方も変わりました。そして、来年に向けてどんな手帳を用意するか、とっても悩ましい。

今日のテーマは、そんな手帳についてのあれこれです。

昨年のわたしが用意した2023年の手帳(休職前に想定した使い方)

プライベート用と職場用が1冊ずつあります。

プライベート用はロルバーンダイアリーのログチャートタイプ。ちいさめのB6サイズをセレクトしました。左ページが一般的なマンスリーカレンダー(見開き1ヶ月のものに比べて枠がスリム)、右ページは縦に4項目を見通せるログチャートになっています。

代替わりしてほとんど使わなかった今月のページ

わたしは特に見通したいスケジュールがないので、マンスリー枠に書くとじゃまになりがちな、コンタクトレンズの記録(2ウイークの場合は開けた日と捨てる日、ワンデーの場合は使った日)や荷物の受け取り予定をログチャート部分に記入。あとは鎮痛剤の服用記録も。

そしてもう1冊、職場用にも手帳を購入していました。仕事手帳にお金をかけるのは、初めてのこと。
今までは、ノベルティグッズのマンスリーカレンダー(職場でいただいたり、個人で持っていたりするもの)に予定を記入。細かいタスク管理などは、裏紙に書いて、要らなくなったら捨てる方式でした。

ただ、そうしたメモは基本的には要らなくなるのだけど、ごくたまに「残しておけばよかった」と思うことがあるし、上司から急にスケジュールの話を持ち掛けられて白紙にメモしようとしたら日付や曜日の記入が間に合わず…など困った経験もあるので、ウイークリーのめちゃくちゃスリムな手帳を用意しました。

感動的に細いんですよ。どんなにデスクが散らかっているときでも、PCの手前にさっと広げて、メモできる。急に話しかけられたとき、これは想像以上に便利でした。
しかも右下にミシン目が入っているので、終わった週を切り落としていくと、しおり要らずで毎回パッと「今週」をひらくことができます。

現在わたしが使っている手帳(休職中の使い方)

今は、上記のプライベート用と、無印のフリーマンスリーを併用。
仕事用の手帳は、下半期まっさらのまま職場に取り残されています。使ってあげられなくてごめんね。

プライベート用は継続使用していて、使い方もほぼほぼ購入時の想定通りです。服薬の記録が増えたのと、一番調子が悪かったとき(食事がなかなか摂れていなかったとき)には欠食の記録もつけていました。

休職しはじめてから導入した無印の手帳は、A5サイズで、日付が印字されていないものです。誰に言われたわけでもないのに、自分で思いついて休職期間のほぼはじめから使っていたこのノートは、通院前に体調を振り返るために役立ちました。用途は2つ。

その1:できたこと記録
自己肯定感がどん底だったので、毎日「できたこと」だけを記録しようと思って、できなかったことだらけの日でも、無理やりできたことをひねり出して記録していました。休み始めは、ぽつんと「ごみ出し」とだけ書いてあったり、「家から出ないと決めた」みたいな日もあったり…。無理に散歩に出ようとしないことも、その日の体調に応じた「できたこと」なのです。
時が経つにつれ「スーパーに行った」「洗濯」「お風呂掃除」など、それらしいタスクが書けるようになり、1日に書く「できたこと」の数も増えていきました。

月ごとにページを分けるメリットは特にないので、ずらずらずら~っとすべてのマスに記入して、次のページへと進む方式。これもフリーマンスリーのいいところだなと思います。

その2:食事の記録
同じノートの別のページにつけていたのが、食事の記録です。欠食だけを書いていたときはプライベート手帳のログチャートスペースで足りていたのですが、少しずつ食べられるようになっていく過程で、食事内容も記録したいと思い、専用のページを設けることにしました。

これもフリーマンスリーの特性を生かして、自由に使っています。縦に6マスある仕様のため、縦3マスを1日で使って、見開き2週間。マンスリーとして使う場合に日付を書く左肩の部分には、食べた時間を。

ピンクの枠が1日分。点線を境に、上が1週目、下が2週目になります。

このごろは安定して3食摂れるようになってきたので記録をやめましたが、一時期は記録がないとどんな風に食事を摂ったか、思い出せないほどでした。朝ごはん・昼ごはん・夜ごはんの想定で3マス分の記入欄があっても、ぽっかり空いたり、局所的に詰めて書き込んだり、我ながらひどかったなあ…。

2024年のための手帳

例年、楽しいはずの翌年に向けての手帳会議ですが、今年は全くと言っていいほど、わくわくしません。なぜなら、来年のわたしがどんな生活を送ることになるか、想像できないから。

仕事用の手帳…は今のところ必要ないし、プライベート用だって、通院の予定くらいしか書くことがない。となると、もはや無印のフリーマンスリーだけあればいいのか?と思ったり。でも、日付(祝日なども含む)はちゃんと印刷された信頼できるものが欲しいな、とも思ったり。
ただ、いずれにしても、そこにお金をかけることに、価値が見出せません。

そんなときに出合ったのが、100円ショップの手帳でした。
大好きなチューリップ柄の表紙に、余白多めのマンスリーページ。

ノート自体はA5サイズだけれど、カレンダー枠は小さめ。

それから、本屋さんで偶然見かけたサンキュ!の付録。こちらはウィークリータイプです。

同じくA5ですが縦開きなので印象が異なります

いま無印のノートに書いているような内容を記録するのにちょうどよさそうかな?日付フリーなので使い始めるタイミングに制限がないのも、決め手でした。無印のが終わってから移行してもいいし、同時進行で使い方を模索してもいいし。
用途がまだはっきりとは決まっていないけれど、付録は雑誌の新しい号が出ると手に入らなくなるから、ひとまず確保しました。

仕事用の手帳は、必要になったら(復帰が決まったら)買おうと思います。仕事用というかプライベート用すらも、仕事をする前提であれば使いたいものが変わってくる気がするので、それも含めて、復職の話が出た段階で手帳全般について考え直すタイミングが来るのかな、とも思っています。

あとから(年の途中で)手帳を購入する際の懸念点は、全く使えない無駄なページが出てしまうこと。
休職中にフリーカレンダーの使い勝手の良さを感じたわたしですが、予定管理に使う手帳は、日付の印字されたものを好みます。そうなったときに、無駄なページが出てくる可能性は否めません。
でも、手帳は年始から使うものだけじゃなくて、4月始まりや、少ないけれど8月始まりのものも見かけたことがあるし、そのそれぞれのタイプに1~3ヶ月ほど前倒しで使い始められるページが存在する。なんやかんや、12ヶ月すべてのタイミングでちょうどいい手帳が見つかると言っても、過言ではないはずです。
だから、あまり心配せずに、とりあえずは「いまのわたし」にフィットするものだけを用意しました。

新年を迎えることに対して、いまの自分が置かれている現状を考えると前向きな感情は持てずにいますが、最低限の準備はできたのかな、と思っています。手帳というのは、やっぱりそれだけ生活に密着したもので、わたしにとっては大切な持ち物なんだなあと、改めて気づきました。
少し気が早いですが、みなさま素敵なクリスマスを、そしてよいお年をお迎えください。

七志野さんかく△

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