よきメンターに出会えなかったらどうするか

自分は大学時代から今まで落ちこぼれをやってきていて、性格も明るい方ではなかった。
そういうジメジメした落ちこぼれを一緒にやっていた友人がいたのだけど、こないだ数年ぶりにあったところ見違えるほど前向きになっていた。
仕事に趣味に前向きに取り組んでいるらしい。何が彼をそうさせたのか。

彼が言うには良きメンターと出会えたことがきっかけらしい。
メンターというのは、理解者であり批評者であり伴走者みたいな感じだ。
自分を受け止めてくれて、真摯に相談に乗ってくれて、道を提示してくれるが強制するわけではない。
仕事と趣味とでそれぞれで良い出会いがあって、どちらの道でもそこでやっていく道筋が見えたようだ。
良きメンターに会えるのは運もあるけど、彼自身が誰かの言葉を受け入れられる程度には鬱屈してはいなかったのもあると思う。

だが誰もがメンターと出会えるわけじゃない。
自分はそういう人と出会えていない。あるいは誰かの助言を聞き入れる余裕がなくて出会えても気づいていないだけかもしれない。
そういう人間がどうやって世の中を渡っていけばいいのか。

年齢もだんだんいい歳になってくると、周囲は何も言わなくなる。これは普通のことだと思う。
ろくな成果もなく歳ばかり食った人間にちゃんと向き合ってアドバイスをするのは相手のプライドを傷つけるリスクがあるし、何かを成し得る可能性も低いからリターンも少ない。
その歳を食ったやつじゃなくてももっと若くて可愛がり甲斐のあるやつはいっぱいいる。
自分は若い時から誰かのアドバイスを受けることが苦手だった。
歳をとってその症状や状況が加速している以上、きっとメンターに出会うことはないだろうと思う。

メンターなしでやっていくのも無理だろうと思う。
メンターがくれるであろうアドバイスを自分で探していくしかないのではないだろうか。
メンターがくれるアドバイスは、そのメンターの知識や経験に基づいたものだろう。
人から言われたものが受け付けないなら、アドバイスになっていない言葉から自分で発掘するしかない。
年輩者の経験や知識をヒアリングしていく。それは自分の境遇とかけ離れたものかもしれないけど、いろんな人からそれを集めて、自分の中にフランケンシュタインみたいなメンターを飼うしかないのではないだろうか。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

お休み

1ヶ月のお休みの日記
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。