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2018年に読んだオススメの本と2019年のテーマ

2018年に読んだ本の数は112冊でした。(月間9.33冊ペース)
読書は自分の知らない世界を学べ、疑似体験できる手段なので大好きです。
もっと読みたかった…。

振り返りをかねて、強く印象に残った3冊をご紹介します。

■『ジョブ理論』 著者:クレイトン・M・クリステンセン


新規サービスについて、元同僚に相談した際、教えてもらった一冊。
顧客ニーズをなんとなくわかった気になっていた自分の考えを根本から改めさせてくれました。

相談した際に、いただいた問いがこちら。
・顧客はそのサービスを利用したらどんな感情になるのか
・顧客のどんな用事を殺したいのか(解決したいのか)
・顧客の置かれた「状況」が何を「消費」するか考えられているか

ーー以下、書籍から抜粋ーー
・顧客(個人や企業)の生活にはさまざまな「用事」がしょっちゅう発生し、彼らはとにかくそれを片付けなくてはならない
顧客は用事を片づけなくてはならないことに気付くと、その用事を片づけるために「雇える」製品やサービスがないものかと探し回る

・売り手の「ジョブ」は製品やサービスを売ることだが、顧客の「ジョブ」はそうではない
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サービスを生み出すことについて、まだまだ試行錯誤しておりますが、このタイミングで「ジョブ理論」の考え方を知ることができて本当によかったです。
兄さん、ありがとうございました。

■『天才はあきらめた』 著者:南海キャンディーズ 山里亮太

南海キャンディーズの山ちゃんが芸人を目指して売れるまでのサクセスストーリー。
他者への嫉妬心、劣等感を努力のガソリンにして前に突き進む様子が赤裸々に綴られています。
全く格好つけずに、自分自身をさらけ出せしている文章に心を揺り動かされました。

ーー以下、書籍から抜粋ーー
・とりあえず自分の好きな芸人さんのネタをひたすら書き起こすことをやってみた。
例えば当時、大好きだった爆笑問題さんをテレビで見て、その喋りを必死に書いた。
ダウンタウンさんの番組で自分の笑ったところで止めて「今なんで面白いと思ったか」をノートに書いた。
面白い人のエピソードを真似してやってみたり、ある先輩が辞書を読んでいると聞いたので、辞書を読んで言葉すごく得してみたりもした。

・「こんな僕が」とか「邪魔しちゃいけない」という言葉は、頑張ることをやめるのに最適の言葉でしかない。

・どんな仕事も全て全力、あって当たり前のものなんてない。
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書籍の後半に掲載されている、オードリー若林さんの解説(愛のある辛辣な言葉)もかなり良きです。

■『無駄なことを続けるために』 著者:藤原麻里菜

毎週金曜日に「無駄づくり」と称してYouTubeに様々なロボットやガジェットをアップロードしている藤原さんの本。
2013年にチャンネルを解説してからもう5年も続けているそうです。
これまで、

・インスタ映え台無しマシーン
・合コンを一人勝ちできるマシーン
・ハートマークを作ってくれるマシーン

などなどの発明をされています。

自己表現をしている方に向けた応援メッセージのような印象を受けました。

ーー以下、書籍から抜粋ーー
高校を卒業するまで、社会から用意された場所にいるだけの生活だった。
そこから芸人になり、真っ暗な海に放り出されたような恐怖を感じた。
どこに進むのかも自分次第である。
その状況に自由を感じながら100%満喫はできない。
社会で何をすればいいのか、そんなことを暗い海の中で考えなくてはならない。

作ったものを人に見せることで、客観性が生まれる。
人に見せることで、作品として昇華される。
そして、応援してくれる人も増えてくる。
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思考を妄想で終わらせず、アウトプットしてFBを得る。
藤原麻里菜さんの生き方に刺激をいただきました。

他にも今年出会った素敵な本をご紹介いたします。

1.『偉人たちの失敗』 著者:遠越段
2.『がんと向き合って』 著書:上野創
3.『失敗の研究』 著書:中尾政之 
4.『ジョブ理論 完全理解読本』 著者:津田真吾、INDEE Japan 
5.『センスのいらない経営』 著者:福島良典 
6.『KPIマネジメント』 著者:中尾隆一郎 
7.『メモの魔力』 著者:前田裕二 
8.『新しい童話の読み方』 著者:上坂徹 
9.『メルカリ 希代のスタートアップ、野心と焦りと挑戦の5年間』 著者:奥平和行
10.『天才たちの日課』 著者:メイソン・カリー、金原瑞人 
11.『あたりまえを疑え』 著者:澤円
12.『お前なんかもう死んでいる』 著者:有吉弘行
13.『完全版 社会人大学人見知学部 卒業見込み』 著者:若林正恭
14.『芸人前夜』 著者:中田敦彦
15.『自分らしく働くパラレルキャリアのつくり方』 著者:三原 菜央
16.『3か月の使い方で人生は変わる』 著者:佐々木大輔
17.『Learn Better』 著者:アーリック・ボーザー

2019年のテーマは『失敗』
誰よりも失敗することを前提に、とにかく動く。

来年も素敵な体験、出会いを生み出せるように。
今年もありがとうございました。

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