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LTよりも短いトークのお話

こんな時期ですが、この記事はなんのアドベントカレンダーでもありません。

以下の本を(3章ほど)読んで、心に浮かんできたことを書き留めておこうと思います。

LT(Lightning talk)とは

5分程度の短時間で行われるプレゼンテーションです。IT系はよくやっている印象があるけど(盆休みとかでないなら毎週どこかしらでやっててもおかしくない気がする)、化学とか全くみない気がする。有機合成化学会のポスター紹介が3分だった気がするがそれ以外で見た記憶がトントない。

LTより短いトーク

さて、LTは5分程度と書きましたが、同人誌を売ったりする私とすると、もっと短い時間でやらないといけないトークがあります。そうです、同人誌即売会でのセールストーク(ST; 省略形がこれでいいのかは不明)です。
ブースに立ち寄ってもらった方に、自分が何をその本に込めて書いたのかを短時間に語る必要があります。実際に測ったことはないのですが、1分程度でつかめる必要はあるかなと思います。

LTとの違い

LTに比べSTが異なる点は「双方向コミュニケーションが可能であること」と「多頻度でお客さんが来ること」だと思います。

$$
表1: \textrm{LTとST}の違い \\
\begin{array}{|r|ll|} \hline
  & \textrm{LT} & \textrm{ST} \\ \hline
タイプ & 1対多 & 1対1 \\ \hline
&発表者→聴講者&発表者⇄聴講者\\ \hline
持ち時間 & 5分 & 1分〜相手が飽きるまで \\ \hline
頻度&概ね1回&お客さんが来たら
\end{array}
$$

お客さんの興味のありそうな話をする

私の本の分野が迷子なせいもありますが、化学の話をしたいのか、プログラミングの話をしたいのか、展示していたルビーに惹かれたなど色々な方が来ます。興味のない話をされても辛いだけですので、相手の好きそうな話の部分をいくつかストックしておくと良いです。

お客さんがたくさん来るからすぐに反省・反映する

お客さんと話していると、質問がきます。どうしてこの本を書こうと思ったのか、どこが1版と比べて変わったのか、こういう内容の仕事をしているのかなど。
時々、感想を言ってくれる方もいます。頭おかしい(褒め言葉)、こんな目の毒な本を!有機化学は何もわからないけどなんかすごいのはわかった(もしくはその逆)などなど。
いただいた質問は、お客さんとの最初のトークのネタとして即座にストックします。質問されたということはその内容について気になっている人がいるので、きっとお客さんにも響くものがあると思います。

あと隣のブースのやり取りを聞いて、ストックを増やすのも大切です。

まとめ

1分というか30秒で心を掴めるよう、準備をしよう。でも、当日にもネタをちゃんと増やそう!

以上です。

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