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clusterが『オンライン飲み会会場』として適している訳

■はじめに

Hello! 龍飛と申します。

『Hello!』って朝昼晩いつでも使える挨拶なんですってね。clusterに生息する某ウミガメさんから教えて頂きました👏

この記事はCluster Creator Advent Calendar 2021の16日目の記事です。

15日目はみっつさんの【レポート】ある調査をしてみた。Clusterにて。という記事でした。

メタバースプラットフォームであるclusterを利用してとある調査を行うお話です!調査本来の目的を達成するために、ワールド、ライティングなどについてもこだわりつくされていることが分かる素敵な記事でした!ぜひ皆さんも読んでみてください!🙌

さて今回は『飲み会』のお話です。

...と言っても一般世間的には珍しい、メタバース『cluster』上での飲み会のお話です。

 ここ三か月で二回ほど飲み会を共同開催、主催させて頂いて、なぜclusterがオンライン飲み会会場として向いていると思ったのかを書いていけたらなと思っています。

懐想喫茶_飲み会Ver2

飲み会時のサムネ

■結論

長くなるので先に結論を書きます。ぶっちゃけ以降の文章はすっ飛ばしてもらって構いません👍

【なぜclusterはオンライン飲み会に向いているのか】

①会話中に邪魔が入ったり、複数の会話が錯綜したとしても、『その場から離れる』簡単な動作だけで会話を続けることができるから。

②今までに交流したことない人と会話ができるきっかけになるから

です!ありがとうございました!





とは言いつつ、つらつら書いていきます🙄

■飲み会とは?

飲み会ってそもそもどういうものを指すんだろうかと思い、いろいろと調べてみたところ、

お酒を通して親睦を深める懇親会

という部分が共通してあげられているように感じました。

暴論ですが、『楽しく』人とお酒が飲めればそれでよさそうです。🙌

■飲み会の『楽しさ』

今まで飲み会で『楽しい!』と感じた経験はあるでしょうか。

それはどんな出来事を通してそう感じたのでしょうか。

コールされて渡されたボトルを空けたとき、幹事として乾杯の音頭を取ったとき、仲のいい友達と一つのテーブルを囲んだ時、酒の勢いでぶっちゃけた話をするとき、まじめな話をするとき、喧騒を離れて友達や恋人と外でタバコを吸った時・・・・

三者三様あると思います。

私はこれを考えたとき、なんでそれが『楽しい!』と感じるのか不思議に思い、少し考えてみることにしました。

■私の『楽しい』の根源

・飲み会の醍醐味

私もある程度現実世界で『飲み会』に参加してきましたが、人数が多く、いわゆる”陽の者”ばかりがいる飲み会はどうしても避ける傾向にありました。

避ける、なんて気取った書き方をしましたが、場の雰囲気についていけなかったんですね。だいたい端っこの席に行って仲の良い友人とひたすら喋ってました。

ではどんな『飲み会』だったら積極的に参加してきたか。

それは4~5人くらいの小~中規模の飲み会です。それも趣味や性格が合う人達と行く飲み会です。そりゃそうですよね。普段から話している人とお酒を入れて話すなんてつまらないわけがない。

最初は飲み会の醍醐味はそこだと思っていました。

まぁ実際それもあるんですが。

ただ、最近それだけではないことが分かりました。

・お互いにその空気を心地よいと思える、同じ熱量の人といるから楽しい

ここ数年、初対面の方や、面識の薄い方と飲みに行く機会がありました。会社の上司だったり、東京でできた友達だったり、インターンで出会った学生の人たちだったりで状況はまちまちだったのですが、全部が全部楽しかったと感じていました。

これは今まで

普段から話している人とお酒を入れて話す

ことが楽しさの根源だと思っていた私にとって、大きな衝撃でした。

ではなぜ面識の殆どない人たちと飲み会をしても楽しかったのでしょうか。

いろいろ共通点を探して自分なりに導き出した仮説は

『お互いにとことん熱量をもって話す事ができたから』

でした。

ある人とは将来のことを話しました。ある人とは趣味や研究のことについて話しました。一度研究室に来られた海外の方とも頑張って話しました。

どの機会も1~数時間話していたと思います。

自分も相手も熱心に話して、聞いていました。

お互い知らないからこそ、全く知らない世界を一生懸命知ろうとする、伝えようとするから会話に花が咲いたんだと思います。新しい人と話しても楽しく会話ができるのは飲み会のいいところだと思います。

少し話がそれましたが、こういうエピソードが何回かあってこの結論にたどり着きました。

■『楽しい』と思える空間を保持する

『楽しい』の根源はなんとなく見えてきたのですが、実はそれだけでは『楽しい』と感じさせることは難しいと思っています。

次は、そのお互いにその空気を心地よいと思える、同じ熱量の人がいる空間をある程度保持しなければなりません。

なぜならば

・楽しい話をしているときに第三者が入ってきて場を乱してしまう。

・他の卓の会話音量が大きく、会話がさえぎられる。

等々、『楽しさ』を遮る要素に割り込まれてしまうからです。


これは現実では単純な方法で回避することができます。

その場から離れることです。これをすることで『楽しいと思える空間』が保持されます。

現実の世界でもよくある事なのではないでしょうか。

喧騒を離れて友達や恋人と外でタバコを吸った時

これなんかそうですよね。


これを『オンライン飲み会』に置き換えてみましょう。

一般的なオンライン飲み会は、テレビ会議形式のものが多いと思います。

テレビ会議形式のものではそもそも物理的に離れることはできないですし、一対一の会話や、グループに分かれて行う会話は一旦退出して部屋を立てなおす、または分室を開く必要があります。

正直めんどくさいですよね。これが他愛もない話だったらどうでしょう。部屋を立て直すほどでもない会話だったらまあいっかと諦めてしまいます。会話の種が一つ消えてしまします。

別の部屋や分室に入る際も、部屋に入る前の会話が聞こえないので入るタイミングを選ぶことができません。ギスギスしている場面などに遭遇してしまうと『楽しい』どころではありません。

これを防ぐためには、入室ルールを決めたりする必要があります。

楽しいと思える空間を保持することはできますが、なかなかに手間がかかるんですね。


ではclusterでは楽しい空間保持するために、どのように対策ができるのでしょうか。

簡単です。『離れ』れば良いのです。

距離減衰により相手の声が聞こえなくなります。

また、少し離れたところから会話を聞いていれば、

会話に入るタイミングを伺うこともできます。


現実と同じような方法で、かつ動かすのは手だけで済むので、簡単に三秒で対策できます。

なんならおまけに部屋を立てる機能なんかもあるので徹底的に『離れる』こともできます。

会話の種がめんどくささによって消えることもなければ、会話に入るタイミングを失敗することもありません。


■clusterで『オンライン飲み会』を行うメリット

以上の事から、大きなメリットとしては

・『楽しい』と思える空間の保持が簡単にできる

事であると考えています。

また、イベントを立て、そのイベントからワールドに呼び込んだりすることもできますので、今まであったこともない、話したこともない人とお酒を飲み交わすこともできます。つまり新しい人と話すことで

・『楽しい』と思える空間を作るきっかけになる

というメリットもあります。

冒頭に書いた『■結論』はここから出てきたものになります。

■clusterで『オンライン飲み会』を行うデメリット

・顔が見えないこと

です。

これは人とコミュ二ケーションをする上で意外と重大なデメリットです。

その人が疲れていたり、機嫌が悪かったり、悲しいことがあった直後だったり・・・。私の場合は結構顔を見て判断することが多いです。もちろん声のトーンや話し方である程度は察することはできますが、顔を見ながらの会話よりはかなり精度が落ちます。

実際、いつものノリで絡んでしてしまったり地雷を踏みぬいてしまったりなんてことがありました。

普段の会話以上に察する力が求められる環境であることは確かです。相手を思いやる気持ちを忘れないようにしましょう。

(clusterに限った話ではないですが)

■まとめ

『■結論』でまとめたのでぶっちゃけありません♨

飲み会賑やかで楽しいよ(マジ)

またやりますのでぜひ来てくださいね!

飲み会2

■告知

・12月18日、22:00~

音楽イベント『ワレシラズオドル』を開催します!!!

このイベントは『無意識に踊ってしまうような』 体験をコンセプトに、
clusterのバーチャル空間上で開催される、入場無料の音楽イベントです。

きっとその熱量に“ワレシラズオド”らされるでしょう。

画像2

会場提供・制作:七種あきの さん

ロゴデザイン、フライヤーデザイン:みずほコリ さん

みんなきてね~~~!!!!!!!

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明日は早瀬道博さんの『AvatarMakerを使ってアバターを作った話(仮)』です。最近実装された『AvaterMaker』についての記事のようですね!どんなアバターを作られたのかとても気になります・・・!楽しみです!

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龍飛

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