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わたしの推しをすすめる②日本酒

『さとゆみライティングゼミ』での課題
”わたしの推しをすすめる”をテーマに書く練習。
ゴール設定。日本酒の苦手意識を下げて、興味をもってもらう。
読者設定 30〜40代女性
設定雑誌 MEETS 
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『チーズにあう。今夜は泡にしよう。』

そんな文言からはじまる、本日のお題はワイン…ではありません。
英語で言う『SAKE』。おすすめの日本酒についてのお話。
5年前、日本酒を買ってみようと思いたち、酒屋さんに行ってみた。
店内に入ると、大きな業務用冷蔵に、全国の銘柄がぎっしりと並んでいる。ワクワクよりも、この中から1本を選べるのだろか?というドキドキが先行する。まず目についたのが瓶のラベルだ。これぞ日本酒というような、漢字で〇〇酒と書かれたラベルもあれば、これはワインなの?という、小洒落たラベルまで色とりどり。
店員さんにお好みの味は?と質問を受けたが、もちろんわからない。
ならば、選択方法は2つ。
店員さんのオススメを買う、もしくはジャケ買い、のどちらかだ。
中古CDショップに通い、知らない洋楽アルバムをジャケ買いした中学生時代と同じ選び方を選択。
ところが、ジャケ買いをした日本酒が大当たり。
今では入手困難な新政酒造という人気酒蔵のお酒、瑠璃ーLapis Lazuliー」(ラピスラズリ)だった。日本酒が、こんなにも美味しいのか…という驚きは今でも鮮明だ。

この体験から日本酒沼へ。80本ほどの銘柄を購入してきた。
そして、ついに2021年、普段使いできる”推し日本酒”に出会う。

奈良県大神神社のお膝元にある酒蔵。”今西酒造株式会社”の
『みむろ杉 ろまんシリーズ Dio Abita ディオアビータ』である。
低アルコールで、口当たりもよく、お料理に合わせやすい。
日本酒は苦手だと思っている人に、特におすすめだ。

日本酒は、土地の気候、作り方、お米の種類、水質、酵母菌など、複雑に絡み合い、造られている。酵母菌が、瓶の中で発酵することで、まるでシャンパンのような、泡ができる日本酒まである。次の休日、日本酒居酒屋でジャケ注文に、チャレンジしてみてはいかがだろうか。

日本酒なのに、飲みやすい。
日本酒なのに、チーズにあう。
日本酒なのに、焼肉にあう。
日本酒なのに、シュワシュワしている。

日本酒なのに。
これは、日本酒の懐の深さを表現する、最高の言葉なのかもしれない。

MEMO
文字数 743文字 
書いた時間 85分
撮影機材 FUJIFILM XT-4 XF16-55mmF2.8 R LM WR フィルムシュミレション  クラシックネガ

”銘柄”が2つもはいった。1つでもいいかもしれない。
AなのにBの使い方は、うまくいったのでは。
日本酒は、うんちくをのべやすい。しかし、そこにふれずに書いてみたのがよかったかも。
今回〜だ。と言い切りの文章をつかってみた。断言すると文書にメリハリがでた。この1文1分の終わり方のトンマナは研究してみよう。



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