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非エンジニアがAWS認定(SAA-C03)に合格した話

2022年12月18日にAWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C03)の認定を取得したので、まとめておきます。

1|自分のスペック(前提)

  • お仕事ではAWSを使用していません。職種はエンジニアではありません。リソース(ヒト・カネ)の配分やプロジェクトの立ち上げを、日々悶々としながら、支援するお仕事をしております。

  • 資格は、以下を取得しています。

    • 基本情報技術者試験、応用情報技術者試験(10年前)

    • AWS Certified Cloud Practitioner (2020年)

もうちょっと前提

いくつか前提を追加しておきます。SAAとは何かの説明は割愛。

  • 2020年2月にCLPに合格。1ヶ月後に、SAAにチャレンジし不合格。

  • そこから月日が流れ、社内のAWS認定取得を支援する風土が高まり、2021年11月頃にSAA認定に挑むレベルの研修を3日間受講。

  • そこからまた月日が流れ、今回、認定を取得しています。

2|試験に対する考え方

お仕事では、VPC、EC2、S3などが記されたシステム構成が分かる資料を、たまに拝見する程度です。
よって、AWSを使えることが目的ではなく、資格勉強を通し、AWSの体系的な知識を取得することが目的です。試験に向けたアプローチは以下のとおりとしました。(たぶん、みなさんやっている)

  • Qiitaやnoteで合格体験記を読み、合格への近道、かつ、自分に合う勉強法を探る。

    • 合格への近道として、合格体験記にて頻出する参考書や問題集は何か、それをどのように使っていたか、どのタイミングで試験に挑んだかなどを確認しました。

    • まず、自分が勉強するタイミングは、在宅時の休憩や通勤時間などがメインで、1日1時間程度です。自分に合う勉強法としては、参考書をひと通り読んでから問題を解くより、問題を解き、間違っていた解説を読むほうが自分には合っているため、そのスタイルに合いそうな勉強法を探りました。

3|やったこと

結論を先に述べると、TechStock WEB問題集で学習しようのベーシックプランに課金し、問題を解いて、解説を読んでを繰り返しました。
結果、必要なスコアが720点のところ、スコア743でギリギリ合格。
具体的には、以下のやり方でした。

WEB問題集の使い方

  • #1〜#166までを1周する。

    • #1につき、7問です。どんどん解きます。
      (個人的な感想:10問では多いし、5問では少ないので、7問は絶妙)

    • 間違えた問題を中心に解説を読みます。解説から引用されるAWSのドキュメントも読みます。

    • 1周終わったところで、AWS認定本試験モード(模試のようなモード)で正解率が63.08%でした。足りない。。。。

  • #80〜#166までを1周する。(2周目)

    • 合格体験記に#80以降を解けばよいとの記載がいくつかりました。実際、1周目において、前半の番号の問題はどんなサービスか、サービスの特徴を聞かれる問題が多かった印象です。

    • なので、後半の番号に多く出題されている、問題の要件を読み取り、サービスの特徴に沿って、何が適切な対応かを回答する形式が多い、#80以降を回答していきました。

    • 回答の選び方も、例えば、4つの選択肢から1つを単に選択するのでなく、4つの選択肢から3つが間違っていることを確認し、1つを選択する選び方を意識しました。

    • 間違えた問題を中心に解説を読みますが、正解した問題も、他の選択肢がなぜ間違っているかが、自分の認識とあっているか確認します。

    • これが終わったところで、AWS認定本試験モード(模試のようなモード)で成果率が67.69%でした。思ったより伸びていない。。。

  • #80〜#166までの間違った問題を1周する。(2.5周目)

    • 間違った問題のみを解けるモードがありました。これまで、7問あれば、2〜3問を間違えてましたので、苦手な問題を克服する目的で解きました。

    • ひと通り終わりましたが、苦手な問題ばかりで、間違うことも多く、やや自信喪失です。

  • #100〜#166までを1周する。(3.5周目)

    • 自信喪失したため、もう一回#100から解き始めました。

    • しかしながら、気づけば、3ヶ月が経過しており、課金の時限(90日)が到来しそうです。

    • 当初、AWS認定本試験モード(模試のようなモード)で9割くらいとれるようになってから試験を申し込もうと思っておりましたが、問題集の時限に合わせて試験日を設定しました。(後述)

    • #100から解いていましたが、#140を解いたところで、試験前日を迎え、前日の土曜日は、最近の傾向に沿っていると想定される、#166からさかのぼって、ひたすら解きました。

試験日の設定と当日

試験日は、狙った場所のセンターで、直近の土日&午前中を希望しましたが、考えていることはみな同じなようで、あいていません。
何回かアクセスし、たまたま、日曜日12:45にあきがでたタイミングで申し込みました。(24時間前まで変更できるらしい)

当日は、案内に沿って受験しました。所謂、雑居ビルの一室のようなところでしたが、寒いとか、うるさいとかはなかったです。

試験後、すぐに結果がでると思っていましたが、その場では、後日案内するとの紙をもらいました。

その日の夜、サッカーワールドカップの決勝を観ているときに、メールをみたら、合格の案内がきておりました。

4|自分の勉強スタイルに合わなかったこと

そのコンテンツが良い悪いでなく、自分の勉強スタイルに合わなかったということです。私見たっぷりに書いています。

Udemy
AWS:ゼロから実践するAmazon Web Services。手を動かしながらインフラの基礎を習得

これ課金しました。2020年にCLP合格→SAAチャレンジしたときです。操作もイメージ&確認できます。ひと通りやりましたが、これだけでは私は合格できませんでした。

Udemy
【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)

これ課金しました。模擬試験として素晴らしいです。しかしながら、1回分(65問)を全部解いてから、全部の解説を読むという仕組みが、上述した自分の勉強スタイル(問題→解説のループ)と合わず、1回分を解いただけでした。

AWS認定資格 無料WEB問題集&徹底解説

無料のWEB問題集です。TechStock WEB問題集で学習しようの前に一周しました。1問解いて、解説を読む流れで自分の勉強スタイルに合いましたが、これだけでは合格は難しそうだなと思いました。なお、1問1問にコメントできる機能があり、シュールなコメントに微笑んでいました。

おわりに

思いの外、長くなってしまいました。参考になれば幸いです。読んでいただきありがとうございました。
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