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目指せ国家資格合格!

去る1月28日に受験したFP3級の
結果発表が3月8日にありました。

受験までの流れは前記事を参照ください


ここまで国家資格というのを
一つも持ったことがないために
受験することを決意した昨年秋

参考書と問題集をAmazonで購入し
3〜4ヶ月まるっとイチから勉強をしてきました

要領の悪い私が分野の多い科目の受験をするなんて受験を申し込むまで想像もしていなかったのですが、意を決して自分に投資しようと
臨んだ結果が先日手元に届きました。

自分に箔をつけたかったという
ちょっとした理由もあったりしましたが
ややがむしゃらにペンを取り
ノートに書き込んできた期間は
箔をつけるための下地を塗っていると
言い聞かせて進めてきました。

受験した資格は
ファイナンシャル・プランナー3級、
通称FP3級 という生活・経済分野において
役に立つであろう国家資格で、

合格率もそれなりにある資格であったため
初めて受けるにはちょうど良いものだと
思いました。

数字に弱い私でも好きなところから手をつけて
勉強することが出来るくらい分野が広く
覚えることが多くありました。

受験当日の話は前記事をご覧ください。

前述の3月8日に郵送で発送された結果発表は
翌週の平日、自宅ポストに投函されていました

しかし私はすぐ開けることをせず
ラジオ配信アプリの配信上で開封しようと思い
届いてからしばらく放置していました。

私はラジオ配信アプリのSpoonで配信しています。

「なんて発表しようかな」とか
「他の話のネタどうしよう」など
配信上の構成を考えながらタイムスケジュールをノートに殴り書き、効果音を着々と用意して
その週末に配信することを決めていました。

話のネタは、使っているアプリがサブスクサービスを始めるというのでそのことについて
解説をいれたりマクドナルドで
春のフラッペが始まるなどの
紹介をすることにして
2時間で組んでいきました。

自分のインスタのストーリーズには
お送りする主な項目と配信予定時間を投稿して
配信アプリの通知欄にも同様にお知らせを記し
メインである結果発表を配信後半に
もっていき進めていく予定でした。

それで、ある程度タイムスケジュールも決まり
音声チェックと喋る内容のリハもやって
配信当日を迎えます。

そして時間になりました。

配信スタートボタンを押下すると
お知らせの効果は見られずリスナーが
集まりませんでした。
5分経ってやっとの初見さんが来たので
オープニングトークを進めました。

主な内容はこんな感じですよ、ということを
伝えながら時間通りに話を続けました。

タイムスケジュールを決めているということは
ラジオ番組風にやっているため
トークゾーンの時間が限られています
なので本来ならばリスナーがいなくても
(思うように人が来ない...)と
心の中で嘆きながらも続けなければなりません

まあ続けなくてもよかったんですが
私も意地になって構成を組んでしまったため
後には戻れなくなってしまっていました。
これは柔軟性がなく反省しなければなりませんが目の前にはまだリスナーがいるわけですから
話すことに専念しました。

もうフリだけで長いですよね

一人のリスナーのために
自分の構成を押し付けて進めていくと
1時間が経過していました。
その間のコメントはほぼなく
そのリスナーさんは私の配信を
流し聞きしてくれている様子でした。

トークゾーンの3つめに到達して
配信時間は1時間10分を少し過ぎた頃、
私は先日受けた健康診断の結果を
発表している最中でした。
新たにリスナーさんが1名入室されました。

明らかに聴取率の悪いラジオ配信なこと。

始まりから聞いてくれている人がいなければ
私は虚空に喋りかけることになっていたかも
しれないところにリスナーが
2人になったことは構成進行に
拍車をかけてくれます。

配信時間が1時間30分になり
メインであるFP3級の結果発表、
開封の儀をおこなおうとしていたその時
始めから聞いていたリスナーさんが
おやすみになられるということで
配信から落ちてしまいました。

配信は振り出しに戻り1名を相手に
結果発表をしていきます。

なにを思ったのか、
私はハガキの開封を渋ってしまったのです
なぜなら思うようにリスナーが来ないこと
自分の配信の面白くなさを急に感じてしまい
ギアを落としてしまったからです。

するとリスナーさんはそれを察してくれて
「5分経ったら開けましょう」と提案してくれ
タイムスケジュール的には20分使うことに
なっていたので5分経ったら開けることには
問題なく同意することにして
その間は受験当日の話で時間を潰すことにしました。

気づくと8分喋っていたので、
「では結果発表!」と叫びハガキを開封します。

ビリビリ・・・

めくっていくと 学科 には合格の文字
さらにめくると 実技 には不合格の文字

だああああああっ

実技試験を落としていました。
正解率が1問足りていませんでした。

私は1人のリスナーさんに向かって
もったいぶって不合格を発表したのです。
きっとリアクションに困ったでしょう。

情けない結果発表に私は
「ちきしょー!」とやや荒んでしまいました

合格率が高いからって誰でも
受かるわけでもないことを思い知らされ
国家資格のハードルの高さを見せられ
「資格のひとつも合格できないなんて」と
自己嫌悪に陥ってしまい
残り時間を 悔しい気持ちと苛まれ、
1個のために再挑戦をするべきかなど
いろいろな思いが巡り、あげくの果てには
用意していた効果音を連発するしか
ありませんでした。

「♪はっぴーはっぴーはーっぴー!」
「♪はっぴーはっぴーはーっぴー!」
「♪はっぴーはっぴーはーっぴー!」

トークコーナーの終盤はため息に終わり
最近流行りの猫ミームソング
「Dubidubidu」を流して気を取り直しました。
それからはCMを流して
あっという間に1時間58分
エンディングを迎えました。

聴取率の悪いラジオで
興味のない結果発表に人が集まるわけないか...
「わたしの配信つまんないね!」とか
言っちゃって、聞いてくれているのに
最悪な発言をして配信終了しました。

終わった後、しばらく合否のハガキに
睨みをきかし、何も得るものはなかった とか
配信におけるわたしの存在意義とは?など
思いっきりバッド入っちゃって、
構成の書かれた紙をくしゃくしゃにして
押し入れにしまいこんでしまいました。

結果発表うんぬん以前に
私って配信向いてないんだなーと思わされ
気づけば何も上手くいっていませんでした。

配信当日のタイムスケジュール


国家資格を受けるのは個人の自由ですが
時間もお金もつかって受けたのに
自分の能力の無さには呆れるばかり。

もしかすると、その能力の無さが
配信にも出てしまい、それが
すでにリスナーに伝わってしまって
いるのではないかと考えてしまいました。

どこか完璧じゃないといけない、
知的でないといけない、という
圧に押し負けている気がしました。

タイムスケジュールまでつくって
やるくらいなんだから きっと私は完璧主義。
今回の資格も合格できて当たり前な
資格なんだとしたら
私にはもう難しいかもしれない。

1点を追うために再挑戦をするか
このまま挫折するか未だ迷っています。
そしてどなたか上手なラジオを教えてください

わたしに得られたもの
それは「学科の試験免除」なことくらい。

でもまた一から学び直さなければなりません

大人になってからの勉強は苦ではありませんが
壁にぶち当たると迷走してしまうところがあります。

次の結果発表は何になるやら。

今回はFP3級を落としたという
結果発表でした。

最後までご覧いただき
ありがとうございました。

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