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資格取得への伏線回収

過日、タイトル「付加価値」として
資格欲しいなぁ的なことを書きまして
しばらく経ちました。
※前記事参照

今回はその伏線回収をしようと
キーボードを叩いています。

気づけば2024年
ちょっと昨年を振り返ってみますと
特段大きな出来事がなかった...
といえば嘘になりますが
ここに書くようなことでもない出来事の
繰り返しでございました。

昨年の始まりには厄祓いをして
夏に、ひいおばあちゃんを
亡くしていたことを冬に知り
秋から冬は試験勉強に励みました。
なにを目指そう、
私はただ国家資格が欲しかった
それだけのためにガリガリやってきましたが
いざ勉強をしようとなると
頭に入ってこないんですね。

その勉強も得意分野なわけでもないけど
合格率も低いわけじゃないからと
正直ナメておりました。
だから少しだけ勉強を休んだりしました。

休んでる間に初めて聴いた
耳かきASMR。
気持ちよかったなぁ

試験の参考書はAmazonのポイントで
買っていたのでほぼ投資無しで
入手することができました。
かかったのは受験費用くらい。

交通費もいれると総額1万円くらい。
うーん、自己投資1万円で
国家資格取れるなんてそんな夢みたいな話
ありそうですよね。

ありそう...?

これなんで疑問符がつくのかといいますと
結果がまだ届いていないからです。
まだ、資格取れたかどうかすらも
わからないのに記事を書いてやがるこいつは
これから何を話そうとしているのか

まわりくどい言い回しでのらりくらり
文字数稼いでいますが、
とりあえず待ってください
試験が終わったばかりの私はいま
燃え尽き症候群なのです。
やることがなくなっちゃって というか
次のステップにいけよ という話なんですが
そんな元気が今はありません。

そしてまず、この資格試験の目的は
何なのかということから簡潔に説明すると
「自分の人生に箔をつけたかったから」です

いや、そのもちろん資格の1つで
人間の価値が決まるわけではないという話は
前記事でも述べていますので、それを
重々承知の上でやり始めたことなんですが
付加価値のない人間をどうにか
変えなければならないと自分で考えて
行動に移した結果がこれなんですね。

要するに 自分に自信がないというわけです

「自信がないならもっと勉強しろよ!」
ごもっともです。

私が受けた試験には、学科と実技があり
いずれもマークシート式でした。
数学が苦手な私にはとてもじゃないけど
苦痛すぎたようです。
終わった後には虚無感、無力感に襲われて
翌日は1日寝込んでしまいました。

勉強してる間の時間がどれだけ
充実していたことか今更ながら
実感するわけです。
そんな時間の大切さも雑にしてしまい
迎えた試験2日前に
詰め込みでおこなった実技試験の勉強は
本番では歯が立たず悩む時間に
費やしてしまいました。 

(もっとやっとけばよかったよ)
なんて思いながら試験も終盤
振り返る時間もありませんでした。

なにを隠そう、私が受けた国家試験
それは FP3級です。
日本FP協会ではペーパー試験
最後の開催だったということで
チャレンジしてみました

FPってのは、
ファイナンシャル・プランニングのことを
いいますけれども
この資格を持っている方は
技能士にあたるんですね。
俗称としてファイナンシャル・プランナー
なんて呼ばれてるようですが、
3級はお金に関する基礎の部分にあたるので
あまり業界的には重宝されない部類に
入るんだそうですね。

身につけているだけでも違うとは思いますが
資格として成立しているので
あるに越したことはありません。

昨年の秋から今年に至るまで
勉強時間は約3ヶ月ほどでしょうか
学び直しとして最初から取り組んだので
これくらいかかった印象です。

当日緊張しながら向かうバスの中
学科の過去問をwebやアプリを
使って解いていきます。
30分の道のりはあっという間でした

開始時間まで少し時間があったので
会場までは遠回りして行きます
外は日曜の朝、冷たい空気と日光、
地面からの照り返しで目がチカチカします

しばらく歩くと、張り紙がなされた
建物を見つけました。
「FP技能検定試験会場(資産設計提案業務)」
デカデカと表されていました。
自分の受ける会場は受験番号ごとに
割り振られた部屋が決まっています

2級試験の方もいましたので
ざっと2〜300人は下らないくらい
集結していたのではないでしょうか

会場の中に入ると、
さっき道ですれ違った人の姿もありました。
しばらくして会議室っぽいような会場に
1部屋約50人の受験者が続々と入ります

自分の着席番号を見つけて席について
あたりを見渡すと、
2人テーブルが
横4列、縦10列程並んでいます。
(多いなぁ...)とか思いながら時間まで待ちます

私の席は前から2列目でした。
隣の方は遅れてやってきましたが
前の列の2名の姿が見えません。
これはもしや私は最前列となるのかとか
雑念を覚えながら、バスの中で見た
過去問サイトを開きます。

これをやるのもあと少しか...

ある程度解き終わったところで本番です
スマホを鞄にしまって
試験監督の注意事項を聞きます

「それではこれより〜・・・」

説明が始まりました。
なんと前列2名の方は来ませんでした
強制的に最前列の私はピンチです
人の目にめっぽう弱いため
説明が入ってきません!
どうしようどうしよう

各々電卓を持参して机上に置いています
私のは百均で買った白い電卓
隣の方はCASIOの電卓

かあああああっ、
これじゃ計算方法に差が出ちゃうじゃないか
とかなんとか思いながら前を向きます。

なんとも言えない気持ちになってから
学科の問題冊子が配られてきました
最後のペーパー試験、
学科問題の表紙は緑色です。
そこにも整然と注意事項が記されています

「指示があるまで開けないで」

テスト特有の1行目です。
開始時刻となりました。
さあ開いたぞ!

あらぁ....? あらららら...?

過去問に出てこなかったものとか
これは知らない問題だな?とか
初見の文章や変わった言い回しで
私に対峙してきました。

心の声「やっべ、わかんねー...」

学科の試験時間は120分
刻々と進む時間に対して私は悪戦苦闘
解き終えたのは開始から40分が
経過したころです。

焦る気持ちを抑えて、
マークシートと問題を見直していきます
見直したところで、
それが正解だと思っている私は
ほとんど答えを変えずに20分使いました。

それからして退出する方が
ちらほらと出てきました。

私は退出することも考えましたが
ちょっと粘ります。
悪あがきしたんですね。
問題文に自分がつけたマークを
記していきました。
これは後々自己採点できるであろう
という考えのもと、書き込んでいきます

開始から1時間15分ぐらい経ったところ
私は退出することを決めて回答用紙を
監督に渡しました。
振り返るとほとんど人がいませんでした
先に退出された方が多かったんですよね

それからというもの、外に出ていきますと
すっかり日も上がって
街の人の数が増えていました

外で待つことも考えましたが、
寒かったので地下の雑踏に
紛れることにしました。

今日、同じように受けた人は
どんなことを思っているのか
Xを開いてみます。

すると、「スラスラ解けた」とか
「合格圏内」とかいうワードが大多数を占めて
すっかり自信をなくした私は
過去問サイトに飛んでみました。

すると、「回答速報」なるものが
そこにはありました。しかし
時間にならないと見られないようで
それまでの間、過去問の実技問題を
ポチポチしていきます。

お昼ご飯も食べずに時間だけが過ぎていき
実技へ備えていました。そして
時間がきたので回答速報を
見ることにしました。
丁寧に配点まで書かれていて
どこまでも受験者に優しいサイトだなと
感心しながら、
自分がどんな回答したかを思い出しながら
問題を追っていきます。

あああああああああっ
それはそれはもうひどいものでした
私はいままで何を勉強してきたのか
半分くらい間違っているようでした

この数ヶ月勉強したとはいえ、
こんなに出来が悪い回答じゃ
お話にならないじゃないかと
嫌悪感すら覚えて 見るのをやめました

残りの時間でまた実技試験の過去問を
解いていくことにします。
しかし地下の雑踏の中、カバンから
電卓を取り出すわけにもいきません

おそらく、これであろうな
というものを選択して進めていきます
ポチポチポチポチ...

本番の時間が迫ってきたので
会場へ戻ることにしました。

着いたころには通路は受験者で
ごった返していて、
模擬試験問題を見ている人や
パズルゲームをしている人、
何もしていない人など待ち時間を
それぞれで過ごしていました。

さっきの席に戻り、本番を待ちます

監督の説明が始まり、
ピンク色の問題冊子が配られます。

さあこれまでの成果を出しましょう
相手はたったの20問!
制限時間は60分!少ないっ!
配点が高い問題で構成されているわけですが
なにやら私の様子がおかしかったのか
マークシートが進むこと進むこと。

わかっていて進めたのかはわかりません
でもマークシートを
塗っていくしかなかったんです

解き終わったのは終了10分前でした

こんなギリギリで見直しも
問題冊子とマークシートを行ったり来たり
することだけしかできず
あっけなく闘いは終わってしまいました

「終わっちゃったな〜」という
達成感よりも虚無感が競り勝ち
帰路につきました。

家のテーブルには
朝まで使っていた参考書と問題集の本
そしてこれまで勉強してきた
何冊ものノートが積み重なっています

鞄の中から試験問題と筆記用具を
取り出して自己採点を始めました。

あぁ厳しい...
3ヶ月学んだことがなにも活かせていない

試験問題に間違えていることを示す
×印を何個も何個もつけることに
なってしまいました。

公式からの採点結果は3月になるとのことで
すこし絶望しながら首を長くしています

どうか私に付加価値をつけてくださいと
願いながらこの日を終えました。

毎月1日は「資格スタートの日」
なんだそうですね。
学ぶことに対して楽しさを求めるのは
難しいかもしれないけど
できるようになったあとの
楽しさが待っていると私は思います

やらずして得るものはありませんから
学ぶことを忘れないで
毎日過ごしてみたいものですね。
間違ってもいいからやってみよう。

考えることができる大人になりたいです

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