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EF80200F2.8L α7IVとMC11使用時、レンズ未認識問題の条件と解決方法

こんにちは。ぷーちゃんです。
先日友人と写真を撮りに行ってその際にEF80200F2.8Lを借りてきました。
30年前のレンズとは思えない描写力で驚きました。
そして本日(2022/12/31)レンズが認識されない問題が起こり、問題が起こる条件がわかったので備忘録も兼ねて書いておこうと思います。
ちなみに80200以外では検証できていません(EFマウントのレンズもってない)

前提として

EF80200F2.8は電源オンした時にAF動作の設定にしてる場合、無限遠の位置にフォーカスが必ず移動する。
また、電源を切るときのフォーカス位置でそのまま電源が切れる。 (つまり焦点距離2.5mのところで電源が切れると、次に電源が付いたときは焦点距離2.5mの位置から無限遠に移動する。)

問題発生条件

レンズのフォーカスを無限遠の状態でa7IVの電源OFFをにする。 (設定がMFでもAFでも関係なく)
フォーカスが無限遠になっている状態のときに、MFAFスイッチをAFにした状態で電源をONにする

・解決方法

1. 電源をONにする場合はMFAFスイッチをMFにセット。
そして電源投入。起動後にAFにスイッチをセット。
2. 電源をONにする前にMFAFスイッチをMFにセット。
無限遠からフォーカスを外してあげる(無限遠より手前にフォーカスが移動できていればどこでもいい。)
その場合はAFにスイッチをセットしていてもちゃんと起動します。

・現実的な解決方法

いちいちMFにセットして電源入れてAFに戻したりするの面倒だし現実的な解決方法も一応載せておきます。
1. 電源を切るときにMFで無限遠以外に動かしてから電源OFF
そしてMFAFスイッチをAFにする
2. 適当に近くの被写体に合わせた状態で電源OFF(無限遠より手前になっていればいい。)

※注意事項※

電源ONにした後レンズが認識されていない状態(SS値やF値が触れない状態)でMFにスイッチを移動すると、フォーカスが移動しAFやシャッターが復活したように見えます。 しかし、実際はAFはちゃんと動かないし、シャッターは切れませんでした。
また、バッテリーを抜いて差し込むと無限遠の状態でも起動できます。
(一度最短撮影距離のところまでフォーカスが移動し、無限遠まで帰ってくる。ちゃんとAF動きました。)

最後に

おそらくこの問題はレンズの自動テストが行われる設定で、フォーカスが現在位置から無限遠に移動する設定があるのだと思われます。
しかしすでに無限遠にある場合テストが行えず、レンズが認識できないのでカメラがバグを起こしてしまい、電源OFFができなかったり、シャッターが切れないのだと思われます。
そのためユーザーが無限遠以外に設定してあげることでテストをすることができるため、AFが動作できるのだと思われます。
以上、α7IVとMC11+EF80200F2.8Lでのレンズ未認識問題の条件と解決方法でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

追記

24-105/4 L IS USM
100/2.8 L IS USM
でも同じ動作が確認できました。
たぶん非対応レンズは全部これ適用されちゃうんじゃないかな…

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