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3年間も好きだったあの子の備忘録

男の恋は名前をつけて保存、女の恋は上書き保存…なんて話がある。

全くそのとおりだと思っていて、男は基本的に一人を好きな間は一途だと思う……渡辺のせいで言い切れないのが尺だが、少なくとも自分は、好きを実感している間、他に目を取られることはないと思う。

そんな最たる例…おそらくは俺の人生の中で一番ひどい失敗した恋になるだろう話を、備忘録的にまとめたいと思う。

彼女と会ったのは高校2年のとき。俺が絶賛オタクチー牛として、青春を謳歌していたときに、しょーもない小さな文系の部活の後輩として、彼女はやってきた。

特別顔が可愛いとか、そんな訳でもない、ひどく言えば中の下…しかしながら今まで会ってきたどんな女の子よりも可愛げがあって魅力的に見えた。からかい上手で、アメとムチをうまく使い分ける…自称「メンヘラ製造機」まさしくその表現が相応しい、依存してしまうのだ、彼女を好きになってしまったら。

彼女にとって俺は、『都合のいい男』寂しさや悩み、苦しみを感じたときだけ、彼女からLINEが飛んでくる。半分は俺以外の男の話。彼女には彼氏が居るからだ。常に、知らないうちに。

いい加減嫌になって、もう何回も関係を絶とうとした。その度に、何かを察したように彼女は俺と会おうとする。馬鹿な俺はいつも何もかも忘れたように楽しげにその罠にハマる。切りたくない、切られたくない…知らないうちに依存してしまったらしい。

もう最後にしよう。

せめて、この3年を供養するために、備忘録…としてnoteとして書き記して置こうと思う。あわよくば、いつかの恋やいつかの何かで、役に立てることができたら。

毎日駄文を量産しています。 よければご覧ください。 3年間も好きだったあの子の備忘録は、気が済むまで更新します。 気が済んだら、安楽死についての書き物や、日々感じたこと、思い出なんかを更新します。 よろしくお願いします。