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宇宙ビジネスの未来

おはようございます。38℃近い暑さの中でも、動き廻っている武内和久です。

宇宙×ビジネスの領域では日本随一の知見を持つ青木英剛さんが北九州を来訪してくれました。
未来に思いを馳せた議論に花が咲きました。

前日に九経連で講演し、「九州を宇宙首都に!」と訴えて来られた青木氏。
実際に大分県を「宇宙県」へと進めてきた立役者でもあります。
大分空港は「宇宙港」となり、青木さんは欧米の宇宙企業を大分県に誘致する支援をしました。
2020年代には20発のロケットが打ちあがる見込みだそうです。

衛星産業は利益率が極めて高い。自動車産業よりも高く、数百億規模の企業もざらです。
北九州は、機械や電機の技術のベースもあり、それらを統合する企業があれば、大きな可能性があると。

今は、人工衛星から得られるデータで、社会課題を解決するのが重要な使命です。
例えば、災害の状況、渋滞のモニター、教育など、多くのデータを得ることができます。
また、宇宙産業は「産業の総合格闘技」と言われるほどに、多種多様な産業領域につながっています。
今や、日本のGDPの半分は宇宙産業と関連しているとも言われています。

「宇宙」産業は、日本のものづくり、地場経済を支える可能性を秘めているだけでなく、日本という国自体の国防上の重要性も秘めています。必ず必要となる産業です。
時代の波を先読みできるか、そこに乗れるか、そこが勝負ですね。

青木さんは、熊本・八代高校を出て、「宇宙だ!」と決意し、単身アメリカに渡り、その後アメリカで宇宙を専攻し、今は日本の宇宙ビジネス、Space Portを進めておられる“猛者”でもあります。
彼の夢は「九州を宇宙アイランドへ。」。
ワクワクと、強力な仲間を得た気がした夜でした。

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