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アドベントカレンダー2023#04: Dialogflowにおけるベストプラクティスの探求

Dialogflow ESのドキュメントに基づく気づき


今日は、公式ドキュメント「Dialogflow ESのドキュメント」から、ベストプラクティスについての記載を見つけることができました。このドキュメントには、エージェントの効率的な使用方法が詳しく記載されています。

ユーザーインタラクションの最適化

いくつかあるベストプラクティスの中でも、私がすぐに理解できたのは、「エージェントが起動直後にユーザーに伝えるメッセージを通じて、ユーザーにエージェントが対応可能な質問の範囲を明確に伝える」ということです。また、初回の入力は、ユーザーに対してボタン式の質問を提供することで、対話の流れがよりスムーズになり、フレーズの揺らぎを防ぐことができ、ユーザーの意図をより正確に理解することが可能になります。

公式ドキュメント「Dialogflow ES のドキュメント」より

選択式の実装は、CuntomPayloadを使用する


要するに、はじめに質問ボタン(選択式の入力)を用意することが推奨されていると理解しました。選択式の入力は、Responseセクションで、Custom Payloadを追加することで実現可能です。

Responseに、CuntomPayloadを追加することで実現可能

実際に動作させると、以下のようなボタン形式のテキストが表示される。
図の左側は、設定画面で、右側がChat環境で表示した画面となる。
Text Responseに加えて追加した、CuntomPayloadが表示されているのがわかる。

動作結果との対比

標準搭載されているChat環境での動作確認

連続したインテントは、フォローアップインテントをつかう。


選択式のほかには、複数の連続した回答をユーザーに求めることで、フレーズを限定し、エージェントの回答精度を高める工夫ができます。例えば、1つ目の回答で「予算と実績」と回答したことを受けて、「予算と実績の差ですね。では、調べる期間は、当月ですか通期見通しですか?」のように質問を続けることが可能です。これは、フォローアップインテントを使用すると作成できます。

フォローアップインテントの例

まとめ


マニュアルを読むことで、機械学習の概念が段階的により詳細に理解できるようになってきました。この経験は、AIを深く理解する上で貴重なものとなりそうです。明日からも、具体的な知識とスキルを身につけていくことが楽しみです。25日に完成するのか、計画の見直しもしなくては・・・

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