アドベントカレンダー2023#06: シナリオの整理とDialogflowの再設定
AIチャットボットのシナリオ作成
今回は、Dialogflowの理解が少し進んだので、あらためて作成したい予算管理業績に関する質問に応答するAIチャットボットのシナリオを作成した。シナリオ作成にChatGPTを利用したので、そのプロセスを紹介します。
ChatGPTによるシナリオ作成支援
今回作成したいチャットは「売上業績に関する問い合わせ」の対応。ChatGPTを用いて、全体の売上予測、サービス別、エリア別の情報提供に関するシナリオを作成しました。プロンプトでシナリオを作成することを伝えたので、フレーズやレスポンスは自動で生成されています。
ChatGPTの利用例
対話内容のスプレッドシート化
いくつかのやり取りをしながら、最終的に作成されたシナリオをスプレッドシートに変換することも可能です。これは、シナリオ、ユーザ入力、必要な単語、外部APIの機能、そしてボットの回答を含む形で、ChatGPTとの対話を構造化された形式にまとめています。このプロセスは、AIチャットボットの設計と実装をより効率的にするための重要なやり方であると思う。
作成したシナリオ
おわりに
AIチャットボットのシナリオ作成では、まずチャットボットの機能を整理し、FulfillmentでのAPIコールやパラメータの設計に重点を置きました。このプロセスを通じて、実装時のパラメーターやエンティティの定義などの洗い出しも同時におこなえるため、有意義な設計資料になります。
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