昨日、来年からどのセミに入るか、希望調査のアンケートがきた。

うちの学科は、教育が基本ではありつつも、ゴリゴリ教育系、文化系、哲学系、色んな種類のゼミがある。

考えるまでもない。哲学系に入りたい。うん、入る。

ゼミの希望調査アンケートに聞かれる。「現在関心を持っている探究テーマをできるだけ具体的に記入してください。」

私の今の関心は何ですか。

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関心があることは、哲学です。
なぜかというと、

・・・なぜ？

なぜ、なぜ、なぜ、

理由はなぜですか、なぜ哲学が好きなのですか。
哲学を学んで、どうしようというのですか。

次の進路は、就職先はどうするんですか。どういうつもりなんですか。
教職課程を取っているんだし、教育についての学びを深めた方がいいのではないですか。そういうゼミに入ったらどうですか。

哲学をやって意味があるのですか。

うーん、困った。

そう自分に問いかけてみても、やっぱり哲学は好きだ。考えることが好きだ。対話することが好きだ。
そう自信を持って言える。

将来のことを心配していない、というわけではない。もちろん、哲学をやって、将来、私がどんな職業につくのかは、全く想像がつかない。それが不安だから、こんな独り言のような文章を書いているのである。

でもその心配が小さな小さなものに思えてしまうほど、
今やっていることが、哲学が、ただ楽しい。

なぜ、哲学が好きなのですか。

なぜだろう、なぜなんだろう。

あ・・・

哲学は、なぜ、と問うことだ。

気付いたら、哲学してた。

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・・・っていやいやいや、ここまで書いて気づく。
このアンケートは、私がなぜ哲学が好きなのかを聞いているのではない。理由はどうであれ、自分の関心を持っている探究テーマをできるだけ具体的に書けば良いのだ。

なるほど。
なぜ、と問うな、ということか。
うぬ、よろしい。この問題に対しては哲学してはいけないか。はい、わかりました。

自分の興味の持っていることねぇ・・・哲学、なんだよな。それしか言えない・・・

哲学の何が好きなのか。

それが明確にわかるほど、こんな、てつがくてつがくって連呼して良いほど、私はそれを専門として勉強しているわけではない。おこがましい。ごめんなさい、哲学さん。

それでもやっぱり考えるのは、私がいるこの世界はどんな場所で、その中で私が存在するとはどういうことで、どう生きていけば、死んでいけば良いのか、ということ。

それらに関して、明確な答えが欲しい。誰かくれ、答えを。

とは思いつつも、本当はわかってる。答えがないことぐらい。

だから、自分が納得いくまで考えたい。これが良い、っていう考え方に巡り会いたい。納得なんて一生いかないっていうのはわかってるんだけど、それでも良いから今は考えたい。
そのために、過去の哲学者たちがどんなことを考えたのか、知りたいし、考えたいし、欲を言えば経験したい。

これが私が今持っている探究テーマです。

なーんて言ってるけどなー、本当は、ただ純粋に、素直に、心の奥底から、考えることが楽しい、哲学対話が楽しい、と思っているだけなんだろなー笑。