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うごくの2nd Album「とまる」@COTs視点のはなし

お久しぶりです、COTsです。
今回は2ndアルバム「とまる」についてお話していこうと思います。


「うごく」なりの終活

1年前に1stアルバム「うごく」を制作しました。
その時点でSunnyさんは卒業という形だったんですが、COTsとnokiさんはあと1年学生ということで。

『ライブはできないけど、シングルを出すことで活動を継続させて来年アルバムをもう一度出して終わろう。』

という考えのもと、今回の「とまる」は作成されました。

1年かけてバンド「うごく」をどのように終わらせていくか、という終活をしていたように感じます。
うごくを結成したのが2017年なので、3年ほど(ライブ活動をしたのは1年)でハイスピードな活動ができたのは新鮮でした。


エンジニアとの関係性

1年ほど、サウンドエンジニアとしてやまだつばさ君にご協力をいただきました。
録音もほぼ2人で、あーだこーだ言いながら進めてきました。
その中で、同じエンジニアさんとずっと一緒に仕事をしているとこういうメリットがあるなっていうのを考えていたので以下にまとめたいと思います。

1:対等に意見を言い合える関係性

一番はこれだと思います。
今回の歌どりをする中で、出だしがダメだと感じたらすぐにストップして次のテイクに進んだり、歌い方の正解を見つけるまでとことん一緒にテイクを重ねたり。
回数を重ねた信頼関係があるからこその会話、対応。
もっと上のクオリティを目指そう、と歌どりをすることができました。

2:共に作り上げるという意識の共有

エンジニアが録音中の雑談で「1つの作品をクリエイターと一緒に作り上げる」という言葉を言っていました。
考えればそれはそうなんですけど、どのようなスタンスで作業しているのかっていうのを共有しているって大きいと思います。
そしてそれが聞き出せるのは録音中の雑談だったり、休憩中だったりするわけです。
距離が近くなるとお互いの深層にある考え方がわかってより良い作業に繋がると感じました。

3:時間を効率よく使える

ずっと共に仕事をしていると、お互いの癖や進め方がわかってきます。
そこから、無駄なテイクを重ねることが少なくなり、喉の負担の軽減やより細かい調整を行うことができるようになりました。
先ほど述べた対等な関係性もこれにつながりますね。

もちろん、1つの作品ごとに違うエンジニアさんに頼むという方法にもメリットがあります。
しかし、関係性という観点から見た時に同じエンジニアさんと一緒に仕事をすることは大きなメリットとなるのではないかと考えました。

・・・とかうだうだ書きましたが、録音はとても楽しくやらせていただきました。
エンジニアさんには本当に無茶振りをたくさんしました、ありがとうございました。


終わりに

はい、というわけで長々と制作にあたって考えたこと、思ったことを述べてきました。
これで「うごく」の活動は一旦区切りがついたということで、これからどのようにうごくかはまだ未定です。

が、これまでの曲がサブスク配信してるので是非、聞いてみてください。
自分でいうのもなんですが、いい曲ばっかりです。

最後まで読んでくださってありがとうございました。



<2nd Album「とまる」発売中>
2020.3.25に配信でリリース!

2nd Album「とまる」
1、とまる
2、春は桜
3、FO
4、蜉蝣
5、aoi
6、四国
7、夢に沈む
8、うごく(とまるRemix)

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