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岩本町芸能社VRアイドル 2年の軌跡

2017年8月11日「コミックマーケット92」1日目
彼女たちの第一歩はそこから始まった...

私がV(バーチャル)な存在に興味を持ったきっかけであり、今もなお応援しているVRアイドルえのぐ。
前身のあんたま時代を含め2周年になりました。
そんな彼女たちを追いかけてきた思い出を振り返りながら、えのぐを知らない方々に知って頂ければと思い、こちらに投稿した次第です。
拙文ではございますがお付き合い頂けると幸いです。

※この記事はあくまで当時の出来事を時系列に紹介し、時折感想を述べるものであり、オチや当時についての分析や批判等の目的ではないものとします。
また余談など主の出来事ではないものや日程が長期になっており間に他のイベントを挟むものは時系列通りに並んでいない場合もあります、ご了承ください。


1. コミケから全国行脚開始まで(2017年8月)

2年前の今日、「プロジェクト名未定」として企業ブースに出典していた岩本町芸能社。
cluster.を利用してVRアイドルとリアルタイムで会話ができるという内容で、当時アイドルの研修生だった鈴木あんずとお話しができました。
その翌日から同じくアイドルの研修生の白藤環が合流して、これがあんたまの活動開始となるわけですが...
この出展の目的がフォロワー10000人達成となっておりましたが、3日間で400人という結果に終わり未達成でした。

その後のやり取りはtogetterにまとめられておりますので興味を持った方は一読頂ければと思います。
https://togetter.com/li/1140269

上記のまとめとブログ記事にも書いてある通りのことがあり、炎上商法の流れでフォロワーが7000人近くまで増えましたね。
私もこの時期に岩本町芸能社という企業のこと、あんたまのことを知りました。

2. 全国行脚からデビュー決定まで(2017年8月~2017年9月)

再びフォロワー10000人達成でデビューのチャンスが与えられ、フォロワーを集めるべく始まった全国行脚。期限は9月末まで。

山梨県の甲府体験会は配信トラブルで大変なことになっていたものの、以降の長野県からは持ち直し、着々とフォロワーを増やしていきました。
少ないところでは岐阜体験会の2人のという日もありましたが、多いところでは兵庫体験会の30人オーバーと盛況な県もありました。

VRとしては最初の頃は動き回ったりできなかったが、途中から動けるようになり、あの白藤環の代名詞となったエリマキタマキもこの行脚の中で誕生しました。
配信でも現地でも人は増え続け、あんたまを応援するファンの名称である「あんたまにあ」を名乗る人もかなり見かけるようになってきて順風満帆に行くかと思いましたが...

期限の二週間前の現状でも10000人はおろか9000人にも到達しておらず、1日ごとのフォロワー増加数を見ても到達は難しい状況。
そこで岩本町芸能社が動き、全国行脚を一時中断し、残り期間を東京を中心に活動する方針転換と、マネージャーが生放送で丸刈りにするという前代未聞の出来事がありました。

そこでファンが発起したのと、再び炎上記事で話題となったことにより風向きが変わり、停滞していたフォロワーも増加傾向へと。
そして運命の2017年9月24日、UDXで行われた体験会でフォロワー10000人達成となりました。


余談ですがこの頃はYouTube、ニコニコ動画、Showroomの他にツイキャスやLINE LIVEで配信をやってた時期もありましたね。

3. デビュー決定から全国行脚再開(2017年10月~2017年11月)

先月までほぼ毎日のように行われていた配信も前ほどの頻度ではないものの再開されました。(VRアイドル『あんたま』の激ゆるヴァーチャルトーク)
そしてその翌月より事前に予定が組まれていた九州・山陰と、台風で中止になった山口の行脚を再開しました。

特にあんたまとしては大きな動きは無かった時期でしたね。
周りを蠢く環境としては、先月から来月にかけてバーチャルYouTuber(所謂VTuber)の古参組が少しずつ登場しはじめた頃ですね。
俳優部である馬越健太郎が突如現れたのも2017年10月の話です。

4. 女優部登場からえのぐ結成まで(2017年12月~2018年3月)

かつてから要望が多かったラジオ配信である「岩本町学園放送同好会」の記念すべき第一回がスタートした2017年12月4日。
転校生という名目でゲスト登場したのが後にえのぐのメンバーになる夏目ハル。

実は女優部の存在も知らされておらず、突然の登場に驚かされた覚えがあります。
それだけではなく後日岩本町芸能社公式のプロフィールページが更新された時に見知らぬ栗原桜子、日向奈央の名前。
当時はこの3人はあんたまと同時並行で、VRドラマや映画のようなコンテンツを展開していくのかなと思ったものですが、まさかあんたまと合流して5人でVRアイドルとして活動するとはこの時は露程も思いませんでした。

長らく音沙汰が無かったフォロワー達成後のデビューに関する動きが見られたのが2018年2月21日のこと、レーベル側よりデビューする人数を増員してはどうかという提案が出され、女優部の3人を加えた5人での活動の是非の信任投票が行われるという内容でした。

様々な意見が飛び交い、かなり荒れた時期ではありましたが、女優部の頑張る姿や思いに感化されつつある人が増えてきており、2018年3月8日の配信で信任投票は行わず、今後は5人で活動することが発表されました。
あくまで女優部の3人は仮メンバーであり、何らかの目標を達成することで正式メンバーになれると自分たちから制約を設ける形での合流でした。

そして2018年3月22日にグループ名「えのぐ」が仮で公開され、その翌週の2018年3月29日に正式にグループ名が「えのぐ」に決まりました。
えのぐとしての第一歩を踏み出し、歩き始めた記念すべき日ですね。

また2月末付けで定期配信の「VRアイドル『あんたま』の激ゆるヴァーチャルトーク」が「あんずとたまきはお話ししたい」に変更になり、5人に決まったタイミングで「あんたまと女優部はお話ししたい」へと推移しました。
放送時間が2時間から1時間へとなったり、ラジオ配信との曜日入れ替えなどもありました。


こちらも余談になりますが、2018年2月25日に鈴木あんず誕生祭が開催され、以後メンバーの誕生日付近で誕生祭が行われるようになりました。
2018年3月16日の栗原桜子誕生祭が女優部との初の体験会でもありました。

5. 初オリジナル曲お披露目から岩本町劇場プレオープンライブまで(2018年5月~2018年8月)

2018年5月5日、初オリジナル曲「えのぐ」のお披露目放送。
しっかりと歌っているところや踊っているところを見るのが初めてだったのでその時の感動は今でも忘れられません。

3Dモデルでここまで細かい動きができるんだという技術の再確認と、正真正銘アイドルであると改めて実感させてもらった日でした。


2018年7月24日、新曲お披露目ライブ。
前回の「えのぐ」とは打って変わった曲調の「ショートカットでよろしく!」
今後のライブでも盛り上げに一役買っている曲ですね。
この当時まではライブはYouTubeの配信オンリーでしたが、以降より現地ライブにシフトしていきました。


そしてえのぐを語るのに外せないのが、岩本町劇場プレオープン記念ライブです。
1周年のタイミングで行われた初現地ライブ。
VRゴーグルをつけたライブと、ライブビューイング、YouTubeでの動画配信の3通りが用意されておりました。

VRライブについてですが、以下の機材を使って行われました。
※以下の当時現地で配布されたマニュアルを参照。

初めてのVRでのライブだったため、何もかもが新鮮でした。
マニュアルにあるとおり、コントローラーを動かすことで、VR空間にいる自分の分身のペンライトを振る動きとリンクしており、さながら現実のライブにいるような感覚でした。
ペンライトの色もボタン一つで自由に変更でき、MCでのコール&レスポンスはもちろん、他だと歌唱しているメンバーごとに色を替えたりしている方もいらっしゃいましたね。

肝心なパフォーマー側も、実際に目の前にいると言われても過言じゃない距離感。
動画の中に入り込んだような、そこにえのぐはいたと感じるのに十分でした。
動きも自然で、表情や口の動き、服の揺らぎや影から何から何までリアルであるため、なおのこと岩本町劇場に行き、そこでライブを見ていたという感想を抱きました。

以降のライブビューイングでも同様なのですがカメラを通してこちら側の動きや声援をパフォーマーが認識することができ、ペンライト振ってくれてありがとうや色を揃えてと言ったような反応やコール聞えてきたよと言う疎通が取れるため、現実のライブに非常に近いものでした。

ライブそのものも、初の現地ライブでコールも不確定で、付け焼刃感がありましたがお互いが初々しさを残した心の残るライブになりました。
持ち曲が少なかったため、1部ではオリジナル曲、2部ではオリジナル曲の2回転目とアニソンカバーメドレーという形式で行われました。
アニソンカバーメドレーは以降5thライブまで続きました。

ここで発表された新曲「絵空事」は、盛り上がる曲となっており、今後のライブでの定番曲になりました。

衣装も普段は制服でしたが、この日よりパレットと呼ばれるアイドル衣装にチェンジして、今後は配信やイベント等でも主にこの衣装が使われるようになりました。
女優部の3人の固有の呼び方が決まっておらず、所属である女優部と呼ばれ続けておりましたが、新たな名称「ひなつくり」が発表されました。
それに伴い定期配信「あんたまと女優部はお話ししたい」が「あんたまとひなつくりはお話ししたい」に変更になりました。


ライブビューイング側にはテレビ局が取材にきており、関西限定ですが放映されたそうですね。


いつかは世界中どこからでもライブに参加できる日が来るんだと期待に胸が膨らんだ日になりました。


また白藤環誕生日当日に10時間生放送が行われました。

6. 2ndライブから4thライブまで(2018年9月~2018年11月)

岩本町劇場プレオープン記念で毎月新曲ライブを行うという発表が出されました。
ライブビューイング形式で各地の映画館やライブハウスで行われました


2ndライブは東北の仙台。
ワンマンライブと翌日には初の対バンライブで、VRではない現実のアイドルとの対バンでした。
ここでの新曲は「僕たちの青春ロード」、えのぐ5人ではなく女優部の3人の歌唱曲でなおかつショートバージョン。

対バンではえのぐみ(※えのぐのファンの総称)もえのぐメンバーも他のアイドルグループを見る良い機会になっていました。
他のグループのファンは自分たちのグループが終わった後のチェキや物販ではけてしまっており、ほとんどがえのぐみでしたが、主催のアイドルグループだった7CHANGEさんがペンライトを振って応援してくれていました。

このライブの広告がYouTubeで出されており、本気度が伝わってきました。


3rdライブに入る前の2018年10月10日、「僕たちの青春ロード」のMVがニコニコ動画とYouTubeで公開されました。
そして長らく仮メンバーだったひなつくりがえのぐの正式メンバーになるため、ニコニコ動画とYouTubeの再生数の合計が10万回達成という目標が発表されました。


3rdライブは秋葉原のUDXシアターと愛知県の大須の2拠点での2Days。
このライブでえのぐの1stシングルのリード曲である「ハートのペンキ」の初お披露目でした。
このライブ用のCM動画も作られており、2nd以上に力が入っていました。

なおこのあたりから少しずつ方針が変わってきたのか、ゲーム実況や短編動画があがってくるようになりました。


4thライブは大阪府の枚方でした。
大阪ライブなのに京都に近いため、芸能神社にあんたま二人の玉垣を見に行くえのぐみが多くいました。
このライブであんたま曲の「君がいてくれれば」、そしてひなつくり曲の「僕たちの青春ロード」のフルバージョンが披露されました。
君がいてくれればはあんたま時代から追っていたあんたまにあにとっては特別な曲になりました。
この曲はライブで披露された回数が非常に少ない楽曲なのでとても貴重でした。


この4thライブの直前に日向奈央誕生祭があり、制服の新モデルのお披露目となりました。
MVや短編動画などでたまに使われていますね。

7. 1stシングル発売から360度クリスマスライブまで(2018年11月~2018年12月)

この時期が一番短期間にも関わらず濃かったです。

まず4thライブ翌日の2018年11月12日に「僕たちの青春ロード」のMVの総再生数が配信中に10万回再生を達成し、ひなつくりの3人が晴れて正式メンバーになりました。
これだけでも長く語ることができる話題です。
本放送内で「あんたまとひなつくりはお話ししたい」から「えのぐはお話ししたい」に変更になり、今に至ります。


そして2018年11月28日に1stシングル「ハートのペンキ」が発売されました。
当日リリースイベントがあり、モニター越しに5人と会話できる貴重なイベントでしたね。
現在の時点では5人と同時に会話できるイベントは唯一となっています。
このタイミングでえのぐファンクラブ -No,6-も開設されました。


5thライブもありました。
会場はできたばかりの東京御茶ノ水の神田明神ホール。そこの杮落としライブの一つでした。
そこで公開された新曲は「Brand new stage」でした。
新たなステージへ進むえのぐの未来が楽しみになってくるような曲でした。


来年以降を語る上で外せないイベント2つもこのタイミングで行われました。
一つ目は握手会。
UNIVERSAL MUSIC STOREで購入した際についてくる握手券で参加できる、AKBなど秋元氏プロデュースのアイドルグループで良く見られるCDの販売形式ですね。
バーチャル空間での握手会というイメージが無く、何をどうするイベントなのか直前まで謎でしたが、VRライブの時に使ったコントローラーで手を動かし、握手するというものでした。
直接顔を合わせるわけではないのでアイドル側の安全や衛生面等が守られた状態で、時間のカウントダウンがあり剥がしも自動で画面が切り替わる形で行われるため、かなり画期的な握手会だったと言えます。

何より今までは誕生祭など体験会の限られたタイミングでしかお話できなかったため本当に盛り上がっていました。


二つ目が360度クリスマス生ライブ。
YouTubeの360度動画に対応したライブで、VRゴーグル等を使うことにより、見るだけではありますがVRでライブを楽しむことができました。


他には初の歌ってみたの投稿や、プレミアム動画、そしてTik TokのVToker総選挙などがあげられます。
秋葉原のヤムヤムモンキーというアイス店(現在閉店)と企業コラボをして、1日店長も務めました。


8. 初コラボライブ Tacitly 1st AR LIVE(2019年2月)

えのぐとしては初となる他のバーチャルタレントとのコラボ。
Tacitlyの楽曲から「きみがすき」をカバーしました。
そしてARライブとしても初で、より立体的でリアルなえのぐを見ることができました。
それだけではなくメンバー内以外とのやり取りを見ることができて、当時はそれがとても新鮮に映りました。
ライブそのものの完成度が高く、えのぐみだけではなく相互のファンがコラボした他のバーチャルタレントにも興味を持つようになりました。

このライブを境にコラボが増えるようになりましたがそこは後ほど。


この時期は短編動画に力が入っており、プーさんのホームランダービーや、なりきり人狼などの短編動画が高頻度であがっていました。
ロンドンブーツ1号2号の田村淳氏がボーカルを務めるビジュアル系バンドjealkbの冠番組「ソーシャルジン」にゲスト出演し、紹介等を除いた地上波デビューもしましたね。


9. えのぐ1周年記念ライブとメンバーの活動休止(2019年3月~2019年4月)

えのぐ1周年記念ライブの開催が発表されました。
場所はコラボライブと同じDMM VR THEATER YOKOHAMAでのARライブ。

しかし、開催発表直後のバーチャルサッカーの配信で夏目ハルが急遽お休み。
その後重要なお知らせという形で公式から夏目ハルの活動休止が発表されました。

そして引き続いて栗原桜子の活動休止の発表。


その経緯から1周年ライブは鈴木あんず、白藤環、日向奈央の3人により行われました。
本来4人もしくは5人で行っていたフォーメーションや歌割りも3人に変更されており、急ピッチでの変更にも関わらず、それに対応していたところは流石プロというところです。

新曲は「YeLL for Dear」。エールを贈るようで歌う側も聴く側も元気になれそうな曲でした。
演出面もARを生かして手から光が出たり、背景もすごく未来的で、視覚的にも見ていて楽しいライブでした。
アンコールで既存曲のリミックス版が披露されたり、試行錯誤もされており、また当時のようなアニソンカバーメドレーに頼ることなく、自身たちの持ち歌だけでセットリストを回すことができており、ライブそのものに成長を感じました。


このタイミングより個人配信が始まり、ゲーム実況やカラオケ配信が活発に行われていました。
また2月末付けで定期配信であった「えのぐらじお(※旧岩本町学園放送同好会)」がライブの準備のためという位置づけで無期限休止となりました。

10. INSPIX始動と仙台行脚(2019年4月)

全国行脚の一環として、仙台で握手会とチェキ会が二週間にかけて開催されました。

握手会は2018年12月の時と同じ形式でした。
他には呼び込みとしてモニターが設置されており、直接お話できたりしました。

チェキ会は呼び込みで使われるモニターに表示されるメンバーとのツーショットを撮影した後、現像の時間中お話ができるというイベントになります。

ライブハウスでのライブもありました。
新曲は無く、今回の行脚で知ってもらった人相手にパフォーマンスを見せるという名目なのか、シンプルで短めのライブでした。


そしてスマートフォンアプリ「INSPIX」のテスターライブもありました。
岩本町芸能社と業務提携を結ぶパルスの開発したバーチャルライブアプリでスマホからVRライブを楽しむことができるものとなっております。
そのリリースに向けたテストライブにえのぐが選ばれました。

INSPIXのライブ自体は360度ライブと同じくVRゴーグルを使用することでVRライブとして楽しむことができました。
ペンライトの色替えは自由にできますが自動的に振るため、規則的な動きしかできないのと色替えがGUIのためどうしてもアプリであるという意識が強く出てしまうものでした。
本リリースは2019年8月23日となっており、その杮落としライブもえのぐが務めることとなっております。


このタイミングでえのぐの定期配信となっていた「えのぐはお話ししたい」が無期限休止となりました。


11. えのぐに逢いに恋プロジェクト始動(2019年5月~2019年6月)

全国行脚仙台の続編となる行脚イベントがプロジェクトとして発表されました。
北海道(札幌)、石川(金沢)、岐阜(都合により名古屋に変更)、大阪、福岡、広島、徳島、東京と各地方を回る大規模なものとなります。

そして2019年5月最初となる北海道で開催されました。
仙台の時は撮影禁止だったモニターの撮影が解禁され、ツーショットを撮影したり、一言もらってムービーに撮ったりすることが可能になりました。
握手会とチェキ会の変更点としては整理券を開始30分前に配布する形式になりました。

北海道に訪れているということで公開生放送が行われました。
ご当地アイテムや方言クイズなど地方にまつわるテーマの放送が行われ、現地のえのぐみがヒントを出したりリアクションを取ったりする形式でした。
この公開生放送は現在の時点で北海道が唯一となっております。


その翌月には石川で開催されました。
こちらでは前回の北海道から大きな変更はありませんでしたが、ご当地配信が公開生放送ではなく、現地の出張放送のように実際に現地に行って放送をしているような形式で行われました。


配信としてはカラオケ配信が大人の都合で中止となり、ゲーム実況や弾き語りの個人配信が主になりました。
他の動きとしてはソーシャルゲーム「ドラゴンエッグ」のアイドルチャレンジに参戦しましたが、それはノーコメントとさせて下さい。

6月23日に配信限定シングルとして「Brand new stage」と「YeLL for Dear」がリリースされました。
レコーディング時期の関係か5人歌唱バージョンとなっております。

12. 逢いに恋と開国とゲームコラボ(2019年7月)

まず最初の出来事としては日向奈央がブラウザゲームのリングドリームとコラボしました。
イラストもゲーム内イベントもかなり力が入っており、リングドリームを知らない層も、日向奈央を知らない層も楽しめる作りとなっておりました。
VRアイドルであるため、リングドリームへのコラボは、アイドルとしてプロレスを体験する企画と言ったような地続きになっているという見方をされる方がいらっしゃって、ただのゲームコラボではなくアイドルとしての営業との考え方ができて中々新鮮な感じでした。

なおイベントが終わった後にも時折リングドリーム内でVRアイドルについて触れてくれているそうです。


次は開国についてですが、2019年2月のTacitly AR LIVE以来となる外部とのコラボとしてENTUMの皆守ひいろと白藤環がコラボ配信をしました。
以降頻繁にコラボをするようになり、相手側のチャンネルの配信に出演したり、えのぐチャンネル内でも「えのぐはバーチャルタレントさんとお話ししたい!」という番組でゲストを迎え入れたりするようになりました。
えのぐに逢いに恋プロジェクトの企画の一つにバーチャルタレントとのコラボと掲げていたのでその流れだと思われます。


先々月から続いているえのぐに逢いに恋プロジェクトも、岐阜が会場確保の問題で名古屋に変更になり、名古屋で開催されました。

前回からの変更としては参加人数が増えたことによりモニター前の会話の規制され、会話できるのは新規や逢い恋初見に限定されました。
閑散タイミングにおいて短時間開放されることもありますが映像の撮影は禁止となりました。
また整理券も全員と参加することが難しくなり、メンバーにつき1回保証となり、2回以降は現地の状況次第となりました。


他ですとVティークというコンプティーク派生の雑誌で取り上げられましたね。

13. 東京アイドルフェスティバル2019から現在へ(2019年8月)

えのぐが東京アイドルフェスティバル2019に出演しました。
仙台の対バンの時とは違い、ステージの最初のため、以降のライブのために来ている他アイドルグループのファンも大勢見ている状況で、そのファンがえのぐみの何倍もいるというえのぐとして見れば初のアウェイなライブでした。
特に次がSKEのため、特に大勢のファンが会場を埋め尽くしていました。

ライブは新曲の「常夏パーティタイム」を引っさげ、会場を盛り上げていきました。
最初はえのぐみだけがタオルを回していましたが、つられて他のファンも方々もタオルを回してくれていたり、一緒にコールをしてくれたりして、会場を制圧していく勢いでした。


また、東京アイドルフェスティバル2019の前後には岐阜県にて、ゲームを中心としたエンターテインメントイベント「全国エンタメまつり(通称ぜんため)」にも出展しておりました。
逢い恋と同じ形式の握手会でしたが、スケジュールがぜんため→東京アイドルフェスティバル→ぜんためとなっており、物理的な移動という制約が無いのもバーチャルの利点だと思いました。


そして2周年目を締め括るに相応しいコミックマーケットの出展。
今回は俳優部の馬越健太郎プレゼンツとなっており見た目のインパクトは強烈なものでした。
4日間で無事商品が売り切れになることを願います。


以上2周年の振り返りとなります。
中身があまり無い内容となってしまいましたが、長文をお読み頂きありがとうございました。
これでえのぐのことに興味を持って下さる方が1人でも多くなってくれれば幸いです。

またえのぐが3周年、4周年、その先も活躍し、輝けることを願います。
世界一のVRアイドルになるその日まで応援する所存です。


最後に逢い恋であんたまの2人と会話しまして、2周年の感想と3周年への抱負を頂きましたので公開致します。
※この動画はこの記事(非営利)にのみ使用し、岩本町芸能社のガイドラインに違反するような用途での使用は致しません。