未完のものを書くわけがなかった
先日、noteを開くと下書きにたくさんの記事予備軍が眠っていた。
一番古いものでは2年前とかだった。
それでも記憶とはすごいもので「あぁ!あのことか!」と、
何を書きたかったかすぐに思い出せた。
だから続きを書けると思った。
一度は自分が書きたいと思った文章なのだから書けるに違いないと思った。
それでも書く意欲がなぜだか湧かなかったので、
途中ではあるけども"未完"という意味を込めて、
ミカン🍊のマークをつけて公開してみた。
そうやって途中を見せることでそれを見た人の目が気になり、
自分が続きを書くようになると思ったからだ。
それでも結局書いていない。
なぜか。
文章を書くこともいわゆるクリエイティブの一種だ。
やはりクリエイティブというのは、
自分の中に熱があって初めて作られる。
それを実感した。
というのも、
書きかけの文章の続きは書けても、
それは結局その当時の自分の代筆であって、
今の自分の文章、気持ちではない。
結局書ききっても完成しないんだと思う。
今こうやって文章を書いていても思う。
熱って大事だなぁって。
正直、文章としてむちゃくちゃだ。
自分で今、書いていてわかる。
それでもなお書き続けている。
書き続けられている。
それは熱があるからだ。自分の中に。
「未完のものの続きを書けるわけねえだろ!」という熱が。
その熱で今書いている。
だから風呂あがりのパンツ一丁でも気にせずに書いている。
たぶん未完の記事を書いていた自分はかっこつけたかったんだろうな。
完璧なものを書きたかったんだろうな。
そう思う。
完璧な文章なんてたった数回書いただけで作ることができるはずもないのに。
というか完璧な文章なんてあるのか?
たぶんないんだろうな。
それがわかってもなお、これからも「完璧な文章じゃない」とかなんとか言い訳をつけて未完の文章を生産していくんだと思う。
それをしていく中で、
この文章みたいな完璧な駄文が生まれるのであれば万々歳だ。
あぁ。書ききったな。
15分も経ってない気がするが、
変な爽快感がある。
今後もこんな感じで書いていきたいな。
書いていこうな。
最後まで読んでくれてありがとうございました。