なにもしたくない。くもない。

「なにしたくない。」
よく思う。

働かず、ただ寝て、起きて、栄養補給をして、寝る。たまにゲームをして、テレビでサッカーを観て、また寝て。たまに友達とご飯に行く。

こんなふうに
「なにもしたくない。」
と思って、その状態を説明すると、
ゲームがしたい。
友達とご飯に行きたい。話したい。
サッカーを観たい
と したいこと が出てくる。

不思議だ。
どうにも僕はなにもしたくないわけではないらしい。

「働きたくない」が最初に出てくるのだから、僕の「なにもしたくない」は「働きたくない」なのだろう。

でも生活するには働かなければならない。
今のところ、世界で生きるには金銭が必要だからだ。

働かなければならない?

多分そんなこともない。
働かなくても、金銭を得る方法はある。

僕がLINEスタンプで稼いだときは「働いている」という感覚はなかった。
どういう感覚だったっけ?

と、その感覚を引っ張ろうと思っても引っ張りだせない。  
でも見る人によっては当時の僕のそれは「働いている」だったのだろう。

そう考えると僕は「働きたくない」のではなく「働いてると思いたくない」んだな。
今これを書きなぐりながら気づきました。

あなたは「いまやりたいことは?」と聞かれて答えられるだろうか?
僕は答えられない。

けど、やりたくないことはたくさん思い浮かぶ。
やりたくないことから逃げて、逃げて、今に至っている。

僕はしたいことを追うよりも、
したくないことから逃げることのほうがエネルギーになる人間なのかもしれない。

今日もやりたくないことから逃げながら、
こうやって文章を考えている。

これはけっこうやりたいことなんじゃない?
と、自分と相談しながら。