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動物園へ、撮影に行こう!井の頭自然文化園編

 全国のモフモフ好きの皆さんへ送る、モフモフ好きのわたしによる動物園のキャラクター豊かな動物たちをご紹介するコーナーの第2弾!
 今回お届けするのが井の頭自然文化園。住みたい街ランキング上位不動の吉祥寺にある家族連れに大人気の小さな動物園。

 まずは撮影する上でマストの注意事項はこちら!
 忘れずに覚えておこう。

動物園撮影の基本4か条
① フラッシュは一切禁止 / 動物のストレス、目の病気
② 服装はできるだけ黒子 / 写り込みの軽減
③ 三脚、長玉の急な横振りは危険なので、他のお客様に配慮しよう
④ 場所の長時間の占有はNG


サイトを必ずチェック!

 動物園に行く前は必ず公式サイトをチェックしよう。
 アクセス方法は駅から徒歩約10分のところにある。井の頭公園の中から水生物園を通って、動物園側へも入ることは可能だ。休園日は主に月曜日と年末年始と覚えておこう。
 開園&閉園時間、小さなお子さん連れの方はトイレ情報、あるいはレンタルのベビーカーがあるか否かの確認もマスト。また、ガイドツアーで動物解説や「いきもの広場」で生き物探索などもできる。

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井の頭自然文化園

そして、井の頭自然文化園での押さえておきたいポイントはこちら!

ポイント 1 : 園内マップを必ずゲットせよ!

 井の頭の園内はとってもコンパクト。迷うことはなさそうなのだが、パンフレットは園内入り口すぐに配置してあるのでゲットしよう。事前にマップのダウンロードも可能。お子様連れの方は特にモルモットふれあいコーナー、そして授乳室、ベビーベットの場所を把握しておくと安心。
 ちなみに、真夏にどうしても炎天下でツラい…ちょっとだけでも涼みたい…という切実な時は、彫刻館と資料館がおすすめ。

ポイント 2 : お食事できる場所をチェック!

 園内では動物園側に「こもれび」と「はな子カフェ」の2箇所があり、きっとお子さまにとっては嬉しいキャラ弁があるので、ぜひ食べログなどチェックしてみよう。

こもれびはな子カフェ
サンドウィッチ、焼きそば、薬膳カレー、焼きおにぎり弁当、ぞうさん弁当から軽食のフライドポテトなど、そしてビールやソフトドリンク関連も充実している。また、季節限定メニューやドリンクなども登場する。

 ちなみに、わたしはよく薬膳カレーを注文するのだが、味も動物園の中では美味しいごはんのベスト10に入る(個人的好みも入っている…)。白米じゃないところが重要なのだ!

ポイント3 : 2箇所廻れる!

 動物園(本園)は小動物系、ミニ遊園地のような遊具があり、水生物園(分園)は鳥類、魚類がメイン。動物園と水生物園が道路を挟んで300mほど離れているので、うっかりどちらか忘れがちだったりするかもしれないので、ぜひ時間あれば両方散歩しながら行ってみよう。
 井の頭公園内から直接井の頭自然文化園(水生物園)に入ることができるが、チケットは1度購入すればどちらも行き来可能。ちなみにチケットは大人400円!小学生以下無料、都内在住、在学の中学生は生徒手帳を見せると無料になる。

ポイント4 : カメラ、撮影関連をチェック!

 レンズは超望遠レンズのみだと扱いが難しいほど、園内の距離はとてもコンパクト。単焦点(標準〜望遠)、標準ズーム、望遠(70-200mm)あたりが程よい。アップの寄り、写真表現の幅を増やすには超望遠をセットで持参しよう。網や柵が大きめな場所も多いので、撮影難易度は☆1つ。

 ガラス越しはフードの先端を密着させて写り込みを無くして撮影しよう。ガラス越しに特化したアクセサリーなどもあるので、事前に用意しておくと便利。服装はやはり黒子のようにしておくと、ガラスの前での効果抜群!自身の影や写り込みが黒になるので、撮影しやすくなる。
 iPhoneなどのスマホもガラス面にペタッと密着して撮影すると写り込みが消せるので、機会があったらトライしてみよう。(他のお客さんが来たら、忍者のごとく素早く通常体制に戻ろう)
 ガラスや網、柵は種類や汚れ、あるいは動物の位置と合わなければうまく撮れないこともあるので、臨機応変に対応&またの機会を楽しみに待とう。
 

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 ここからはおすすめのモフモフたちのご紹介です。
 撮影や動物ごとのポイント&レンズについて参考にぜひ!

推しモフ その 1 : フンボルトペンギン

 4匹のフンボルトペンギンが小さなプール付きの家で暮らしていて、かなり間近で見られるスポット。大きな細い網で上段は覆われていて、レンズはその間から簡単に撮影可能。200mmほどの望遠〜標準ズーム。
 この写真は夏場にずっと泳ぎ回っていた瞬間を対角線構図でパシャリ。時折スピード早い時があるが、スペースが狭いので比較的撮影しやすい。

推しモフ その 2 : サル山のアカゲザル

 ミニ遊園地の前に大きなサル山があるのだが、大きな楕円型で周囲を覆われている。サルたちとの距離がかなりあるので、ここは確実に望遠レンズ推奨。気をつけるポイントは楕円の反対側のお客さんが写り込んでしまうので、構図を工夫して対策を取ろう。
 ちなみにここは春がおすすめスポット。くしゃみをしている花粉症のサルがいるのを見かけたり、また周囲に桜があるので背景になったり、散る頃にも美しい様子になる。

推しモフ その 3 : ヤギ

 位置によっては標準ズームで撮影可能。檻などがないので撮影しやすい。小高いポイントに登っている時は、グリーンバックが狙えるのでおすすめ。他にはブタなども一緒のエリアにいる。

推しモフ その 4 : フェネックギツネ

 こちらも細かな檻があるので、望遠レンズで開放にしてから檻消しをしてなるべく狙いたいエリア。丸太の中に入っていることも多いので、顔を出したりする瞬間や起き上がる時は注目だ。

推しモフ その 5 : ニホンリス

 大人気エリアの「リスの小径」はリスが目の前にいる時もあるし、かなり遠くにいるケースもある。カメラ2台(標準&望遠)持ちで入ると、他のお客さんのお邪魔になってしまうこともあるので、交互に入れ替えていく作戦も良い。400mmまであれば、表現の幅もグッと広がる場所ここはかなり道が狭いので、土日に逆流すると大人気が故に、他のお客さんとぶつかってしまうので、また最初から行きたい場合は一旦出口に出てからであれば、何度も出入り可能だ。
 真夏は夏バテ気味なリスがちょっとかわいそうだけど、ユニークな写真が撮影できたり、冬はさらにシッポなどが冬毛でモッフモフのMAXキュート時期もさらに良い。

 あとは大放牧エリアはヤクシカ、ツルなどがいるが、こちらは超望遠レンズがあれば撮影が楽しくなるだろう。アナグマなどのエリアは上から下を覗き込む形状なので、やや撮影難易度高い。映ったとしても、動物の後頭部ばかり目立ってしまう。


 2016年にゾウのはな子が亡くなってしまってから、周辺は少し寂しさがあるが、ゾウ舎の裏は今でも展示物などがあるので、よかったらのぞいて見てみよう。
 晩年のはな子さんはどっしりして貫禄あって、ゆっくり歩いているのをベンチに座って見るのが大好きだった。

 最後に、井の頭自然文化園の中におもしろい仕掛けがある。
「ヒト」に関する展示物があるので、ぜひ探して自撮りしてみよう!

 長くなってしまったが、少しでも井の頭自然文化園の撮影の楽しみが伝わったら何より!次回はどの動物園のお話かお楽しみに。


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