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2019年、よかった音楽たち

2019年、いろいろありましたね。

僕個人としてはとにかく仕事を辞めたということが本当にでかく、8ヶ月経ったいまでも無職のままなのだが、それは置いておくとしても自由時間が増えたことによって新しい音楽を探す喜びとか、フェスやライブに行ける嬉しみなどを存分に味わえた1年だった。
前職、かなり暇だったとはいえ精神の負荷がでかく、土日祝日は基本的に仕事が入っていたということもあってなかなか思うように新しいものへアンテナを伸ばす気力を保てなかった、というのは言い訳がましくはあるが、解き放たれた今となっては本当に辞めてよかったという気持ちしかない!しかし金はもうない!

だが、金があってもなくてもそれなりに楽しめるというのが音楽のいいところであり、なんならYoutubeとか漁るだけでも十分いろんな音楽に触れられるんだよな。スマホ1台あればいい。
それでもCDやレコードを買う行為は趣味として未だ健在だし、ライブやフェスに行きまくるにはやっぱり金がいる!ということで来年はちゃんと労働をやっていきたいと思います。インターネットでメイク・マネーもできたら楽しいと思うがね。

閑話休題。
今年はSpotifyのプレミアム会員(980円)になって、音楽周りのQOLは格段に上昇した。
サービス自体からのリコメンドもいいし、いくつかの信頼できる新譜まとめプレイリストを見つけられたらまだ知らない好きな音楽がガンガン流れてくるっていう体験がよかった。
今更借りるのもな〜と思っている定番、名盤に気軽に手が伸びるのも嬉しい。
さて、ということで今年新たに出たなかでもとびきりよかった作品を紹介します。そんなにディープでマニアックなのはないけどな!

君島大空

まずはサポートギタリストとしても各所で大活躍中のソングライター君島大空。
これを聞いてすげえのが出てきたなとガツンと衝撃を受け、フジロックと名古屋の得三というライブハウスでライブを見た。
ドラムを叩いているのは稀代のスーパードラマー石若駿だが、この曲ではそのほかのパート全てを自身で演奏している。
ライブではアツく、楽しそうに演奏するし、サポートメンバーの力量もかなりのもので、音源とはまた違ったギター少年のようなセッションワークを見ることができる。
でもそれが古臭くなく、全身で音楽を表現するために、あるいはリズムやハーモニーを乗りこなすためにギターを鳴らしているように見えるのがとてもよかった。

長谷川白紙

長谷川白紙は内に秘めたものが底しれなく、これからもどんどん新しいものを吸収してまだ見たことのない場所へ連れてってくれるのではという期待ができる一番のアーティスト。
電子音楽、ジャズ、コンテンポラリーをクロスオーバーさせつつ、それをまとめ上げているのは歌の力。シンガーソングライターだなあと思う。
新譜がでた時に記事を書いた(ちょっと酔ってて恥ずかしい)ので合わせてどうぞ。

崎山蒼志

某ネット番組で一躍有名になった説明不要のシンガーソングライター。
あいちトリエンナーレでシークレットゲストとして来てたのを見ることができた。
特徴的な声質、発声と節回し。影響を受けたところが分かりやすそうで判然としない、ギリギリを攻めるアグレッシブなハーモナイズ。それを支えるギターの演奏力。
上記のMVで一緒にやっている諭吉佳作/menも素晴らしい。そして、先に紹介した君島・長谷川の両氏とコラボ曲も今の彼らじゃなきゃ出来ない、キラキラとした宝物のような楽曲に仕上がっていて必聴です。

Maika Loubté

渋谷WWWなDOMMUNEでのライブも大成功に収めたマイカ・ルブテ。
アニメ、キャロル&チューズデイではシベール役として歌、及び作曲を務めましたね。
どこか気だるげで、でも芯のある声が魅力的。ベッドルームポップ的でチープな(褒め言葉です)シンセの音色が広がっていくさまが美しい。
日本語まじりの歌、というのもあってAsobi Seksuを思い出して好きになった。

Kan Sano

バークリー出身キーボーディスト・トラックメイカー。歌も歌う。
ちょっと前には関ジャムにも出演しましたね。
6月に行われたリリースツアーを友人が仕切っていたおかげで、大変楽しくライブを見ることが出来た。ゲストのshin sakiuraやU NGSM、ローカルDJ陣も最高だった。
ジャズをベースにしてはいるんだけど、多くの人に受け入れられるポップネスがある。でもライブの時はオシャレ感よりはYasei Collective的なバッキバキのジャズを感じさせるアツい演奏で印象が変わった。
ライブのアンコールでやってた曲をもうひとつどうぞ。

パソコン音楽クラブ

SC-88Proなど、ひとむかし前のシンセや機材を使って演奏・トラックメイキングする二人組ユニット。
この動画のライブ見に行ったが本当にどの出演者も最高だったんですよ……。
懐かしさを感じさせる音色を使いつつ、とても現代的な曲に仕上げてきているように思う。Vaporwaveのような、かつてあり得なかった反映と文明を描くのではなく、より地に足のついた原風景的な音像と、歌やメロディから想起される心象風景に胸が苦しくなる……助けてくれ……。
ベッドタウンの団地を夜、歩く時聞いてください。

とりあえずここまで。長々と読んでくれた方ありがと〜。
次はお気に入り曲のプレイリストでも作りましょうね。

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