見出し画像

【雑記】森、道、市場にいったよ1日目

「森、道、市場」っていうフェスがあります。みなさんご存知ですね。
これから垂れ流すのは自分用の感想と備忘録であってあんまり親切要素がないし長いから読まんでいい。森道のいいところをいっぱい紹介するのももちろんやりたいんだけど先行研究があるのでそっちを読んでくれ。

冒頭の山口一郎が歌詞飛びまくりで全然歌えなくて和やかに笑いを取ってた。毎年nfでDJとかやりに来てるしそれもとてもいいんだけど俺はやっぱり歌手&ソングライターとしての彼が好き。

そのままTempalayを見る。リズム隊がうめえ。ここ数年のバンドまーじで演奏がうまくてビビる。リズムがしっかりしてると上モノが自由にやってても曲が崩れないし気持ちいいですね。有名どころの曲中心にやってくれて嬉しい。てか今更ながら「エイミーってエイミーかよ」みたいな気づきを得た。
山口一郎の弾き語りは急遽やったはずなので本来は彼らがこのフェスのトップバッターなのだが、金曜の昼間からこんな酩酊感ある音楽で酒飲んで良いんですか!?みたいな気分になる。ビールは3本くらい空いた。

そのままキイチビール&ザ・ホーリーティッツ。キイチビール坊主になってて違うバンド見に来たかと思った。ロックンロール。サーカスステージ最初だったからなのか音がクソでかい&歪みっぽくてキツかったのでステージ周辺の出店を回る。
「スパイスカリー大陸」の鳥ひき肉ほうれん草スリランカカレーうまかった。

森道ディスコ目の前の燻製屋でソーセージとベーコンを買って食う。肉肉してうまい。燻製としては普通。受け取ろうとした皿に鉄板で熱せられた油がべっとりついてて割と派手に火傷する。余談だが、2日目以降にまたソーセージ買おうとしたら市販のフランクフルトになってたので見送った。それならせめて値下げしてくれ。

目当てが特にいなかったので海側にでて出店を冷やかしたり酒を飲んだりする。
福島県郡山市の酒蔵、仁井田本家の酒を飲む。福島の酒はうまい。これだけでいいので覚えて帰ってください。日本酒は割と好きで色んなものを飲んでいる自負はあるのだが、ここの「にいだしぜんしゅ」は初めての味だったので紹介する。

酒の味を表現する際に材料である米の味や香りであったり、それらをどこまで磨いたかなどの情報が取り沙汰されたり、あるいはそれらの澄み具合から「めちゃめちゃうまい水のよう」という比喩がつかわれることがままあるが、この酒は例えるなら「飲む白飯」だ。衝撃的だったので太字にする。「飲む白飯」。もういちど言う。
米を炊く、炊飯器のフタを開けると大量の湯気と共に白米の香りがする。それを茶碗についで、頬張る、噛む。よく噛む。そうすると唾液中のアミラーゼが米に含まれるデンプンを分解して糖に変える。甘みを感じる。うまい。あれ。あれです。
炊きたての米の香りと甘みとうまみが飲める! と、そう考えてください。
しかも、これを飲むとめちゃめちゃ米を食いたくなる。バグか。
それでも香りと味はかなり丸く厚く、それでいて甘みもあってアルコール感も控えめなので、ちょっとサッパリしたものと一緒に飲みたい。つまりペアリングとしてベストなのはおそらく寿司、寿司が食いてえ。しめ鯖を食べたあとに「にいだしぜんしゅ」を飲みてえ。海がすぐそこにあるにも関わらず、野外のフェスで当然の安全対策として生魚を出す店がマジで無い。
魚が食べたい人は同じラグーナテンボス内にあるフェスティバルマーケットまで行こう。気になった人は買おう。

音楽の話に戻ります。既にそこそこ酔いが回っていたがm-floを見る。中学生くらいのときに「EXPO EXPO」をよく聞いてた。あとDiggy-Mo'とかとやってた「DOPAMINE」がクソ好き。公式がタイトルを間違えるな。

生で「come again」が聞けたのマジでよかったな〜〜〜

m-flo自体に強い思い入れがあるわけでは無いんだけどやっぱりこの曲は好きで、有り体に言ってしまえばエモいんだよな……。
頼む、踊り続けさせてくれ〜〜〜イベントもライブもフェスもパーティもいつか終わるなんて言わないでくれ〜〜〜〜みんな仕事や生活や人間関係ばっかやってどんどん音楽辞めてくし俺はマジで寂しいよ。俺は友達全然いないけどその少ない交友関係の中で音楽続けてる人がどんどん減ってるし、逆に言えば年取っても、それこそ音楽に限らずだけど創作活動してたり遊んだりする人はそれだけで才能だよ。ライブが終わってもう皆帰ったのに諦めきれずにアンコールの拍手してるような気分になるのはもうごめんだよ。みんな「大人」になったのに俺だけまだなんもないじゃないかいやこういう記事じゃないんだわこれはまたそのうち書くわ。

森道の話に戻すけどこのあとなんとなく佐野元春を見たあと「だし・麺 未蕾」のしょうゆラーメン食べてディスコステージで踊ってたと思うんだけど色々と曖昧になりすぎてて草臥れてふらふら帰路に付き、三河大塚で「なんとか座れた〜〜肩・腰・足が全滅だわ〜〜」って考えてたとことで意識が途切れて気がついたら尾張一宮から出発したところだった。岐阜から名古屋まで頑張って帰った自分を褒めたい。

思ったより長くなったから3分割する。また明日書こう。

この記事が参加している募集

イベントレポ

実在しない人間の実在する関係性に心砕かれる毎日 https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/1YN6R4IANN7NG