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頭の中にいつも「天秤」を用意する

最近、喜多川泰さんが書かれた「手紙屋」という本を読みました。
その中に「頭の中にいつも天秤を用意する」という話しがあり、確かにそうだねと思うことがあったので書いてみます。

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天秤が釣り合う行動をする
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あなたの手に入れたいものを天秤の片方の皿に載せます。
そして、それと釣り合うものを、
もう片方の皿の上に、釣り合う量だけ載せたときに
あなたの 欲しいものが手に入ります。

例えば
プロ野球選手になりたいなら
何度も素振りをして
バッティングフォームを体に叩き込んだり
走り込みをして持久力をつけたり
プロ野球選手になるに相応しい練習をするでしょう。

一方で、
プロ野球選手になりたい人が
「今日は気分が乗らないから、明日から練習するわ」とか
「練習嫌いなんだよね〜テレビでも観ようかな」とか
そんな人がプロ野球選手になるのはなかなか難しいです。

プロ野球選手に限らず、
職場で「活躍している」上司や、
お店で「素敵な接客をする」店員さんも
みんな、その「スキル」と釣り合う行動をして
「スキル」を手に入れて今に至ります。

その行動は、時には無意識に行われているかもしれません。
「楽しいから」「気づいたら行動してた」なんてことも
あるかもしれません。

「あの人だから出来たんだ」とか
「あの人は恵まれてるから」とか
そういうことではなく、

手に入れたいものを天秤に載せて
それに見合う行動を「したか?」「しなかったか?」
だけの違いです。

身近なところで言えば「告白」もそうです。
自分には「彼女が出来ない。」「彼女が欲しい。」
と思っていても

好きな人ができた時に、告白しなければ
余程のことがない限り自分の気持ちは
相手に伝わらず、彼女は出来ません。

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天秤が釣り合うまで続ける
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手に入れたいものがあれば
それに釣り合う行動をすればいいのです。

行動しても手に入らない時は、
天秤が釣り合うまでの行動が足りないだけです。
つまり、行動を続ければ手に入れられるわけです。

でも、行動をすることが
大変だったり苦痛だったり、我慢を伴ったり
何らかの「マイナスな気持ち」が行動を止めにかかります。

その行動を止めにかかるのは誰なのか?
「自分」です。

  • 手に入れたいと思うのは「自分」

  • そのために行動を促すのも「自分」

  • それを止めようとするのも「自分」

全ては、「自分」が鍵を握っているわけです。

行動をして、手に入れたいものと釣り合えば
それが得られます。
とてもシンプルな関係ですが、それがなかなか出来ません。

例えば、「手に入れたいもの」よりも

  • テレビを見る方が優先度が高い

  • 行動する方が、行動しないエネルギーよりも高い

  • そもそも欲しいものは手に入らない

そんな想いが、
行動をさまたげる手助けをしているのでしょう。

結局、「手に入れたいもの」が、自分にとって

  • どれだけ優先度が高いのか?

  • どんなにエネルギーがかかっても欲しいのか?

  • 大変さや苦痛、我慢を越える情熱はあるか?

それらを自分で分析して
自分の中で覚悟を決めて決断し、行動することが
「手に入れたいもの」を得る近道だと私は思います。

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人は、時が経つと忘れます。
自分の気持ちが弱くなってきたら
自分の軸がブレてきたら

頭の中に用意した「天秤」を、改めて
見つめ直してみてください。

皆さんが、「本当に手に入れたいもの」を
得ることを願っています。

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