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続 おすすめの作家・詩人厳選3選


おすすめの作家、詩人、歌人の3選です


今回はおすすめの作家・詩人厳選3選の続きを書いてみようと思います。
気楽に読んでいってください🤗

お茶どうぞ🍵

前回の記事はこちら♪

まず、なんと、驚く事に、詩人部門の変更のお知らせです。
春、僕にとって衝撃的な出来事がありました。
『左川ちか全集』の発売です。
現代詩はアンソロジーもこれまで読んでいたので、左川ちか作品にも触れていたはずなのですが、それほど印象に残っておらず……この全集を手にして「ヤバ」と戦慄が走ったのでした。まだ今年は少し残っていますが、ほぼ間違いなく今年一番の収穫です。
という訳で私淑している吉岡先生、その先生の先生の西脇大先生でありますので、必然的に三人目を小池さんから左川さんへと変更します。

現在進行形の読書の話を少し。朝吹さんの『流跡』を読んでいます。もうかれこれ四周目か五周目です。けれど、まだ全然底が見えません。惚れ惚れするような恐ろしい文章です。僕は芥川賞の『きことわ』よりも断然『流跡』推しです。

さて、ここからは前回書いていなかった俳句の話にうつりましょう。
芭蕉や蕪村といったレジェンドは外すことにします。現代俳人の中から選ぼうと思います。僕が勝手に書いている話ですので、ルールも勝手に決めちゃいます 笑
二人はもう決めました。
橋本多佳子と大野林火です。
橋本さんは絵画的(映像的)な作品のもつエネルギーが尋常でなく、かつ繊細な作品もあって非常に惹かれるものがあります。
大野さんは夢に出てくるくらい大好きな一句がありますので外せません。
で、ラストの三人目です。浮かんだ人物を並べてみると、
石田波郷、飯田蛇笏、加藤楸邨、松本たかし、金子兜太、秋元不死男、富澤赤黄男、原石鼎、などなどなど……あかん、決められへん。
えー三人目は保留にします。
今、辞書みたいな名句集を読んでいますので、それを読みながら決めようかな〜なんて考えてます。ですので、またいつか三人目が決まったよ〜の報告をするかもしれないですし、しないかもしれません 笑

現時点での三人一覧

【詩人部門】
西脇順三郎
吉岡実
左川ちか

【歌人部門】
源実朝
斎藤茂吉
塚本邦雄

【俳人部門】
橋本多佳子
大野林火
???

【作家部門】
ボルヘス
芥川龍之介
朝吹真理子

敬称略

※なぜ海外勢がいないのかというと、ダンテ、ランボオ、ボオドレエル、リルケにツェラン、一応読んではいるのですが、僕の力の不足から作者の書いた言語そのままを読んだ訳ではなく、それって本当に詩を読んだって言えるの?との考えから外しました。
小説はその辺にちょっと目をつぶってよしとし、唯一ボルヘスを入れました。

なかなか面白いおすすめ一覧になったのではないでしょうか。
こうやって一覧を眺めてみると、日本って詩人の国だなぁと思ったりしたのでした。




〔簡単な自己紹介〕
詩書き。〈青い鳥書店〉店主。
noteでは詩の投稿や販売、人生で出合った特別なものを紹介する『重吉おすすめの本・漫画・音楽マガジン!』の運営などをしています。
詩の面白さを伝えたい。
何度も読んでもらえる詩を書いていきたい。

完成版はこちら🐦



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