ニコニコ動画のクリエイター奨励プログラムの親子関係について聞いた
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
Oliveの奴に引き続き、A13Xがお送りいたします。
本日は、ニコニコ動画で行われているクリエイター奨励プログラムについて、分からなかった事が少しだけわかったのでそれについて書いていこうと思います。
尚、これは2023年8月時点での情報であるため、今後変更がある可能性があることを十分留意していただきたい。
そもそも、クリエイター奨励プログラムって何ぞ?
まぁ、ニコニコ動画についての説明は省略するとして、このプログラムが何かについて少しだけ解説しておきます。
まずは、以下の引用文をお読みください。
つまり、クリエイター奨励プログラムとは、上記の引用の通り、個人クリエイターを応援する制度であることがうかがえます。
また、上記引用元をもう少し確認してみると以下の2つが大きな柱であることがうかがえます
ちなみに、これらで得た収入は、Amazonギフト券や現金、ニコニコポイントとして受け取ることが可能です。
各作品の親子設定について
さて、ここまでで、クリエイター奨励プログラムそのものについて解説をしたが、ここからは、各作品の親子設定についての解説していく。
そもそも、各作品の親子設定だと何のことかいまいち分かりにくいので、ここも、ニコニコヘルプから引用することにする。
全部引用すると誰の書いた記事だと怒られそうなので、上記の引用元からもう少し解説すると・・・
(例)
① Aさんがニコニコ静画にて▲という作品を投稿しました
② ▲を見て、Bさんは自分の動画内で使用したいと思った。その時、A氏は▲の作品説明にて、使用時はコンテンツツリー登録を必須としている事も併せて確認した。
③ Bさんは、◎という動画を投稿したうえで、親作品として▲を設定しました。
上記例で行くと、▲の子作品に◎が設定され、逆の言い方をすると、◎の親作品に▲が設定された状態となっている。
上記状態が親子設定の意味であり、もう少しニコニコ運営寄りに話すなら、コンテンツツリーが設定されたという事となる。
なお、引用元にはこんな事をさもついでかのように書いてあるが、これから話すことで非常に重要なため、ここに引用しておく
さて、ここまで親子設定について色々話をしたが、これから話す内容からは、親子設定 = コンテンツツリーの設定であるとご理解いただきたい。
コンテンツツリーの重要性(金銭面)
(金銭面)としたのには理由があるが、読み進めればなぜそのような書き方をしたかが見えてくると思うが、そのために、まずは作品収入についてもう少し踏み込んでおく。
まずは、この部分を引用していく。
これらが、作品収入の種類であるが、この中の【2. 子作品の盛り上がりに応じた奨励金】についてを少し解説する。
先程も記載した通り、コンテンツツリー設定を行う際は、以下の図式が完成する
上記図式の場合、親作品指定されたA氏にも収入が発生する。
では、以下の図式だった場合はどうだろうか?
これについて、先程の引用文で、「孫」や「祖父母」の概念はないと言ってたとツッコミを入れたかた、大正解で、そもそもこれは誤りだといえる。
が、その前に上記の図を少し文章化してみることにする。
① 子作品である【◎_①】の親作品には【▲】を設定する
② 子作品である【◎_②】~【◎_④】の親作品には【◎_①】を設定する
どこにも、孫作品の概念はない。が、なぜ作者はこのような書き方をしたのか・・・
それは、上記でいう【▲】の受け取る収益に差が出てしまう問題が発生するためである。
ちなみに、以下には別のパターンの図も用意してみた。
コンテンツツリー②と③の違いは、すべてに親作品設定をしたか否かである。
これだけで違ってしまうのかと思われるが、違ってくるのである。
この点も含めて、ニコニコのサポートに以下の文面で質問を行った。
尚、実際に投稿者をしている数少ない友人から実際に質問を受け、代理で文章の作成をした際の文章である。(中身は特定防止から少し変えていますが、文章の意味は変わらない加工をしていることを承知いただきたい)
これに対して、ニコニコサポートからは以下の文章が返ってきた。
これについて、分かりずらいため、もう一度あの引用文を持ってきたい。
つまり、【登録方法としては問題ないが、登録方法によっては、本来還元を受けるべき人が受けられなくなる。】
分かりやすく書くなら
【Bさんのやり方はルール上問題ないが、Bさんのコンテンツツリーの設定方法によってはAさんが損をする】ことになるので、要注意だと思われる。
結論!
結論としては、コンテンツツリーの設定は面倒でも1つ1つ親設定をすること。じゃないと、立ち絵などを作成しているクリエイターさんに本来還元されるべきものが還元されなくなる。
まぁ、これちゃんとヘルプ読んでる人ならいいが、規約約款飛ばし読み、契約時の重要事項説明書なんか話半分で聞いてて、後から手数料なんでかかるんやってクレーム入れるような人が大半を占めてる(他意はない)のだから、分かるように設定画面に書けばいいのにと思った。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?