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2日目。ZOOMのなかった時代を空想する

便利なものに囲まれて生活していると、ついそれがなかった時代のことを忘れてしまう。

私自身、最新の機器や道具を使い倒すのが仕事でも趣味でもあるので、未来の方向に意識が向かいがちだが、今日の出来事を振り返りつつ、そのモノがなかった時代を空想しよう。

100日続けてみようと思います。2日目。

今日は一日中ZOOMで会議。家から一歩も出ていない。郵便ポストに行っただけ。

朝9時から会議。それに合わせて8時くらいに起きる。朝ごはんを食べて掃除をして帳簿をつけてと朝のルーチーンをこなして、ZOOM会議に入る。というのが実際だが・・これがZOOMのなかった時代に戻ると・・・

前日の最終便の1本前で移動して、会議の時間に間に合うように現地入りする。ホテルの食事ばかりを取るとバイキングで元をとらなきゃと食べすぎるので、コンビニ弁当を買ってくる。
会議に間に合うように現地に30分前に到着できるように電車で移動する。

<ZOOMのなかった時代を空想中>

ZOOMのなかった時代、移動時間だけで、4時間近くかかっていた。また、待機時間もめると、朝の会議だと、ほぼ半日は潰れていたことになる。B'zの歌詞に「たまるのは疲れとマイレージ」というのがあるけれど、そんな感じ。

会議は一日中続く。何社もかけもちしていると、次の移動時間も考えて、会議の進行を気にする。昼ごはんを食べる時間はなく、移動中のタクシーでコンビニで買ったおにぎりとかパンとかを食べる。
18時ごろに会議は終わり、夜はセミナー。そして懇親会でご飯を食べ、自宅に帰る。

<ZOOMのなかった時代を空想中>

そうか・・食事がコンビニばかりになったのは、このせいだったのだと思い出す。

実際には、自宅から一歩も出ていない。

ZOOMの会議の合間に、部屋から出て、昼ごはんを食べ、夜ご飯を食べ、途中は原稿やメールなどをパソコンでチェックして・・・。
正確には、夕方に一度郵便ポストに郵便物を投函して、自宅の郵便物をチェックしているが、郵便物以外は自宅から一歩も出ていない。

本を読む暇がなくなっているのは、移動時間がなくなっているからと、オンラインの会議を詰めすぎているからだと気がつく。というわけで、できるだけ会議は減らそう。ただ、リアルがないのも寂しいところなので、どのくらいの頻度でリアルを入れるかは考えよう。

ZOOMによってなくなったものを想像すると、移動時間、移動による疲労、コンビニ弁当が主なところか・・・。今日は一切顔出しせずに会議をしてたので、PaulSmithの服もいらないということか・・・。
読書時間も移動時間とともに、なくなっていたんだな。どおりで本が読めないはずだ。読書する冊数が減っている。移動しないとインプットが減るということだな。


ビジネス書作家 美崎栄一郎
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