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皐月賞出走馬分析

こんにちは!キッツマイネルです。
桜花賞同様近年のクラシックは賞金的に余裕のある馬が直行するので力関係を把握するのが難しくなっています。
今回は皐月賞出走馬を自分なりに能力比較してみましたので参考になればなと思います。
今回は50音順に紹介していきたいと思います。
よろしくお願いします。

ウインオーディン
前走の共同通信杯はスローペースで前に行った馬が恵まれる展開の中後ろから脚を使い5着。内を突いたとはいえ展開不利の中長期休養明けでしっかり脚を使えたのは評価できます。徹底して左回りを使われているのは気になりますが能力的には穴で面白い存在だと思います。

グラニット
2走前の京成杯はスローの逃げでいい所がありませんでしたが前走のスプリングSは後続に脚を使わせるハイペースで4着。サウジRⅭでも同じような競馬で2着と好走しているので今回も大逃げ気味のミドル~ハイペースで逃げると思われます。
今年の皐月賞のカギを握る馬ですね。
後ろが牽制しあって仕掛け遅れればワンチャンあるかもしれないですが普通に考えると今の中山は上がりがかかってきてますし内が有利な感じでもないので厳しいかなと思います。

グリューネグリーン
京都2歳Sは平均的な逃げで勝ちましたがそれ以降は控える競馬で着順が振るいません。上がりタイムを見ても速い上がりを使えていませんのでおそらくスピードがない替わりに長くいい脚が使えるタイプでグラニットが作る皐月賞のペースには合いそうな馬です。

シャザーン
前走のすみれSは1000m通過が64.4秒という超スローペースながら6頭立てとはいえ最後方から差し切った脚力は評価できますが上がりのかかる皐月賞に対応できるかが疑問です。ダービー向きの印象を持ちました。

ショウナンバシット
若葉Sもトラックバイアスと展開が向いてのもので今回も恵まれるかと言われるとそうでもないので消しですね。

ソールオリエンス
前走の京成杯は4コーナーで外に大きく膨れながらも手応えも楽に2馬身半ちぎる完勝でした。まだまだ粗削りな所がありますが能力はかなり高いと思います。

タッチウッド
前走の共同通信杯はスローペースで前に行った馬が恵まれる展開も味方して2着。内が有利なトラックバイアスでもありました。
うまく流れに乗れた結果なので世間の評価よりは自分は軽視しています。

タスティエーラ
2走前の共同通信杯はスローペースで前に行った馬が恵まれる展開の中後ろから脚を使い2着。内が有利なトラックバイアスで外を回して追い上げた内容は濃いです。そして弥生賞でも内有利の馬場で外目を回り1着と能力はかなり高いものがあります。
ただ皐月賞に出るために弥生賞を使わざるを得なかったローテーションの影響がどうなるかは気になる所ですね。

ダノンタッチダウン
前走の朝日杯は内有利の馬場で外目を回っての2着の内容は強いものではありますが朝日杯を使った馬のその後の成績が全然振るわず低レベルな印象がありますし血統的にも2000mという距離にも疑問が残ります。
消しですね。

トップナイフ
重賞で3連続2着と好走が続いていますが全てトラックバイアスや展開に恵まれてのものですし実績のイメージより力はないなという印象です。

ファントムシーフ
ホープフルSでは展開に恵まれない中、内枠を活かしてトラックバイアスにうまく乗れての4着。共同通信杯もスローペースで前に行った馬が恵まれる展開の中で2番手追走での1着と恵まれた中での好走が続いており上位人気が予想される馬としては少し頼りないレース内容にも感じます。

フリームファクシ
きさらぎ賞馬ですがこの時0.6差3着のクールミラボーを物差しにすると次走若葉Sでは勝ち馬のショウナンバシットとの着差は同じ0.6差。
フリームファクシはきさらぎ賞ではオープンファイアの追い上げもありしっかり最後まで追っているので目一杯走っています。ショウナンバシットと同等くらいの評価です。
消しですね。

べラジオオペラ
前走のスプリングSではハイペースでしたが内を走った馬が2.3.4着を占めた中この馬は外を回して突き抜けました。2走前も東京の瞬発力勝負のレースでも勝ってますし総合力はかなり高い馬だと思います。

ホウオウビスケッツ
前走のスプリングSはハイペースの中3番手を追走しながらの2着。内が良かったとは思いますがキツイ競馬を踏ん張れたのは評価できます。
血統的にマインドユアビスケッツが芝のG1を勝つイメージが沸かないのですが消しにはできないかなとは思います。
どう評価したらいいか悩ましい馬ですね。

マイネルラウレア
前走の若駒Sはみんな同じような脚になる中で外から一気に差し切った内容は評価できます。この馬は横山武史、川田騎手とマイネル軍団とは思えないくらいリーディング上位騎手が乗っていて今回も戸崎騎手を配している辺り馬主陣営も相当な期待をしている馬だと思いますしそれだけのパフォーマンスは見せている馬だと思うので楽しみです。

メタルスピード
前走のスプリングSはハイペースで内有利の馬場をうまく立ち回って3着。恵まれた感が強いです。中山向きな馬ではあると思いますがちょっと手は出しにくいですね。

ラスハンメル
ショウナンバシットと全く同様の理由で消しですね。

ワンダイレクト
ずっと2000mを使われていますが前走の弥生賞では急坂を上がった後タスティエーラを交わせるかと思いきや脚が鈍り3着。レース後ルメール騎手もちょっと距離が長いとコメントしていますし能力は高いと思いますが流れの厳しくなりそうな今回は消しですね。

以上になります。
この分析をベースに枠順や土曜の馬場を見て最終結論の方を出したいと思います。そちらも是非ご覧ください。

ご覧いただきありがとうございました。

Twitterもやってます。リンク貼っておきますので見て頂ければなと思います。

https://twitter.com/kitzminele

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