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岩田望来の未来について

こんにちは。今日は岩田望来騎手について書いていきたいと思います。

2019年デビュー組ですがこの世代は近年の中でも特筆した黄金世代だと思っています。

その中でも岩田望来騎手は10年後リーディングも狙える逸材だと思います。

なぜかというとまず環境が挙げられますね。関西の名門藤原英昭厩舎に所属しており調教師からも全面的にバックアップという意志が見られ自厩舎の馬にも積極的に乗せています。

これはかなり大事で今の競馬界は結果主義になっており若手騎手を乗せたがらない馬主もいると聞きます。騎手の育成なんて馬主には関係ないですからね。それよりも愛馬の勝利。若手を乗せて負けたらその責任が調教師に来る事もあるわけでその結果リーディング上位騎手に馬を回してしまうわけです。
それで負けるなら馬主も納得します。

そんな訳で所属厩舎からもバックアップしてもらえず徐々に騎乗機会を失ったり少ないチャンスをモノにしても重賞になったらリーディング上位騎手に乗り代わりしたり経験を積ませてもらえません。
そんな環境の中でも重賞やG1でしっかり乗せてもらえるのはものすごく恵まれています。

岩田騎手もその期待に応えて結果も出しています。
環境や馬に恵まれているだけでなく騎手としての能力も向上しています。
若手騎手は減量を活かして前に行って粘るパターンが多いですが逃げても追い込んでも結果を出してます。競馬のバリエーションが豊富ですよね。
特に馬の操作性に優れている印象です。
馬群を割る時横に動かす際に勢いよく隣の馬に寄せていってもぶつけずにスマートに抜けて来るシーンが見受けられます。コンマ数秒の判断が遅れるだけで詰まって追えなくなる事もあるのでこの横に動かすスピードを御せるのは大きなアドバンテージです。
他の同期騎手とは決定的に違う点ですね。

2年目で通算100勝して減量外せればかなりリーディングジョッキーに近付けると思います。
浜中、福永、武豊といったリーディングジョッキー経験者も2年目で減量を外しています。
このペースで行けば達成できるかなと。

とまあ、こんな感じですね。

他の同期騎手の活躍も刺激になっているでしょうし切磋琢磨してこれからの競馬界を引っ張っていってもらいたいです。

以上です。ご覧いただきありがとうございました!

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