今日はコミティア行く
これは9月5日くらいに書いて放置してた日記

今日はコミティアだったね
朝からめちゃくちゃ疲れたけど、すごい久々に友だちに会えて嬉しかった
今朝は好きな音楽を聞いてりんかい線に乗ってた
ここのところ、人がよく死ぬのよ
夏休みが毎日誰かの命日になっちゃうよ、このままじゃ

私は調子乗りのくせに引っ込み思案というか、好きな作家に感想も伝えられないし、応援している人に写真のお願いもできない
そのくせそういうことをできる素晴らしい人や、時に相手にとって迷惑かもしれない人のことを「え〜いいな〜」とか羨んじゃうしょうもない人間なんだよね
でも今日はもう絶対これだけはお願いしようと思ってたことがあって、それは好きな作家のサインを貰うことだったんだ

前々から大好きだったその人とは縁あって(縁あってとしかいいようない)コミティアでいつも挨拶させていただいてるんだけど、
ご本人にお会いしたことはほとんどなくて、いつも売り子してるお身内の方とやりとりをしている
売り子とはいえこの方も彼の漫画に出てくるから、わたしにはフィクションの存在で会うといつも緊張する

ある時、その作家のサイン会とコミティアが被って「今日コミティアなかったらサイン会に行ってました〜」っていったら
「サイン、書いてもらいましょうか？全然…」って売り子さんに言われて、心底欲しかったけど、なんかそれはずるいかなってまたしょうもない人間だから思っちゃって断ったことがあった
だもんだからもうほしいって言い出せなくて、それでも毎回挨拶できるだけで嬉しいしいいか〜って思ってた

それが去年、毎日呟いてたTwitterがある日を境に一切更新がなくなった
もともと病気をしたり、死亡説が流れるような人だから、まさか…って一瞬思った
更新がない間もサークル出展は身内の方がしていたから、正直聞くの怖かったけど「先生どうされたんですか？」ってきいた
教えてもらった理由は命に関わるようなことでなくて安心したけど、心配な内容ではあったし、そもそもその突然さが怖かった
こうやって人っていきなりいなくなっちゃうんだと思った

最近になってTwitterが再開して、次のコミティアはいらっしゃると聞いたから、もう今回は絶対にサインをもらうと思った
サインをもらったから、何？って感じなんだけど
というか、元々サインってものにあんまり興味がなかったんだけど
いなくなってしまったのかもしれないと知ったとき、形に残る思い出が欲しかったと思ってしまった
うまく言えないけど、応援している人を応援していたことをどこかに残しておきたいと思った　
明日はめちゃくちゃ図々しくなるぞと誓って寝た

間が悪いのかいいのかスペースに先生はいなかったから、いつもの売り子さんに「サインもらえませんか？」って聞いた
先生のこと電話で呼び戻そうとしたから、大丈夫なんであとできます！とかムニャムニャ言って逃げ去って閉会前に戻った
売り子さんが戻ってきたわたしをみて、ああ！って言って本をパカって見せてくれて、もうすごい大声出ちゃった
名前だけかと思ったら、絵が描かれてて目出るかと思った
この絵…わたしのために描いたんですか‥と思ったら自分でもびっくりしちゃうくらいテンションあがっちゃった
こんなに嬉しいの！？サイン貰うこと！！！！！
話すことないだろうに私のテンションがクソ高すぎるからいつもより長くお話ししてくれて優しかった

今日はいい日だった
コミティア最高
ヒコロー先生お身体を大事にずっと元気でいてください、ほんとに