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【APEX考察】シーズン17のランクシステムは「正解」なのか?

はじめに

※最初に申しておきますが、主は今シーズンでようやくマスターに上がることができたレベルです。

発言に影響力や責任を負わない、いち人間としての意見がコンセプトなので、そこを納得いただきますようお願いします。(生意気だなぁとか思わないでネ)


#1 シーズン17は何があった?

シーズン17より、ランクシステムの大幅な刷新が行われました。主に言われているのは、

〇スプリット制を廃止(シーズン3ぶり)
〇LP(ラダーポイント)と言われる内部レートの実装
〇LPに伴い、順位・キルポイントの変更や各ランク帯のボーダーの変更

だいたいこれが上がってきます。
問題はここからで、結果的に言うと難易度自体は易化し、マスターが過去最高人口を記録することになりました。
シーズン17で初めてマスターになりました、という方も多いと思います。私もそうです。

こうした状況から「やれば誰でもマスターに行ける」「シーズン17マスターに価値は無い」などと言われるようになり、一方で仕様を利用したハイドや単独降下などの、順位のみでポイントを稼ぐプレイヤーが激増し問題になってしまっています。


#2 結局EAは正しかった? 

結論から言うと、私の意見は「根本は間違っていないが、内容にまだ修正が多くある」と思っています。

LPにより、プレイヤーが試合でどれくらい活躍しているかを内部レートで図るようになったのは間違いなくいい修正だと思います。
ある程度運に左右されず、ゲームのやり込み要素として落とし込まれているので、試合ごとに状態が変わる不安定なバトロワには凄くいい調整だなーと感じました。盛れるとモチベになりますし、初心者からどんどんプレイを重ねるとポイントの平均が上がり、成長を実感出来るファクターにもなります。

ただ、これをキルポイントではなく順位ポイントに比重を置きすぎたのが大きな失敗だと思います。
バトロワはあくまで「最後まで生存する」ことが勝利になるので、たくさん敵を蹂躙して順位を上げるか、なるべく戦闘を避けて堅実に立ち回る2パターンのプレイヤーがいると思います。

ただ、今シーズンのランクは後者の方が圧倒的に得をしてしまうんですね。
LPの内訳が分からないので、戦闘をしても貰えるポイントが上下してしまうことがあったり。
順位が10位以内であれば絶対にプラスになるので、エコに立ち回ると簡単にポイントを得られてしまう。
 
その結果ハイドが増えて、バトロワの楽しみ方が一辺倒になってしまうのはいけません。
とくにAPEXはチームを組んで戦うという個性があるのに、ハイドは1人で行えてしまうのでこの個性を殺しています。


#3 ハイドは悪か?

もちろんハイドが悪いわけではありません。
メンバーが1人になってしまったら無理な戦闘は出来ないですし、漁夫を狙うのも作戦です。
ただ、これを毎試合続けてマスターに到達するのは「ちょっと如何なものかな」と思ってしまう自分がいます。

楽しみ方を強制する訳では無いので、自由にプレイしたらいいとは思います。でもそういった方にはぜひ、バトロワ×チームプレイの要素を味わって楽しんでみて欲しいと思います。

マスター到達が簡単になって、目指す人が沢山増えたのはいい事だと思う反面、1番楽だからハイドでいいじゃんと単独でかくれんぼを行うのは、チームメンバーも戦闘がしにくくなって結果的に周りが苦労してしまうような気がします。
チームである必要はないし、そんな理由でAPEXから離れるのもなんかしょうもないなと思ってしまいますし…


#4 まとめると…

総じて言えるのは、

ランクが上がりやすいのはモチベ維持ややり込み要素としてしっかり価値があるのだが、キルと順位のバランスを確認して欲しい

これに尽きます。
次シーズンではどうなるのか未だに情報がありませんが、私の考えとしては、

〇プレデターのボーダー量も考え、LPの伸び幅を減少させる
〇順位は5位以上でプラスなど、順位ポイントを減少させる(合わせて、キルポイントは少し増やした方がいいかも?)

こういった調整はあった方がいいかなあと思います。
単独降下やハイドは禁止にさせず、逆にその選択肢を取りづらいような形にして、時間をかけてやり込んで達成できる人がいるような難易度で楽しめれば1番平和だと思います。

バトロワという不安定なゲームでランク制度を導入したAPEXはとても面白いコンセプトを持っているので、長く楽しめるコンテンツをこれからも提供して頂ければと思いますね!


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