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ザン関東A1自戦記〜2023後期7/30回戦

みなさんこんにちは。初めましての方は初めまして。

キジョンネルソン、1996年生まれ27歳、独身です!

せっかく多くの方に「放送を楽しみにしているよ!」とお声をかけていただいたので、動画だけにとどまらず自分の考えていたことの言語化に挑戦してみようと思い、noteに書き起こしてみました!

拙(つたな)い文章能力かもしれませんが、目が飽きないところまでご利用ください!


はじめに


リーグ戦のシステムをご存知ない方もいらっしゃるかと思いますので、説明させてください。
ザンリーグは現在、A1・A2・B1・B2・C1の5つで構成されています。ただし、来期からC2リーグができることと、地方の一部に支部が作られることも確定しています。

ボクは前期、幸運にもA2から昇級枠を勝ち取り、今期(2023後期)初めてA1リーグに出場することができました。

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A1リーグとその他のリーグでは、リーグ戦のシステムが異なります。
普通のリーグでは、1節に6半荘を打ちます。半年かけて5回開催され、合計30半荘を打ちます。ただし、A1では、1節に3半荘です。しかし、それを1日に5節まで消化するため、実質1節15半荘の長丁場です。

朝9:00集合、20:00頃の解散になります。

今回は11名で行い、下位3名がA2に降級、上位約2名がザン王決定戦に進出する、といった感じです。
つまり、たった2回のリーグ戦出場で残留と降級が決まってしまうのです。

また、対局の一部が収録になります。各自連続した3半荘、同一メンツで放送対局に出場できます。ボクは前半の15回の中では、7・8・9回戦に出場することとなりました。

実況はだいこくや様、解説は現ザン王のほうこ様です。お二人とも大変ご苦労様でした。

同卓者は上家に麻雀で人を怒らせる方法様、対面になお様(三人麻雀ザビエール千葉中央店総帥)でお送りします!



1〜6回戦終了時、11名中11位、そりゃこんな顔にもなります。。。

何なら鳴くねん


先に結論を申し上げてしまいますと、私はこの半荘、一度もポンしませんでした。ボクに言わせれば「ポンした方がいいよ」という局がなかっただけなのですが、あまりにも鳴かなさすぎて心配されているようです。一気に見ていきますね。


西家で西と白が対子。当然スルーです。役牌の対子二組あったら全部鳴いていいと聞いていますが、ボクはそれが正しいと思っていません。


西を1枚スルーしてこの形。これならさすがのキジョンも西を鳴きます。いくらなんでも。ちなみにオタ風の南ではなく共通役牌の北を切ります。


發が重なりましたが、役牌対子二組でさえ鳴かない人がこれを鳴くわけがありませんね。


これですら鳴きません。これは鳴いてもいいかなというギリギリのラインですが、「これを鳴かないことが絶対損だと思う人」たちに負けないようこれからも頑張ります。


親番でもスルーできちゃいますね〜。カンチャンターツがどちらもカスカス(カン4カン4)です。親は門前で堂々としているだけで親リーが来るかもしれないという恐怖を持ってもらわなくてはなりませんから、鳴いて楽させるわけにはいきません。


いやだから鳴かないって!!!チートイのテンパイ上等です。


鳴いたことがないレベル。。。。
これ鳴く人はカン3pもチーするんだろうな。。。


白もオタ風ドラの東も鳴きません。配牌で一暗刻と二対子ある時は四暗刻を最終形に見据えるためです。両方とも役牌であれば鳴いたかもしれませんね。当然二巡目以降、常に進行によって鳴く鳴かないを考えて進みます。


これは白鳴きます(笑)。


無事に門前でテンパイを果たしましたがリーチはかけずです。この一巡で東が放たれるのですがスルーしました。解説ではポン推奨だったようですが、


この視点から見る対面のボクの河はこのように見えています。今は比較的警戒を抑え目に見られているところなのです。しかし、東ポンして2s手出しして対面さんがボクに歯向かえます???

対面のやる気を損ねてオリに回らせたら華3の親とめくりあいになるんですよ。この状況下における対戦構図は華3親vsかわしの子なのです。47s待ちが決していいわけでもなく、3p暗刻の周りは全てフリテンなのですから、いい待ちにもなりづらいのです。門前でも自然と58s6s引きが残りますし、目立たず忍んでおけるので、スルーで良いと判断しました。もちろん鳴くかどうか微妙なところをずっと比較し続けていましたので、声が出なかった、考えていなかったということはありません。

というわけで、鳴きたいと思うものが何も出ませんでしたので、何も鳴けませんでした。このバランスはぜひ皆様の意見もお聞きしたいところです。

あとは対局の気になるところを少し振り返ってみます。


サンマの必勝法



手牌に関係のない2pを残して南を切りました。ここにボクらしさが出ているので少しイキリ言い訳(比較した上で2p残しが得だと思っている)入ります!!

点棒サンマの必勝法は、
子は親流しに特化
親は打点に全振り

この二つに限ります。本当にこれだけなんですよ。これをベースに考えるだけでいいんです。

今回のケースも簡単な話で、南は相方のこどもの現物。2pは親の現物なのです。南という牌は、親にとってはオタ風に当たりますので、親が持っていないとは断定できないのです。対して2pはと言うと、上家に当たる可能性は十分ありますが、当たるなら当たっていいよなのです。

相手が2p待ちになった世界線を考えればわかります。その2p、残り山に何枚いますか?カン2pになったとしても、対面の所持率はせいぜい0.4枚(1はなくね?)くらい?そんで自分は1枚。11233じゃなければまぁ2枚は期待できる待ちですよ。2-5p待ちになればもう少し多い待ちになりますね。

さらに、上家の待ちが2pのシャンポンになるケース、これはもっとひどくて、ボクが打ってあげないと上家はアガれなくなってしまう可能性が高くなります。ボクがオリれば親との一騎打ちになるでしょう。すると親のツモアガリ抽選を受ける会場に参加させられてしまいますね。上家の待ちを見て「うわーじゃあ打つ〜!」って思ったことありませんか?

2pを残すというより、子の切った字牌は可能な限り合わせ、親の切った字牌は可能な限り残すべきだと思うのです。親に不利に打つパターンとして



先ほど軽く話を流しましたが、これは北から切るのです。南は自風である南家が孤立の南を可愛がる可能性が想像できます。まだ孤立で持っている可能性があるので、上家が切るまで重なるのを待ってあげましょう。どうです?親に不利に打ってる感じしませんか?

ダブ東の特殊能力


東三局親番6巡目。できたリャンカンをノータイムでシバきました。一見すると東切りが自然な対応ですが、東が一枚切れで、あいだに巡を挟んでいることを考えると、合わせてこないのだから山に2枚か?と考えたいです。そうすれば七対子の立派な重なり候補になります。華もなくそこで123sというシュンツを拾えたところで安いのもちょっと嫌なので。


東も二枚切れになりましたし、ドラも6sですからさすがに東切り
に戻ってこられました。

スナイパー単騎wwwwww



なんか七対子でテンパイしてくれました。白ポッチが上家にポンされていてもうありません。打点は親の満貫です。

本来であれば親ですし、全てを無視して打点全振りで赤単騎でリーチすべきなのですが、今回は直前に切られた対面の9p手出しに反応しました。


ここから9pを手出しです。いい巡目でありながら直前の北切りも考えると、いくらなんでも関連牌でしょう。また、ここまで対面は余剰を並べてきたばかりですから、「ようやくターツを選ぶフェイズとなって、9pに続いてもう1枚ピンズを手出しするターツ落としなのではないか」という期待を込めました。

さらに、以下、難しいことを申し上げます。


上家の二巡目9pから、その時点での8p対子以上固定はあまりなさそうです、今回は役牌ポン手順の兼ね合いなども考えると通常よりさらに8p対子以上のケースを軽視してよく、所持率が低そうです。

そうなると残りの8pの内訳を考えれば…
9pを関連牌で持っていた対面が1枚以上を持っていそうという仮定は立てたいところです。8pを持っていそうかつピンズの上に手をかけたと。なのでどちらかといえば外されるならカン8p払いよりペン7p払いの方が可能性が高いと思ったのです。もちろんこの瞬間に対子以上で固定した可能性だってありますよ。可能性の話をすればそうです。しかし7pを2枚使ってることも考えれば6pさえ持っていてくれれば8pが余ってくれそうに見えませんか???今ポロっと拾えそうなアガリがあるかもしれないなら期待してみたくないですか?

(文章で伝わってるのかな今言ったこと。。。)

「8p打て〜8p打て〜」というお祈りを始めました。


うっ。8pよりは8sの方が当然山にいそう。でも、特段出やすそうではない。リーチして蓋をすればロン和了の可能性は低くなることで変わらないのでまだ直撃の夢を見たい。8sを切る。「8p打て〜8p打て〜」


(今考えていたことは全て無視して)だから親は打点に全振りしておけって言っただろうが!!!


こんなアホな親は当然落ちます。トホホ。。。。


色々語ったけど



色々語りましたが、これまでの色々な点棒移動を台無しにする最終局(笑)

完全に腕だけのアガリwww

結局はこれがどれだけ入るかゲーです。ひとまず最下位を脱出しましたが、まだまだ降級圏内で油断なりません。この先の闘いにも是非注目してください!

最後までご覧いただきましてありがとうございました。
個人的な質問等あれば何でも聞いてください!



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