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欅坂46『10月のプールに飛び込んだ』と言う楽曲に繋がるこれからの櫻坂46の話


はじめに


櫻坂の前進となった欅坂が好きな人なら分かる楽曲『10月のプールに飛び込んだ』
欅坂の好きなファンなどからは伝説の曲、幻の曲とも言われてる。そのように言われている理由としては本来CDのシングルの表題曲として発売される予定でいたが発売中止になってしまった楽曲なのである。
そこではじめてこのことを聞いた人にとってはなぜ発売中止になったの?と疑問を抱く人も多いだろう。これから曲の説明をしながら順番に深掘りをしていく。そしてこれからの櫻坂との関係性も、

楽曲の評価


『10月のプールに飛び込んだ』と言う楽曲を聴き皆さんはどう感じるだろうか?
MVがないので全体の評価ができないが、
自分は正直言うと欅坂の表題曲としては少し物足りなさを感じた。
なぜ物足りなさを感じるのだろうと考えてみるとMVが無いと言う理由の他にサウンドと歌詞の関係性に問題があると思った。
本来欅坂の表題曲はサウンドに暗い雰囲気なら歌詞も暗く、サウンドがさわやかなら歌詞も明るいとどちらかに必ずしも偏っている。具体的に言うと明るい曲調なら『二人セゾン』『世界には愛しかない』
暗い曲調なら『不協和音』『黒い羊』がわかりやすいだろう。しかし、この楽曲『10月のプールに飛び込んだ』に関してはサウンドはさわやかな感じなのに歌詞は暗い感じに仕上がっている。
自分はそこが原因で物足りなさを感じてしまうのかなと思う。

なぜ秋元先生は楽曲を雰囲気をどちらかに偏らないようにしてチグハグに作ったのだろう?

そのことに関しては当時の欅坂の状態に繋がる。
当時は欅坂2期生(今の櫻坂2期生)が加入し今までは欅坂1期生(今の櫻坂1期生)だけで表題曲の作成をしていたが新しく9thはその2期生たちが加わると言う欅坂としては新たな転換期ともいえるシングルだった。そこで秋元先生は何か変化となる楽曲にしたかったのかなと思う。

一度欅坂のシングルを振り返ってみよう。

1st 『サイレントマジョリティー』

2nd 『世界には愛しかない』

3rd 『二人セゾン』

4th 『不協和音』

5th 『風に吹かれても』

6th 『ガラスを割れ』

7th 『アンビバレント』

8th 『黒い羊』

ここで『10月のプールに飛び込んだ』と言う楽曲の前に転換期が一度あったと考える。それは4th『不協和音』ではないかなと、
不協和音は世間にも欅坂の印象を大きく与える楽曲になったと自分は感じる。実際に欅坂を全く知らない友達でも不協和音だけは知ってると言う友達も数多くいる。そこで欅坂=暗い雰囲気と言うイメージが世間にできてしまう。5thは省くがそれに続く6、7、8は暗い雰囲気の楽曲になっている。ここで疑問がまたおきる。『2期が入ったとしても9thも暗い感じで続ければ良いじゃん。』と思った人もいるはず。
だがそこは難しいところがあり、8thの『黒い羊』と言う作品自体が個人的には暗い雰囲気を売りとするグループとしての欅坂の最高作品すぎてグループ全体ではやりきった感が出てしまっていた。
また、その作品は1期生だけで作ったと言うこともある。
そこで秋元先生が次の作品で欅坂と言うグループ全体の転換期となるように歌詞は今まで通り暗い感じだけどサウンドはさわやかと言うチグハグな作品を作り、新しい風として選抜に2期生をとりいれたものと感じる。

補足-9枚目のシングルが発売中止になった理由

センターの平手友梨奈が9枚目のMVの撮影に来なかったからと言われていて、ネット上では結構このことを問題視する声が多いです。
平手友梨奈本人はこれまで欅坂の作品に対してものすごく真剣に考えていて擁護するわけではないですが、今まで雰囲気を偏ってやってきたのに9枚目のようなチグハグな作品をやりたくないと言う気持ちは分からなくもないなと思いました。

なぜ『10月のプールに飛び込んだ』とこれからの櫻坂46が繋がるのか

お気づきの人はいるかもしれないが次の7枚目シングルがもし3期生が表題の作成に加わったことを考えるとしてはグループとしての転換期となる。
これは欅坂の2期生たちが表題に加わる時と似ている。
なぜなら今年は既に守屋麗奈、藤吉夏鈴と言う新たなセンター2人の作品を作り櫻坂の顔となる2期生のセンター候補の森田ひかる、田村保乃、山崎天、守屋麗奈、藤吉夏鈴を1回以上使ったと言うことにもなる。さらに今回の『start over!』は1、2期全員選抜で評価もファンやファン以外からも凄く高く、次回のシングルはこのクオリティを上回ることができるかなどであの時の状況に似ているように感じてしまう。もし、3期生を加えて表題を作るとするなら必ず面白い作品になりグループの転換期になるに違いない。
また、今年の櫻坂はロッキンなどの夏フェスの他にJapanExpoのような海外イベントにも積極的に参加して躍進を続けており、11月に千葉のZOZOマリンでのライブがある。ますますこれからの櫻坂46の行動に目が離せない。

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