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おかづの日記「息子くんの教育実習も終了し、より黒マッシュは強調されて帰ってった」 230621

教育実習で帰省した黒マッシュの息子くん、やっと3週間の先生が終わったらしい。

ふぅ〜。

まったく、まぁ、毎日ピリピリしてて、おかづと遊んでもくれず、学校から帰ってくれば風呂、めし、部屋閉じこもり、なのだ。
おかづにとっちゃ、いっそつまらんかったよ。遊べんし。

妻さんは息子くんが帰ってきたことで、なんやえらく嬉しそうだったが、会話の中ではよく文句も言ってた。
例えば、、
「ご飯、何がええ?」
「なんでもええよ」
……。

「なんか食べたいものあるやろ」
「いや、なんでもええって」
……!

う〜ん、、、こういう会話ってのは、聞く人の気持もわかるし、答える人の気持もわかるな〜。

ご飯作る方にとっちゃ、食べたい方向性をも言わず「なんでもええ」と言われると困るのだ。なんか食いたい物一つでも言えばいいんじゃなかろうか、息子くん。

しかし、「なんでもええ」ってのは、いつも美味しいから「なんでもええ」であるので、喜んでいいんじゃなかろうか、妻さん。

ま、そんなこと考えず、毎日同じ会話が繰り返されることで妻さんの悩みが増えるのだ。
「もう、何すりゃええんやろ!!」
と悩む。

……。



そして、実習も終盤になってくれば、次の会話が上書きされる。

「何時ごろ食べる?」
「いや、やることあるから後で食べる。置いといて」
……!

えーっ! わかるけどな息子くん、食事くらいはササッとでも食べりゃいいんちゃうか? 妻さんの機嫌わるーなるやないかい!

と思ったら、
妻さん意外、フンフン♫ と平気に晩ごはんを作ってた。

息子くんに手料理を食べさせる、ということにアドレナリンが出てるようだった。

夫くんにはコロッと態度は変わる。
「あんたー、ご飯食べるん?」
……!

えーっ、食わせてやれよー。

……!


息子くん、学校ではなんとかなってたようだ。
学校行けば実習生とはいえ、生徒たちからは、先生、先生と呼ばれるらしい。当たり前か。

だが、1人だけ
「さいとう教育実習生ーー!」
と呼ぶ奴がいたらしい。

「だって、まだ教育実習生でしょ」
と言う奴。
いつの時代もこんな奴はいる。

うん、溶け込めてたようだった。


先生ー
教育実習生ー


そして、最終日を迎え、やっと終了ー。

「うわぁ〜、終わったーー!!」
息子くんは叫ぶ。
よほどだ。息子くんにとっちゃよほど疲れたようだった。

もしや受験の時より疲れたんちゃうか? と思うほど。

お疲れさん。

帰る前日の夜、
「母さん、後ろ剃って」
とまだ言う。

そして息子くんは、帰省時よりも黒マッシュ(ドイツ軍ヘルメット)が強調され帰っていった。
君はいったい何になりたい?

仕事はしろー!
自分で決めろー!
好きにしろー!

金は出さんよ。もうないから。


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