鹿がスキップして来た話。 看板に唖然と止まる鹿の尻。
紅葉鳥
「紅葉鳥」ってのは「秋の鹿」のことだと調べてはじめて知りましたが、知る前から紅葉鳥がわが町近くまで、とけ込んでいたとは知りませんでした。
少し離れた町へ妻と買い物にでかけた帰り道でのことです。細い旧街道を車で走らせてました。
んっ、 真正面からタッタカ、タッタカ。まるでスキップするように楽しそうに動物が走ってきます。真正面からですよ。
「えっ! なに? 」
「えーっ! 待って、なになになにー??!! 」
「鹿やー!! 」
細い道ですのでスピードは出していませんが、鹿は道のど真ん中を走ってくるのです。
「えーっ、ぶつかる! どうするん!」
「わかった、わかった」と、ゆっくり止まろうとすると、、
ふっと空き地に曲がりました。
タッタカ、タッタカ。
でも、曲がり入った鹿はびっくり! したでしょうね。
通行止めです。
えっ!!!
有料駐車場でした。
タッタカ、タッタカ。
ほんとは楽しくないんでしょうけど楽しそうでした。鹿の走り方は楽しそうに見えます。
おそらく民家に入って行きました。知りませんけど。
でも、ほんとにかわいいお尻の夫婦でしたよ。
これぞまさに「紅葉鳥」。
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