認知症はさまざまな特徴があります

本業はケアマネですが、
最近では認知症が増え、利用者の半分は認知症の方です。

ただ認知症と言っても病型の特徴と看護的視点があるので、私も復習がてら学びをシェアをしたいと思います!

アルツハイマー型認知症
疾患の特徴・・・何らかの影響でβアミロイドと呼ばれるたんぱく質が脳内に蓄積し、脳内の神経細胞が変化するこに伴い発症。危険因子は、高血圧症、糖尿病、喫煙など。短期記憶に障害が顕著。長期記憶には保たれることがある。

看護的視点では高血圧、糖尿病などの基礎疾患の管理や服薬管理。困りごとの身体的・生活的視点をとらえ解決していく。

血管性認知症
疾患の特徴・・・脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳血管障害により発症。怒る、泣くなどの感情コントロールができないため、感情コントロールがうまくできない。感情失禁、ものとられ妄想など起こしやすい。

看護的視点では、脳梗塞後の後遺症に対する嚥下や歩行障害、精神面へのケア、家族指導などがある。

レビー小体型認知症
疾患の特徴・・・レビー小体という物質が脳内に蓄積し発症。初期段階から幻視が出現。歩行障害、睡眠障害、記憶障害がある。初期段階はあまり目立たない。症状に日内変動があり。

看護的視点では、日内変動をアセスメントしながら薬の投与方法を医師と検討をし、動きやすい時間にケアをする。

前頭側頭型認知症
疾患の特徴・・・大脳の前頭葉と側頭葉の委縮により発症、記憶障害や意欲低下、喚語困難、常同行動などが見られる。

看護的視点では、相手が言おうとしていることを考えながら、ヒントを出して会話を進めていく。

認知症の初期段階やまだ診断されていなくても中核症状や行動・心理症状がみられるのであれば、医療機関につなげることをおススメします。

認知症を支える資源では地域によって様々ですが、
・地域包括支援センター
・認知症地域支援推進員
・認知症初期集中支援チーム
・かかりつけ医、看護師、薬剤師
・認知症サポート医
・認知症疾患医療センター

など多職種、社会資源がたくさんあります。

ケアマネは訪問・書類と時間に追われながらも、利用者の一人一人の疾患に向き合いたいと思っているはずです。

だからこそ、家族の方や地域の方に認知症の特徴を把握しておくだけで
関わり方や寄り添い方が変わってくると思います!


さて、40歳になり、「急激に体力も気力も減ってくるよ~。」
と周りから言われていたのですが、私はGW中にランニングを続けていたせいか、体力がついてしまい、1日休んでは走り、休んでは走りを繰り返していました💦

1日3キロ、長くて8キロでした。エネルギーがどんどん湧いてきて、
身体を動かすことは健康にも精神的にも良いなと実感しました。

筋肉痛がずっと残っている感じですが、この疲労感がやめられない感じです。

自分の好きなことをする。興味あることをする。楽しいなと思うことをするだけでも認知症の予防になると言われているので、生きている限り続けていきたいな~と思っております^^

読んでいただきありがとうございます。


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