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何のために仕事をしていますか?

私は現在はサラリですが、仕事をすることは好きな方です。

自分が好きと感じて理想的な働き方をすると決めて、仕事を励んでいます。

現在はケアマネの仕事をしていますが、最近つくづく思うのは「つながり」この部分が私はたまらなく好きで、利用者に何かをしてあげている。というよりも、お互いだけではなく、さまざまな方が繋がっている感覚。

介護保険サービスや身体のことは聞きますが、それ以外に
最近の出来事や昔の話などすることで、お互いを知ることで、温かい空気に包まます。

この繋がりがとても大事になるのです。

利用者の方が落ち込んでいる時、悩んでいる時に、

介護保険サービス、教科書通りの答えを言っても、利用者はあまり受け入れることはできないことがあります。

しかし、他の利用者の事例などを伝えて、こんなに辛かったことがあったみたいだけど、だいぶ楽になったみたいですよ。と、伝えると、
「そうなの?じゃ私もできるかもしれない。頑張ってみようか。」
など、気持ちが前向きになることがあります。

私を通して、同じ病気で悩んでいる方、介護で悩んでいる方を
つながっていることで、当事者も気持ちが少し楽になるのです。

私はそもそも何のために働くのか?

という問いに、生活のため、お金のためでもありますが、
さまざまな方と出会い、コミュニケーションをとることで、他の誰かと
つなぐ。

見たこともないし、会ったことない利用者同士が私がお互いの話を伝えることで、元気・勇気をもらえるということを知りました。

その前提には、介護保険サービスを使って、自立に向けた生活をする。介護をしている家族を助ける。というのももちろんありますが

仕事をしているうちに、自分の働く意義というのが深くなっているようにも思えます。


精神科のヴィクトール・フランクルは
「人間は自分の人生を意味あることにしたい。」と意味への意志を持っていると言っています。

そして、自分の人生に意味がないと感じた時、精神的に病み始めるとも言っています。

このフランクルの有名な本である「夜と霧」ですが、著者がナチスの強制収容所での壮絶な記録を描いたものとなります。

私が昔行った、運を高めるセミナーで講師の方が、もし鬱になりそう、人生に諦めかけている、人生がつまらないのであれば、仕事を休んでまでこの本を読んで下さいと言われたくらい、強烈な本です。

「どんなに絶望的な状況であっても、必ず希望の光はある」

ということ言葉が本の中に書かれており、私も辛いなと感じた時は、この本をパラパラとめくるだけでも、こんなことしていられないと、何度か助けてもらったことがあります。

フランクルはニーチェの言葉を引用して、
「なぜ生きるかを知っているものは、ほとんどあらゆる如何に生きるか、に耐えるのだ」といいます。

自分が何のために生きているのか?自分の人生に意味を持てば大抵の辛い出来事には耐えられるというのです。

だからこそ、仕事についても何の意味があるのか?
しっかり自分で意味を見つけていきたいと思うのです。

まだはっきりとは、明確化できていないのですが、
やはり介護業界の経験は強みである。だからこそ、本業だけではなく、
もっと自分がしてみたいとことに、楽しい努力をしていきたいと思ったことです。


さて、昨日は夫の実家に行ってきました。車の渋滞で疲れぎみでしたが、義母も元気そうで良かったです。

今日もなんと天気が良い!これは朝からランニングでしょう~
またお出かけしたい気持ちが出てきています。。。

読んでいただきありがとうございます。


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