老後を軽やかにいきるためには?
ここ最近、私の利用者は自宅で住むことが難しく、
・サービス付高齢者住宅
・グループホーム
・有料老人ホーム
に入所しました。まだまだ予備軍はいまして、介護保険サービス内で補うこともできない方や
高額の自費になってまで自宅で住むのなら、施設に入居しようと考える方もいます。
その中で、最近、認知症が悪化し、大きな家に一人で住む不安はあったけど、家で過ごしたいという気持ちもありましたが、家族が遠方に住んでいて、すぐに駆けつけることもできないことから
サービス付き高齢者住宅に引っ越しをされた方がいました。
その方は、性格は穏やかなのですが、施設に来てすぐに
「ここはどこですか?」
「ここにもう一生住むだっけ?」
「部屋の番号は何番だっけ?」
と入居してそうそうに、数分前の記憶を忘れ、娘に何度も伝えていましたが、
娘もその度に「ここに住むの!」と伝え、「ここに住むんだね。。。」と本人は徐々に納得していく感じでした。
数日、経過し、私はその利用者の様子を見に訪問をすると、、、
「何とか生活は頑張っています。」と利用者から一言ありました。
何度も出来事を忘れてしまったとしても、その都度、スタッフに聞いたり、
娘に聞くことで、
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ここが自分の家
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という認識が出来ていました。
そう、この方は拒否をするのではなく、物事を少しずつ理解し
受け入れ、環境に柔軟になっていこうとしていたのです。
年をとるにつれて、
・もう今のままでいいんだ。
・このままがいい!
という思考は危険であり、もし自分が一人で生活できなくなったら、
施設に入居するかもしれない。
そのためには、ある程度お金を貯めなければいけない。
それでもどうしても自宅に住み続けていくのであれば、
病気にならない身体作り、認知機能が低下しないように、仕事をずっとし続ける意志を持つなど、対策はしながらも、
・どんな状態になっても受け入れる
・柔軟性は大事
このことは、今から意識することが大切だと思いました。
よく年をとると頑固になっていくと言いますが、とても厄介だと思います。
だって人に頼らなければ、生活ができないのに、
「私はこのやり方がいいんだ!」
「昔からこのスタイルなんだ!」
「そんなサービス受けなくても私は大丈夫!」
と言われてしまうと、家族は反論できても、ケアマネはそれ以上口は出せないですし
どうぞあなたの自由なので、好きにして下さい(^-^;
で、それ以上の提案などができなくなってしまいます。
実は、高齢の方だけはなく、私にも言えることで、
・頑なに自分の考えを押し付ける
・自分の意見を曲げない
ということをしていると、人はどんどん離れていくと思うし、夫婦仲も悪化していきます。
なので、
・どんな状態になっても受け入れる
・柔軟性は大事
そして、出来事をそのまま身をまかせてみる。
そんな感じで、過ごす方が生きやすいと思うのです。
さて、今日は直行で訪問なので、少しゆっくりできる~
あまり忙しくないし、のんびりしながら、仕事はしていこう~
読んでいただきありがとうございます。
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